何か・が、きっかけになり、新しい道が始まる・・・
※ 新山口駅近の地下道の出口
地下道を上がり出口をでると、左右に”ウエディングホール”と、“ホテル”があります。
後に新幹線の線路が見えます。
右に行くか❓ 左に行くか❔
こういうのを、【ターニングポイント】というのですね
私は、その時は、〇工房 〇〇 〇アトリエ を、退社することを選択しました。
そして、
当時は、オーダーメードが普通で、いっぽう 朝陽の勢いだった、既製服産業
がありました。
私は、『既製服』の道をえらんだのですが、
選んでも、雇ってくれる会社がなくては
その頃は、ファッションデザイナーを目指す人は、パリへ
既製服企業の有名メーカーは、パリを目指して、退社したデザイナーを見送り
改に、企業デザイナーを探していた頃だったと思います。
※ 新山口駅の地下道を出た場所 ウエディングホールのチャペル
ここの風景が好きで、よく写真を撮りにいきます。
上の写真・・・ミニトルソーがすてき!
私は、先輩のつてを辿って、(今は、無くなってしまいましたが・・・) 当時では
わりと有名だった『既製服』の会社・(株)34へ入社出来ました
デザイン画も上手ではないし、立体裁断なんて見たこともないのに・・・
※ こういうヌードボディに 、シーチングという、布をのせて立体裁断して
デザイン画の形をパターン化します。
短大の被服科ではもちろん、〇工房 〇〇 〇アトリエでも見たことなかった
※ これは、最近の私の作品です。テーラードジャケットのドレーピングです。
形が決まったら、布を外して、平面パターンにします。
ちなみに、出来上がった作品は・・・
そんな、私を採用してくれた (株)34の、М・М課のMDのTさん・・・
同郷のよしみで、採用してくださったとか
本当に 縁は異なもの味なもの ですね・・・
Tさんと、私が同郷でなかったら、違った人生だったかも
※ 何に焦点が当たっているのか❔ でも、それなりにまとまっているような❓❔
誰が主役でもない・・・そんな構図が好きです。
ところが・・・
〇工房 〇〇 〇アトリエ を退社して、(株)34のМ・М課に採用されるまでの
一年間あまりの間、自分を見つめ直す出会いがありました・・・
〇工房 〇〇 〇アトリエ を辞めたはいいけれども、
生活していかなくてはなりません
そのために、老舗のファッションブティックの、バイヤーだった人が立ち上げた会社に行きました。
※ 同じウエディングホールを撮ったのですが、
主役のガス灯は同じ位置にいますが、回りの風景で主役が変わって見える・・・
写真の切り取りで変化して見える・・・
人間社会みたいです!!
老舗のファッションブティックの、バイヤーの中では、優秀な人材だったのでしょう・・・
大きな会社が投資して、アパレル会社を立ち上げた程の人物だから・・・
でも、
バイヤーとしてはよくても、社長としては❓❔の人でした。
そんなある日
❓❔の社長が、本社ビルに私と、他のデザイナー2名を連れて挨拶に行きました。
そこには、本社の社長と、占い師を兼ねているというデザイナーがいました。
占い師を兼ねているというのは、
そのデザイナーのデザイン作業ぶりが
まるで、占い師の様だし、必ずヒット(売れる)というところから、
きているみたいでした。
既製服のデザイナーは、売れてなんぼの世界です。
売れなくては、評価されないし、そのうち契約破棄されます・・・
彼は、私を含んだ三人のデザイナーを紹介しました。
(私が一番年下で、そのうちの一人はかなりのキャリアの持ち主でした・・・
だから、その方はひるむことなく本社の社長とも、
顧問のデザイナーとも会話されていました。)
❓❔の社長・・・おとなしい私をかばってくれたのか・・
「まだ若いから、あまりしゃべらないけれども・・・おとなしくていい娘ですよ」
※一つの写真を、イメージを変化させるために・・・
色彩を変えてみました。
※優しいイメージが色彩を変えると、冷たくなったり、少し怖くなります・・・
すると、
本社顧問のデザイナー:「何を言ってるの この娘が一番手に負えないんだよ
(ひとを見る目がないんだね~~とは言わなかったけれども・・・)」
❓❔の社長 :「そうですか~❔どこがですか❔」
本社顧問のデザイナー:「人をみて判断できないのはダメだね・・・
私なんか、生地をみて生地と会話するんだよ」
❓❔の社長 : 「なんてするのですか」
本社顧問のデザイナー :「生地に向かってね・・・あなたはどうしたら嬉しい❔」
すると、生地が答えてくれるらしいです・・・こうして欲しいと
生地の言う事をちゃんと聞いてあげると、売れる服が出来るらしいです。
「この娘は生地と同じでね・・・きちんと聞いて理解させる人のことは聞くけれども、
ほかの理解できない人には絶対いう事をきかない頑固者だよ
あんたも社長業をするのなら、そのくらいのことはね・・・」
※ 何故か・・・3に縁のある私 私のk川3本川・・・
さすが・・・占い師も出来る顧問デザイナー
一目私を見て、性格を当てられた
でも、その方 (占い師も出来る顧問デザイナー) と出会ってから、
素材を見ながら、会話しながら服のデザインする私が誕生しました
そして、良い人かもしれないけれども、❓❔の社長の会社を去って
(株)34のМ・М課の面接を受けて、同郷のよしみで
採用されたのです。
この会社で、デザイナーとしての知識を学ぶことが出来ました。
短大の被服科や、〇工房 〇〇 〇アトリエ で得た知識とは全く別世界の服作り
とまどいの、『既製服』の会社での仕事が始まりました。
※ 主人が、運転を止めれれる様になり、最近はもっぱら“バス”利用
地方は、バスの走っている本数が少なくて・・・
でも、一時間に一本でもありがたいです
乗客数も少ないのに・・・・
よく、廃車路線のことが報道されているのは納得できます。
もちろん、利用者としてはあって欲しいけれども、人件費とかガソリン代、
メンテナンス料金、保険料どこから捻出しているのだろう❓
と、考えながら、乗っています。
山口県庁前のバス停
日中でも、ベンチに腰掛けて待っている人は、ほとんどいません・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます