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ハンドルネーム :Kaigowearと申します。

朝日新聞 ”声” の欄を読んで・・・

2020-06-19 13:49:13 | 日記

毎日、新聞に目を通す

そんな生活を送っている訳では、全くない私ですが・・・

今日、朝日新聞の 『声』の欄に、こんな投稿がありました。

私も、アパレル業界にいたので、興味深く読みました。

3月から5月 は、( 普通、アパレル業界では、この時期に、秋冬物の展示会があります。

連休どころではなく、1年間の売り上げの半分の受注を二回の展示会で、

とらなければいけないのです。)

今年はコロナで全く動きがとれない時期でしたから・・・

業界の人達、大変だろうな~~

一体、どうなるのかしら

服なんて必要無くなる時代がくるのだろうか

今や、外野の私ですが、とても気になっています。

私が子どもの頃から夢みて、大人になってから、45年間過ごした世界だから・・・

この写真のように、太陽がさすのかしら

 

投稿された、島岡 裕子さんは、

4月の緊急事態宣言のため、2か月間休業を余儀なくされ、5月末に支払を

済ませた後、数百円しか残らなかったと、あります。

”廃業”のことも、頭をよぎったと・・・

すると、お友達から、お手紙と、数十枚の新札が送られたと、ありました。

そして、

「あなたの服が好き。だから、つぶさないで」と

それから、

 はっきりしました。

 人生、もうひと頑張りです。

 支えてくれた友人に恩返しするためにも・・・

と、投稿されたのです。

 

幸いにも、私は経営者ではなく雇われていた身なので、

こんな苦境は経験ありませんが、仕事の重圧で通院したことも

あります。

でも、何人かの「あなたの服が好き」と言ってくださった方々に

めぐりあい、応援して頂きました。

 

しかし、この私。

その暖かい眼差しに、答えてことなく、リタイアしたと思います。

今更、恩返ししたくても、出来ないのです

 

感謝の気持ちは、ご本人に直接お伝え出来なくても、

誰か違う人にでも、伝えれば、届く・・・と、いいますが、

それで、いいのかな~~と、思ったり

”ゆく川の流れは絶えずしてしかも、もとの水にあらず”

と、昔のひとも言っています

今更、仕方ないですね・・・

せめて、

これからは私が、暖かい目で、回りを見れるようになりたい

しみじみと思いました

そして、島崎 裕子さんには、心からエールを送りたい

なんだかんだと、反省することの多い私です

後半の人生は、そんな人生にしたい

それが、せめてもの ”恩返し” と、つくづく感じました