素直なきもちで・・・ありがとう!

思うまま、日々感じたこと、写真の画像加工をupしています。
ハンドルネーム :Kaigowearと申します。

何が、きっかけになるのか・・・

2023-09-03 12:19:44 | 日記

9月に入りましたね・・・

この間の 今年最大の【スーパームーン】あいにくの曇り空で

見る事が出来ませんでした・・・山口では

     

     ※ ウェディングホールのディスプレー ピンクの濃淡で、リフレクション風に加工しました。

前回の、¨サンドバック代用¨ の日々に続きます ― ― ― ― ―

 

 ― アトリエ勤務になると、デスクがあって、そこでデザインの仕事が出来る ― 

 

そんな事は、全くなくて

とりあえず、タイムカードは定時前に押して、掃除は終えるのですが、

その日の仕事は、チーフデザイナーと、事務責任者の指示を

控室 (モデルが着替えをする場所のような所) で待ちます。

    ◆ ある日は、先生の側にいて、指示された生地を運ぶ・・・数メータ巻なので重くて 

    ◆ ある日は、デパートのプレタポルテコーナーの応援

    ◆ ある日は、オーダーメード室のお手伝い・・・切じつけがほとんどでした。

    ◆ ある日は、収録のためにテレビ局に向かう先生の荷物持ち (これは、楽しかった)

    ◆ ある日は、ショーの手順の張り紙作り

        ショーの時モデルが着て登場する服、アクセサリー、バック、クツ etcを

        モデル別に一番おおきな紙に表にします。

        登場順に記入するから、何かの都合で、登場順変更になると、初めからやり直し

        パソコンのない時代だから、すべて手書きでね

デザイナーの仕事は、丁稚奉公のようなもので、

教えてくれることもなければ、きちんとした指示もないのです・・・

自分で、仕事を見つけることができないと、いつも叱られるし

      あと・・・

クリスマスパーティーの時は正装をと言われるのに、そんなお金の余裕もなく、

作る時間もないし・・・ 

それでも、自分でミモレ丈のワンピースを作りました。

参加した方々は

先生の服を着た、政界の奥さま、有名な芸能人・・・

私のミモレ丈のワンピースにターバン姿は (雑誌annannの表紙をまねたつもり・・・)

完全に浮いていた❓❔❓

     

      ※ 萩焼のコーナーの展示でした・・・

       壺は萩焼だけれども、壁のパーツもそうなのでしょうか❓

その日の仕事終了時間は、先生の仕事が終了するまで・・・

先生の、仕事モードにスィッチが入るのは

午後のおやつ時間後  

   だから、終了時間はいつも十時前後でした・・・

   夕方になると

お腹はすくけれども、我慢の子です。

出前をとったり、駅までの途中で食事する人もいたけれども、

そんな余裕もなくて・・・

     

       

      ※ オシャレな雰囲気のレストランとか喫茶店も

        その頃は東京と言えど、少なかった・・・

        先輩に連れて行ってもらった、赤坂の“ニコラス”や、“ザクロ”etc

        始めて食べた、ピザには、ビックリ

        「世の中には、こんなに美味しいものがあるんだ!!」

        「和食でも、何だか始めて食べたし、盛り付けがなんてステキ!!」

 

そんなある日のこと・・・先生のご機嫌が良かったのでしょうか❓

「君は、不思議なだね~~  僕があんなにひどいことを言っても、いつもニコニコしてるね

 

   ほめられたのか❓

   ばかにされたのか❔

ひどいことば・・・

そうです! 今では、差別用語みたいなことばを、よく言われた気がします。

     

 

でも、そんなことは全く気にもならなかった私

     そんなことより、もっと気になっていた事がありました

 

それは・・・

   ― ― プレタポルテコーナーでも、切じつけをしていても、舶来素材がほとんど  ― ―

   従って、値段が高い

  私の回りには買える人はいません

 

   私が、休日には良く行っていた、渋谷西武の “タイムカプセルコーナー”とか、

(新進デザイナーの商品が置いてあり、高田賢三さん、コシノジュンコさん、三宅一生さんなど、後に有名になった方々)

   新宿の “鈴屋” とか “タカノ” とは、違う服ばかり・・・

もっと、自分の生活の中にある服を作りたい

 

それに、食費を削っても買っていた、流行の私の服を先生は

「おぅいいね~~ 若い人はこういうの着てるんだね」と褒めてくれる。

 〇〇先生は、頑固でも、認めることはちゃんとお認めになる方でした。

 

買えない時は、夜な夜な型紙をおこし、ミシンを踏んで服を縫って着ていると、

知らない人から声をかけられる・・・

「ステキな服ですね どこで買われたのですか ❓」

田舎者の私の感覚も、もしかしたら活かせる場所があるかもしれない・・・

      

    

 ― ―自分の生活の中にある服 ― ―

それを作りたいな~~

毎日、雑用に追われて、家に帰ってデザイン画を描いている日々を

何とかしないと・・・

たまたま、デパートのプレタポルテコーナーに立っていたら、

以前 〇工房 〇〇 〇アトリエ にいたという先輩が様子を見に来られたのです。

 

いろいろアドバイスを頂きました。

 

それと、その頃、妹が東京の大学に入学するのに

入学金を納めに、その大学に私が持っていくから遅刻させて欲しいと

事務担当者に申し出たら、

「私用で、遅刻はなりません 」と、言われました。

山口から、入学金を納めに、家族をこさせるのでしょうかね❔❓

   さすがに、

 こころが、〇工房 〇〇 〇アトリエ から離れたきっかけです

 

 

     ※ 以前と同じ最近の私の写真

      加工を変えて・・・