既に書いた通り今日はピロリ菌治療のための内視鏡検査
すなわち胃カメラを飲む日だ。
実は胃カメラは今日が初体験である。
実はコンタクトレンズも今年になるまで入れたことはなかったのだが
網膜剥離をやった時に検査のためにコンタクトをはめ
コンタクト童貞を卒業した。
コンタクトレンズは接触面が
眼が凸でレンズが凹なのでこちらは童貞という言葉を使った。
思えば12年前、
試薬+呼気によるピロリ菌の検査で陽性反応が出た時
中野坂上にある医院の先生から
今は細い胃カメラが開発されウチではそれを使っていて
それほど苦しくないので年に1回ぐらいは検査に来るといい
と言われたのだが結局行かなかった。
ピロリ菌の除菌が胃潰瘍でなくても保険で出来るようになり
細い胃カメラがあるならそこに行こうと思ったのだが
病院名を忘れてしまいさがしてもそれらしき処は見つからなかった。
そして近くで胃腸科のある医院を探し
特定健診を受けた時に聞いてみたら
細いのを使っているということだった。
10年前ならともかく
今ならほとんどは細いのを使ってるのかもしれないが
他のことはよくわからない。
また、鼻から入れるのと口から入れる方法があるが私は口から入れてますと言われた。
事前にちょっとだけネットで調べたら
検索でほぼ1番上にヒットしたクリニックが
患者さんの負担を軽くするために
細い胃カメラで麻酔を使ってましたが
今回さらに細い胃カメラを使うことにしました。
鉛筆より細い胃カメラです。
と書いてあり鉛筆との比較写真も載っていた。
そこでは鼻から入れるようにしたそうだが
喉を通らないため気持ち悪さはないそうだ。
私が予約した医院は細いとはいっても
鉛筆より太いのかななどと思っていた。
そして今日、内視鏡のある部屋で待っている時
胃カメラはかなり細いことがわかった。
鉛筆は持ってきてないがシャープペンは持っていたので比べてみた。
シャープペンは太いところと細いところがある。
もう一本、こすって消せるボールペンを持っていたので
そっちで比べてみることにした。
こっちは均一な太さで鉛筆とほぼ同じ太さだ。
比べてみたら2/3ぐらいの太さというか細さだった。
初めてということで先生から説明を受けたながらの検査となった。
最初に胃の中の泡を消す消泡剤というのを飲む。
ほんの一口だがほんのりヨーグルトの味がした。
次に水で薄めた麻酔でうがいをする。
紙コップ1杯を1/3ずつ口に含み
ガラガラとうがいをしても吐き出さず4~5回うがいをするように言われた。
4回に分けて、5回ずつうがいをしたので結構時間がかかった。
そのあと喉に麻酔薬のスプレーをする。
間を開けて3回スプレーをしてもらいその麻酔は飲み込んだ。
そして準備の最後に胃の動きを抑えるための注射を方の近くの腕に打った。
準備が完了するとベッドに横向きに寝て枕に顔を付ける。
マウスピースを噛んでその穴から胃カメラを入れる。
喉を通る時ゴックンと飲むように言われたが
苦戦はしないがなかなか入らなかった。
何度かやっているうちにゴックンと入った。
ここが一番大変なところですと先生に言われた。
抜くときも感覚的には同じぐらいだったが。
太い胃カメラを飲んだ人から大変だったという話は何度か聞いたが
細いやつだと私の感覚では全く何でもない。
そのあと抗体検査のために採血があった。
採血は既に何十回とやっているが
今回のは今まで受けた中で一番痛かった。
ちなみにこの医院では健診を受けその時も採血をしてその時は普通だった。
医院の中では採血が一番の苦痛だったといってもいい。
医院の中でと書いたのは
雨の中片道15分以上をカッパを着て自転車をこいで往復したのだが
医院の中での検査より雨の中自転車をこいだ方が大変だった。
写真をみながら先生の説明を受けたが
胃の中はほとんど問題がなく
唯一1箇所だけ胃潰瘍の跡があった。
胃潰瘍の痕跡があれば
ルールが変わる前でも保険でピロリ菌治療が受けられたということになる。
ちなみにピロリ菌検査の方法はいくつかあるが
保険を適用するためには胃カメラを飲んで証拠写真を撮らなければならない。
結果が出るのは2~3日だが1週間後なら確実に出ていると先生に言われた。
胃潰瘍の跡がどうなるかわからないので
抗胃酸剤を処方された。
酒は飲んでも構わないということだった。