10年勤めさせていただいた日本豆乳協会(and 日本豆乳公正取引協議会)を退職して10か月。昨4月18日同協会・協議会合同の総会後懇親会にお招きいただいた。相変わらず熱く使命感高い約30人ほどの協会&協議会会員諸氏の集いは、ほぼ一年ぶり。ここ10年ほどの日本の豆乳市場の成長伸長が相乗して、会員諸氏の顔々が輝いて見えた。
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2017(H29)年6月30日、ちょうど10年お世話になった日本豆乳協会(&日本豆乳公正取引協議会)を退職した。会員会社10社程度の日本で最も小さな団体の協会・協議会だが、自慢は社会的使命感の高さと会員諸氏お互いの協調性の良さだ。豆乳のおいしさや品質の向上技術力の共有や品質保証や成分等表示などと消費者安心のための注意表示の工夫など、みんなで研究&検討に熱を入れている。
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そんな会員諸氏の懇親会の席でのサプライズ。10年の協会&協議会の勤めに対し、熱いメッセージ付きの「感謝状」をいただいた。お世話になり通しの協会・協議会会長 重山俊彦氏と会員諸氏に、重ねて御礼と感謝を申し上げます。
この10年ほどで、市場を2倍ほどに成長拡大している日本の豆乳ですが、まだまだ牛乳(飲用牛乳)の十分の一。水分(60%)を別にするとカラダの20%ほどを構成しているタンパク質は、お肉や魚に加え飲み物としては、牛乳や豆乳で摂取しています。国民一人当たり年間、牛乳を約27ℓですが豆乳は約2.5ℓの現在、もっともっと植物性たんぱく質の豆乳を飲んでほしい。会員諸氏の願いがつづきます。
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ただいま年間生産量34万kℓ(協会会員社合計)と報告されている日本の豆乳市場ですが、会員以外企業の豆乳も含めると約40万kℓほどの規模だと思われる。日本の豆乳市場が50万kℓ(2020年)になる日や100万kℓ(2030年?)になる日が、近からんことを祈る。