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ハンドルネーム :Kaigowearと申します。

売れてなんぼ の世界

2023-09-12 11:46:46 | 日記

何か・が、きっかけになり、新しい道が始まる・・・

       

       ※ 新山口駅近の地下道の出口

          地下道を上がり出口をでると、左右に”ウエディングホール”と、“ホテル”があります。

          後に新幹線の線路が見えます。

          右に行くか❓ 左に行くか❔ 

    こういうのを、【ターニングポイント】というのですね

 

私は、その時は、〇工房 〇〇 〇アトリエ を、退社することを選択しました。

   そして、

当時は、オーダーメードが普通で、いっぽう 朝陽の勢いだった、既製服産業  がありました。

  私は、『既製服』の道をえらんだのですが、

  選んでも、雇ってくれる会社がなくては

 

その頃は、ファッションデザイナーを目指す人は、パリへ   

 

既製服企業の有名メーカーは、パリを目指して、退社したデザイナーを見送り

改に、企業デザイナーを探していた頃だったと思います。

 

      

         

        ※ 新山口駅の地下道を出た場所 ウエディングホールのチャペル

          ここの風景が好きで、よく写真を撮りにいきます。

          上の写真・・・ミニトルソーがすてき!

私は、先輩のつてを辿って、(今は、無くなってしまいましたが・・・) 当時では

わりと有名だった『既製服』の会社・(株)34へ入社出来ました

デザイン画も上手ではないし、立体裁断なんて見たこともないのに・・・

       

        ※ こういうヌードボディに 、シーチングという、布をのせて立体裁断して

           デザイン画の形をパターン化します。

           短大の被服科ではもちろん、〇工房 〇〇 〇アトリエでも見たことなかった

       

    ※ これは、最近の私の作品です。テーラードジャケットのドレーピングです。

      形が決まったら、布を外して、平面パターンにします。

      ちなみに、出来上がった作品は・・・

           

 

そんな、私を採用してくれた (株)34の、М・М課のMDのTさん・・・

同郷のよしみで、採用してくださったとか

本当に   縁は異なもの味なもの ですね・・・

Tさんと、私が同郷でなかったら、違った人生だったかも

                 

      ※ 何に焦点が当たっているのか❔  でも、それなりにまとまっているような❓❔

      誰が主役でもない・・・そんな構図が好きです。

   ところが・・・

〇工房 〇〇 〇アトリエ を退社して、(株)34М・М課に採用されるまでの

一年間あまりの間、自分を見つめ直す出会いがありました・・・

  〇工房 〇〇 〇アトリエ を辞めたはいいけれども、

生活していかなくてはなりません

そのために、老舗のファッションブティックの、バイヤーだった人が立ち上げた会社に行きました。

       

      ※ 同じウエディングホールを撮ったのですが、

        主役のガス灯は同じ位置にいますが、回りの風景で主役が変わって見える・・・

        写真の切り取りで変化して見える・・・

        人間社会みたいです!!

       

老舗のファッションブティックの、バイヤーの中では、優秀な人材だったのでしょう・・・

大きな会社が投資して、アパレル会社を立ち上げた程の人物だから・・・

    でも、

バイヤーとしてはよくても、社長としては❓❔の人でした。

 

      そんなある日

❓❔の社長が、本社ビルに私と、他のデザイナー2名を連れて挨拶に行きました。

 

 そこには、本社の社長と、占い師を兼ねているというデザイナーがいました。

 占い師を兼ねているというのは、

 そのデザイナーのデザイン作業ぶりが

 まるで、占い師の様だし、必ずヒット(売れる)というところから、

 きているみたいでした。

 既製服のデザイナーは、売れてなんぼの世界です。

 売れなくては、評価されないし、そのうち契約破棄されます・・・

     

       

彼は、私を含んだ三人のデザイナーを紹介しました。

 (私が一番年下で、そのうちの一人はかなりのキャリアの持ち主でした・・・

 だから、その方はひるむことなく本社の社長とも、

 顧問のデザイナーとも会話されていました。)

 

❓❔の社長・・・おとなしい私をかばってくれたのか・・

「まだ若いから、あまりしゃべらないけれども・・・おとなしくていい娘ですよ

       ※一つの写真を、イメージを変化させるために・・・

         色彩を変えてみました。

       

        ※優しいイメージが色彩を変えると、冷たくなったり、少し怖くなります・・・

       

 

すると、

本社顧問のデザイナー:「何を言ってるの  この娘が一番手に負えないんだよ

         (ひとを見る目がないんだね~~とは言わなかったけれども・・・)」

     

❓❔の社長 :「そうですか~❔どこがですか❔」   

 

本社顧問のデザイナー:「人をみて判断できないのはダメだね・・・

            私なんか、生地をみて生地と会話するんだよ」

❓❔の社長 : 「なんてするのですか

本社顧問のデザイナー :「生地に向かってね・・・あなたはどうしたら嬉しい❔」

   すると、生地が答えてくれるらしいです・・・こうして欲しいと

   生地の言う事をちゃんと聞いてあげると、売れる服が出来るらしいです。

       「この娘は生地と同じでね・・・きちんと聞いて理解させる人のことは聞くけれども、

        ほかの理解できない人には絶対いう事をきかない頑固者だよ

        あんたも社長業をするのなら、そのくらいのことはね・・・」

      ※ 何故か・・・3に縁のある私 私のk川3本川・・・

      

 

さすが・・・占い師も出来る顧問デザイナー

一目私を見て、性格を当てられた

   でも、その方 (占い師も出来る顧問デザイナー) と出会ってから、

   素材を見ながら、会話しながら服のデザインする私が誕生しました

そして、良い人かもしれないけれども、❓❔の社長の会社を去って

   (株)34М・М課の面接を受けて、同郷のよしみで

   採用されたのです。

 

この会社で、デザイナーとしての知識を学ぶことが出来ました。

短大の被服科や、〇工房 〇〇 〇アトリエ で得た知識とは全く別世界の服作り

とまどいの、『既製服』の会社での仕事が始まりました。

       ※ 主人が、運転を止めれれる様になり、最近はもっぱら“バス”利用

          地方は、バスの走っている本数が少なくて・・・

          でも、一時間に一本でもありがたいです

          乗客数も少ないのに・・・・

          よく、廃車路線のことが報道されているのは納得できます。

          もちろん、利用者としてはあって欲しいけれども、人件費とかガソリン代、

          メンテナンス料金、保険料どこから捻出しているのだろう❓

          と、考えながら、乗っています。

          山口県庁前のバス停

          日中でも、ベンチに腰掛けて待っている人は、ほとんどいません・・・

       



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