韓国の梨泰院でハロウィン圧死事故が起きて大変な騒ぎになってますが
事故が起きてから何故未然に防げなかったのかとか警備の責任などを追及する声が上がっていて
まあそれは、どこの国でも同じ事です。
ただ、それを言っている者の中で
事前に事件を予見できた者や公に警告を発していた者などはいないようです。
みな事が起きて初めて分かったというものばかりですね。
しいて言えば当日の夕方を過ぎてからテレビ中継でコメンテーターなどが「危ないですね～」などと言っていてようで
その時ではもう遅いです。
地元警察は危険性を上げていたようですが上位組織のソウル警察が事実上の却下をしていたようですが
評論家の類では１人もいません。
日本の場合は明石花火大会で２００１年に明石花火大会で圧死事故があったのでその教訓は生かしているようですが、
明石で起きた時は誰一人予見できていなかったようです。
ハロウィンは主催者無しですが明石花火大会は主催者はいたという点で責任の所在が異なりますが。
自国で起これば教訓となりますが外国では教訓とならない場合が多いです。
現実に日本でも３.１１の時には、その７年前のスマトラ島沖地震で２１万人の犠牲者を出した津波の教訓は全く生かされていなかったようです。
結局、犠牲者も含め誰一人として予見できなかったのですから
梨泰院も明石も自己責任ということです。
ここで明石花火大会について見てみます。
Wikipedia明石花火大会歩道橋事故 現時点の版より
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E6%98%8E%E7%9F%B3%E8%8A%B1%E7%81%AB%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E6%AD%A9%E9%81%93%E6%A9%8B%E4%BA%8B%E6%95%85&oldid=92214478
＞原因
＞会場の大蔵海岸と朝霧駅との間には国道2号が通っており、歩道橋以外の連絡がなかったことが大きな原因の一つであった。この歩道橋以外のアクセス経路としては、朝霧駅東側の踏切や西側の跨線橋があったが遠回りになり、山陽電気鉄道本線の大蔵谷駅や西舞子駅があるものの会場から遠いという難点があった。加えて暴走族との衝突が発生しても警備がしやすいという理由から、歩道橋から続く市道に180店の夜店を配置していた。
＞この結果、事故現場の歩道橋がボトルネックとなり、歩道橋上で駅から会場に向かう人の流れと会場から駅に向かう人の流れが衝突して滞留が発生した。主催者側も迂回手段についてのアナウンスを行わず、さらに当日は蒸し暑く、歩道橋が透明なプラスチックの側壁に覆われた構造のため蒸し風呂状態となり、心理的に焦りが発生したことも事故発生の要因の一つとなっている。
＞警備上の問題
＞さらにその計画書もコンサートなどのイベント用に設計されたものを流用しており、「世紀越えカウントダウン花火大会」の開催時（約5万5000人が参加）にも同様の滞留が起きて軽傷者が出ていた。約15万人から20万人の参加者が予想されていた本大会には、この問題点が生かされていなかった。
また兵庫県警察が暴走族対策を重視して夜店の配置を集中させ、暴走族対策の警備要員を292名配備していた一方で、雑踏警備対策には36名しか配備されず、雑踏対策が軽視されていた。
＞ニシカンは、事故直後の新聞に「茶髪の青年が無理に押したので群衆雪崩が発生した」「茶髪の青年たちが歩道橋の天井によじ登って騒ぎ不安を煽り立てた」と証言して責任逃れを図ろうとし、マスメディアの報道ではこの証言を元とした評論も見受けられた。ところが後日の調査によれば、実際はその茶髪の青年たちは歩道橋中央での惨事を通報するため、歩道橋のプラスチック壁を破壊して屋根に登り、歩道橋への群衆流入を阻止しようと惨事を皆に伝え、119番で救急車を要請していたことが判明した。事故当時、電話回線の輻輳により、携帯電話を用いた110番通報はつながらない状態であった。
＞刑事訴訟
＞刑事裁判では、兵庫県警察が計画策定と当日警備の両方の業務上過失致死傷容疑で、明石警察署・明石市・ニシカンの当時の担当者ら計12人を書類送検し、うち当日警備の5人を神戸地方検察庁が在宅起訴した。
＞2004年12月17日、神戸地方裁判所で兵庫県警察の警察官1名、ニシカン1名に禁錮2年6月の実刑、市職員3名に禁錮2年6月・執行猶予5年の有罪判決が言い渡された。全員が控訴したが、明石市の次長は翌2005年2月に控訴を取り下げている。
＞2007年4月6日、大阪高等裁判所は1審の判決を支持し、4被告人の控訴を棄却した。2010年5月31日、最高裁判所は上告していた2被告の判決を棄却し、神戸地裁の判断が確定判決となった。
確かにズサンなところはありますが、ズサンな警備計画を立てた上層部ではなく現場担当が有罪となるのはやってられないですね。
実際に人を死に追いやった加害者は、そこに殺到した人たちであり、助かった人だけでなく死亡した人も他人の死亡や怪我の加害者になっている可能性が高いです。
これで有罪判決が下るのなら、安倍晋三殺害事件でズサンな警備を行った奈良県警関係者やSPが起訴されないのはおかしいです。（明石が有罪なら本部長や長官の辞任だけではなく刑事責任が問われるべきです）
人命にかかわるような職務にはつかずに、責任はないから何人死のうが知ったことじゃないという立場にいるのが一番です。
ところで
事故現場すなわちハロウィン会場の跡はごみが散乱。日本の渋谷も同じですが。
私に言わせれば、こういう民度だから奴らには「天罰」が下ったのですねｗ
外国人の犠牲者も同じですｗ
事故後到着した救急車の前でシャボン玉を飛ばして楽しく踊る若者たち。
自撮りしていた人は助けられてハッピーエンドですが、斜め後ろの悲鳴を上げていた女性はどうなったのでしょうか。
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