前回のブログで 【 度を越した心配性】と、書いてしまったのですが・・・
※背景色がグレーで、パステルカラーの光が射している名前も知らない植物です・・・
臨床心理士の先生のカウンセリング、によると
「一概に人間は、多様性を持っているので、あなたの、性格はこうです!
とは、言えませんが、あなたは白 黒ハッキリしている人ですね・・・」
要するに、迷う部分がないらしいです。
グレーゾーンがないみたい・・・
そう言えば・・・
中学生の頃から、将来の方向は迷うことなく
デザイナーになる と、決心してからは、まっしぐら
※ 多分高校生の頃 この頃は、まっしぐらだった・・・
高校入学後は、
デザインの勉強をするだけと考えて、花嫁修業のお姉さん方が仕事帰りに行く
洋裁教室に通い、学校の授業中は、睡眠時間に充てていたみたい。
入学時には、8番の成績が、高校卒業時には400番以下・・・
でも、家計をやりくりして、母は教室に通わせてくれて、夜道は危ないのでバス停まで
迎えにきてくれた。
※ このスカートはその教室で縫った作品
ストライプ柄の生地を使い、裾は切り替えてボーダー柄で使用して、
ポケット口に金ボタンを飾ったデザイン
この、お勝手で履くサンダルが、笑える・・・
そして、高校卒業後は、東京へ
田舎から、東京へ出て行った私のカルチャーショック
田舎では、オシャレだったのに、
東京の私はダサイ
それでも、新宿にある〈文化女子大学・短大部 服装科〉に通学した。
入学時は、代々木初台にある寮生活だった。
この、寮生活が・・・・
短大という所は、当時は花嫁修業の場であって、
4人部屋の仲間たちも、その気持ちでいたから、
毎晩、お茶を飲みながら、しかも他の部屋からも
そんな意識の人たちが集って、ワイワイ、ペチャクチャ
ひとり,自分の部屋に入ろうものなら、
「どうしたの❓こっちにいらっしゃいよ」と、声をかけられる。
田舎者の私は、
「勉強があるから、気にしないで・・・」の一言が言えない
※ ブログの内容とは関係ないのですが、最近の画像加工
そんな状態が、2か月位続いたころ
親に負担をかけて、東京で勉強させてもらっているのに・・・
これでは、ダメだ!!!
勉強出来るにはどうしたら❓❔
※ ひとり顏出した紫陽花 ちょっと、淋しげ、悲しげ・・・
相談出来る友達もいなくて、ひとり出した結論
どこか、下宿出来る場所を探そう・・・
当時 (昭和42.43年?頃) は、住まいの二階を学生に貸すとか
そんな家もあった時代。
それでも、不動産屋さんを介したほうが、確かだった。
でも、不動産屋さんの手数料がかかる・・・
なんとか、寮費と同じ位の生活費ですむ、下宿を探そう・・・
今思い出しても、悲しくなるけれども・・・
新宿にある学校まで、交通費がそんなにかからなくて
田舎から出たばかりの私、交通状況も良く分からないので
バス利用が適しているエリア
最終的には、中野の弥生町に絞り込んだ。
※友人の家の玄関先・・・ド レ ミ ファ ソラシドのような、ビンの置物
中野弥生町の住宅街を、アパート、下宿をしてそうな家々を
何件位、歩きながら玄関先を訪ねたのだろう・・・
数日の数件目で、
相手になって頂いたお宅があった・・・
まだ、10代の田舎娘が
「お部屋を貸していただけませんか❓❔」の話をまともに
答えてくれる人なんて、いるはずもないのに・・・
きちんと応対してくださった方がいた。
※突然やってきて、「お部屋開いていませんか?」そんな、びっくりする質問に
はっきり応対する人がいるはずもないのに・・・
※ 上の写真を、 はっきりとしてみました・・・
「あなた、何を言っているの? 若い女の子が・・・
変な人につかまって、どこかに連れて行かれたら、どうするの❓ やめなさい!!」
多分経緯を話したと思う。
そしたら、
「あなたの気持ち、良く分かりました。
勉強したいから、寮をでたいこと。親に負担をかけたくないから、
自分の足で下宿を探していること・・・」
※ 光が射しているミモザ
そして、家族で使おうとしていたという一階
(二階を貸し部屋にして、一階は家族で使われていた) の一部屋
北向きの四畳半だけれども、良いですよ・・・と、承諾を得た
確か、当時でいくら❓ ❓だったか・・・
それでも、仕送りと奨学金ではギリギリ
文化は、授業で洋服を作るのから、材料費が結構かかるのです。
本当に、今考えると、ぞっとする
悪い人だったら、今、こうして生きてないかもしれませんね・・・
まだ、平和な昭和40年代だったのか、
私は運が良かったのか・・・
※ 目にするいろんな物は、スタイリッシュになってきましたが・・・
21世紀に入ってからは、
こころまで大切なものを
そり取ってきて、自分のことしか考えないシンプル脳になってしまった・・・
そんな気がします。
※ シンプルな飾りだな・・・光の反射が美しい
この時から、デザイナーに邁進する私の青春時代が始まりました。
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