かへる 東の国探訪記

何かと話題のぐんうま県在住の『かへる』の某国中心の旅行記&趣味のフィギュアスケートの話題など

レバーケーゼ

2015-10-15 21:37:15 | 旅行
店を出て、駅まで戻る途中に、スーパーSPARに寄る。
特に旅行先だと野菜を食べる量が少なくなるので、ここで調達しようと思う。
野菜のコーナーに行くと、野菜の他にサラダや総菜もある。
ニンジンのスティックサラダがあるので、買い物かごに入れる。

左側にあるのはマヨネーズベースのディップで、これをつけて食べる。
ニンジンはオレンジ黄色の2種類入っている。
黄色いニンジンは珍しい。

他に水2本(炭酸入りと炭酸抜き)と、果物を買う。
果物はパックに入っていて、品名は『Stachelbeere』と書いてある。
beere(べーレ)は英語で言えばberry(ベリー)にあたり、たぶんラズベリーやクランベリーの類いだろうと思う。

地下鉄駅の入り口近くには、ソーセージの屋台などがある。
夕飯が軽かったので、やはりここで腹が空いてきた。
レバーケーゼを買う。

レバーケーゼというのは、レバーペーストをハムのような形に固めたものである(としか説明できない)
ゼンメルに挟んである姿は、ハンバーガーのようである
食べてみると、ガイドブックに書いてあったとおり「魚肉ソーセージを焼いた」ような食感である

ホテルに戻って、ニンジンスティックを食べる。
オレンジも黄色も味はそれほど変わらない。
その後、翌日の着るものなどを準備してからシャワーを浴びる
ここのカラン(水道)はバスタブの中ほど、壁側に付いている。
シャワーヘッドは四角い形なのが面白い。

朝寝坊した上、昼間列車の中であんなに寝たのに、早く眠くなり、10時ごろ寝る


パラチンケン

2015-10-14 20:23:41 | 旅行
パラチンケン(Palatschinken)というのは、墺国風クレープである。
クレープというとデザートのイメージがあるが、
墺国では野菜やキノコやハムなどを挟んだり、ホワイトソースをかけたり、揚げたりと、
普通の食事にもなる
もちろん、果物やジャムや生クリームなどを挟んだデザートもある

シュヴェーデンプラッツ駅は、ドナウ川近くの駅である。
地上に上がって川を眺める
(水がきれいには見えないが、ドナウ川沿岸では生活排水や産業廃棄物を流すのは厳禁であると聞いた)


駅から南の道へ下り、路地をいくつか曲がると、目的地に着く。
パラチンケンプファンドル(Palatschinkenpfandl)というパラチンケンの専門店である。
本当は、前の年(2013年夏)に食べに来るつもりだったのだが、
ドナウ川下りの帰りで、足裏が痛くて歩き回りたくないため、行くのを断念したのだ

入ってすぐの所にキッチンがあり、調理しているところが見える。
右手にはボックス席らしきものがあるが、わたしは左手のキッチンに近いテーブルに座る。
ウェイトレスさんがメニューを持ってくる。
わたしの外見から明らかに外国人(おのぼりさん)とわかるので、英語メニューである。
夕食のつもりなので、食事系のメニューを見るが、まだ早い時間なのでそこまで空腹ではない。
ハムやホワイトソースや揚げ物は大好きだが、ここは軽めのものを頼もうと決める。
5分ほど考えて、アンズのパラチンケン(バニラソース添え)と、オレンジソーダを注文する。

店内は夕食にはまだ早い時間帯のためか、わたしの他には母娘2人連れがいるだけだ。
荷物から察するに、ケルントナー通りでのショッピングの帰りだろうと思われる。
すると、日本人女性の2人連れが入ってきた。
日本人だとわかったのは、日本語で会話をしているのと、日本のガイドブックを持っているからである。
ふと座っている後ろを見ると、メニューがたくさん置いてあるテーブルがある。
有名店だけあって、ドイツ語、英語だけでなく、色々な言語のメニューがある。
良く見ると日本語のメニューもあるではないか。
日本人客に渡されたのも、当然日本語メニューである。
なぜわたしには英語のメニューが来たのだろうか

アンズのパラチンケンができてくる

普通のクレープよりも生地がしっかりしていて、柔らかくて美味しい

この次にウィーンを訪れた時には、食事系のメニューも食べてみたいと思う


ようやくホテルに到着(ウィーン編)

2015-10-13 22:18:57 | 旅行
ホテルの入り口は、これまで墺国で泊まったホテルの中ではいちばん大きい。
中に入ると、ロビーはチェックインを待つor終えた団体客でごった返している。
しかし、それほど待たずにチェックインの順番が回ってくる。

わたしの部屋は2階(欧州式ではErste Stock=1階)である。
エレベーターは3基あるが、真ん中の1台は故障していて動かない。
後から来た宿泊客がわたしに「Kaputt?」と聞いてきたので、
「Ja, kaputt.」と答える。
ちなみにkaputtとはドイツ語で「壊れている、故障中だ」という意味である

エレベーターからかなりの距離を歩いて、部屋に着く。
あとで地図で確かめたら、このホテルは1ブロックまるまる建物で占めているので、
相当大きいホテルなのだ。
部屋はツインである。

ホテル外観はそれほど新しそうに見えなかったが、中はリノベーションがされていてきれいである
浴室は、バスタブがある。
シャワーカーテンでなく、透明アクリル板の折りたたみドアが付いている。


