今年の夏も異常な暑さですね・・・
この数年の異常気象は、悪い方向に加速していますね・・・
『線状降水帯』『地球温暖化』『環境破壊』etc.
そんな言葉がなかった❓
あったのかもしれませんが、
耳にしなかった頃の、
デザイナーに邁進する私の青春時代が、続きます
退屈かも・・・
でも、サラッと読んで頂けたら、嬉しいです
※ コーヒーショップで、コーヒーでも・・・(イメージですが )
親切な、大家さんに出会い、
中野区弥生町のある一室で、新しい生活が始まりました
木造二階建て
一階が大家さん家族(おばさん・息子二人・娘一人)
そこに私が一部屋間借りしました。
台所、トイレ(まだ・・・水洗ではなくて・・・)は大家さんと共同
台所に急きょ、ガスコンロを用意してもらいました。
当時は、遠慮がちな、田舎娘
台所でお料理など出来ず、誰もいない時お湯を沸かすくらいでした・・・
たまに、インスタントラーメンを作ったかな・・・
食事は、近くの商店街で
キャベツとか、ひと山いくらのリンゴとか、後は食パン
とインスタントラーメン
『キャベツばかりかじってた・・・』の歌のような食事
冷蔵庫がないので、キャベツは新聞紙にくるんで
※ 当時のキャベツは、長持ちしたような??冷蔵庫に入れなくても、
数日(3~4日)は、使えたような記憶
最初の新しい時は、キャベツの千切り
次は、(台所が、あいてる時間を見計らって) キャベツ炒め
ベーコンとか、お肉は入れずに、ウースターソースの味付けでね・・・
そして、しなしなになると、インスタントラーメンに入れてね、卵があれば入れて・・・
※こんな感じ・・・ネギの変わりにキャベツ盛りだくさんで、卵を落として・・
食器類もなかったから、小さなお鍋で作り、茶碗に入れて食べてた
当時の私の生活を、天井から見ていた人がいたら・・・
Anne biriba-buru
男子学生と変わらない生活だ!!
それでも、
デザインに関する授業はきちんと出席したな~~
ただ、コツコツと勉強するタイプではなく、
被服授業の部分縫いは、面倒くさいので適当
コートの制作の時は、授業を受けないで、教科書のを見ながら、
2日間だったかな❓ 徹夜して完成させた・・・(笑)
コートの生地は、渋谷の “マルナン”だったか、”東亜”だったか・・・
シャネルツィードで、こんなツィードで・・・
※ 今でも、こういう配色のシャネルツィードはあるのですね・・・
記憶の中では、ほぼ近いツィード
授業では、てまひまかけて数週間で仕上げてたみたいなのに、
私は完成していたので、
その間は、新宿の街歩きしたり、編物を机の下でしたり・・・
◆◆◆
従兄弟がデザイナーを目指すのなら、東京で勉強するべきだ!
と、勧めてくれて上京したのです・・・
(田舎の親は、経済的にも、女の子だという意味でも反対していました。)
彼は、広告会社に入社していたばかりでした。
彼曰く・・・
学校の勉強も大切だけれども、
自分の目で街の雰囲気、空気を感じ取る事が
東京生活の意味がある
※ いつも東京の商圏を歩き回っていた頃・・・渋谷西部のタイムカプセル
新宿の“鈴屋” “タカノ” 欲しい服ばかり・・・
お金はないから、自分で縫ってた。
この言葉は、リタイアするまでこころから離れなかったし
実行していましたね・・・
今日は、新宿・渋谷・・・明日は、銀座
いろんな洋服を見て回っていました・・・
◆◆◆
※ 小さな可憐な花・・・可愛い可憐な花が好きです。
※ プランターのイメージで、お花の雰囲気も違いますね・・・
今は、そんな生活・・・「大変だね~~」と思うかもしれませんが
当時は、そんなことは、全くなかったかも・・・
デザイナーになること 、 こういう服を、着たいな
それで毎日が過ごせていた10代後半でした。
かぐや姫の【神田川】の詞に共通するところがありますね・・・
キャベツばかりかじっていたことは。
そして、
何も怖くなかった・・・❓
私は明日に希望しかもってなかったから、怖くなかった・・・
そこが違います。
3畳一間ではなくて、日当たりの悪い四畳半の違うか・・・(笑)
次回は、下宿生活で困ったことなど、続きを書きたいと思っています・・・
ここまで、読んで頂きありがとうございます。
今回最後の写真・・・今の私です。
さすが、ファッションを志すだけあって
感性を磨いていらしたのですね。
私も新宿 ”鈴屋”、”タカノ”にピアノのレッスンの帰りに行っていましたよ。
色んな意味であの頃の日本は活気がありましたね✨✨
こんにちわ!
見て頂き、コメント頂き有難うございます
この間のmammaさまの新宿伊勢丹、三丁目付近、なつかしく拝見しました。
伊勢丹は健在だけれども、”鈴屋” ”タカノ” は、無くなってしまって、時代の移り変わりを感じますね・・・
やはり、
はなのいろは うつりにけりな なのでしょうか??
タイムマシンがあるのなら、あの活気のあった、あの時代にもどりたいと思うこの頃です。
でもね・・・未来にはあんまり行きたくないのですが・・・(>_<)