荷物を整理(翌日と翌々日に着る服を出したり、洗面用具を出したりする)して、しばし休憩する。
この日は移動日なのに、1ヶ所見学、それも結構歩いたので疲れている
当初の予定では、市街地に出て本屋で買い物をして、グーラシュを食べに行くことになっている
少し考えて、予定を変更することに決める。
翌日食べるつもりだったパラチンケンをこれから食べに行き、本屋とグーラシュは翌日に回すことにする。

そうと決めたら、外出することにする。
地下鉄や電停に近いホテルというのは、移動の際にとても楽である。
地下鉄4号線でカールスプラッツまで行き、3号線に乗り換える。
目的地は、シュヴェーデンプラッツ駅の近くにある。

ホテル探してぐーるぐる2014年編

2015-10-12 10:42:46 | 旅行
Pilgramgasse(ピルグラムガッセ)駅は、ウィーン川沿いにある細長い形の駅である。
駅から出ると、すぐに信号がある。
一緒に信号待ちをしている中に、トランクを持った女性の2人連れがいる。
たぶんこの方たちも旅行客で、わたしと同じホテルに泊まるのだと思い、その後ろについて行くことにする

信号が青に変わり、道を渡る。
渡った角にある建物には、水着姿の健康的な男女のポスターが貼ってある。
その他の看板などを見るに、これはスパだろうと思われる
墺国はお隣のハンガリーほど有名ではないが、温泉地がいくつかある国である。

スパを通り過ぎてそのまま南東方面へまっすぐ歩いて行くと、1分程で大きな通りにあたる。
すると、先を行く2人連れは、道を渡った目の前にある小さなビルに入っていくではないか。
そこは、アパートかペンションのようだ。
何のことはない、この2人は旅行から自宅に帰ってきただけだったのだ

どうしようかと思いつつも、とりあえず左に曲がる。
そのまま歩いて行くが、ホテルらしき建物は見当たらない。
普通のビルか建物か店舗が道沿いに並んでいる。
再び大きな通りに出る。
後になって地図で調べたら、ここが地下鉄駅名の由来であるピルグラムガッセ(ピルグラム通り)である。
そこを左折すると、通り沿いにスーパーBILLAやドラッグストアBIPAがある。
買い物をするのに良さそうである

少し歩くと、ピルグラムガッセ駅に着く。
細長い駅の、もう一つの出入り口である。
こちら側には近くにマクドナルドなどがある
駅の北側には広場があると思ったら、ウィーン川にかかるピルグラム橋だった。
橋を渡った側にホテルがあるのだろうかと思って、橋を渡る。
しかし、そこには普通の建物が立ち並んでいて、ホテルらしきものはない。

もう一度橋を渡って、最初に出てきた側の出口に戻ることにする。
川沿いの通りを歩いて行くと、大型バスが2台、こちらを向いて停まっている
バスの正面にある表示を見ると、どうやらカナダから来た団体客のようで、
子どもたちが降りているところである。
この近くにホテルがあると思い、足を速める。
もと来た地下鉄出口付近の角を曲がると、そこにホテル・アナナスの入り口がある
それは、30分ほど前に素通りした場所である

ウィーンに着いてぐーるぐる

2015-10-11 11:29:10 | 旅行
14時57分、終点のウィーン・マイドリンク駅に着く。
グラーツやクラーゲンフェルト方面からの列車は、ウィーン南駅という別の駅に着いていたのだが、
この時点(2014年夏)ではマイドリンク駅着になっている。
2014年冬には、新たにできるウィーン中央駅に着くことになる。

本当は、ここでウィーンカード(72時間乗車券+各種施設の割引券の機能あり)を買う予定だった
しかし、初めての駅で、どこに窓口があるかわからない。
人の波に従って歩いて行くと、駅構内を出て地下鉄乗り場に出てしまった
これから重い荷物を抱えて窓口を探す気にはならないので、近くにある券売機で72時間乗車券を買う

表示に従って地下鉄乗り場に向かうと、途中に人のいる窓口がある。
わたしの旅にはありがちだが、なんとも間の悪いことである

ウィーンの地下鉄は1~6のナンバーが付いているが、路線は5つである。
5号線だけがない(注:2015年現在、5号線も計画中or建設中)。
ホテルに向かうには6号線に乗り、途中で4号線に乗り換える。
マイドリンク駅は、地下鉄駅と直結しているが、名前がフィラデルフィアブリュッケ(フィラデルフィア橋?)と変わる。
墺国なのにフィラデルフィアという地名(それもPhiladelphiaと綴りまで一緒)なのはなぜだろうかと思う。
たぶん、米国の地名は欧州由来が多いから、そのあたりに理由がありそうだ。
関係ないが、私の好きな(元)選手がアメリカに行ったときに、降り立った空港がフィラデルフィア空港である。

ウィーン西駅方面の地下鉄に乗り、2つ目のレンゲンフェルトガッセで降りて乗り換える。
4号線は、前年にシェーンブルン宮殿に行くのに利用したことがある路線だ。
2つ目の駅で降りれば、そのすぐ近くに泊まるホテルがあるはずだ。

ところが、2つ目の駅名が自分の想定している駅とは違う
「あれ、おかしいな」と思いながらも降りる。
凝った書体で書かれた駅名表示を見ると、シェーンブルンと読める。
そう、前年訪れたシェーンブルン宮殿の最寄り駅である
つまり、乗るべき列車を間違えてしまったのである(これも毎度おなじみ)
「なーにやってんだ」と思いつつ、向かい側のホームに移動して列車を待つ

今度は正しい列車に乗り、4つ目のピルグラムガッセで降りる。
降りたところから近いエスカレーターに乗り、地上に出る。
ホテルはこの近くにあるはずだ