隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

終戦の日に~ちまちまと下世話なことを

2014年08月16日 00時49分57秒 | 日記

2014.8.15(金)


 毎年この期間は静かな東京で仕事に追われていることが多く、今年も例外なくそんな毎日。
 昨夜はこの夏になって初めて?、窓から入る風が冷たくて、なんの助けもなく朝まで寝てしまった。
 暑さはどこに?
 今日は気温は上がったようだけど、風がどこか次の季節を思わせて・・・ちょっと寂しい気持ちを味わっている。
 まだ「夏」を楽しむ前に。

 

 台風の影響で荒れた日。
 雲がものすごいスピードで流れていた。
 そして、今日。

 

 空の色が目に痛い。
 陽射しをいっぱい体に浴びて、生き返りたい・・・。
 
 終戦の日。
 キナ臭い世の中・・・と誰かが言っていたけれど、物騒なことは誰も望んじゃいないぞ、と思う。
 (追悼の言葉をコピペで作ったことがばれちゃうなんて、今どきの人なんだな、とチクリ)
 

 そして母の誕生日。
 気持ちだけは若い人。
 「年寄り扱いされた」と、この前イラついていた。一週間に一回来てくれるヘルパーさんへの軽い不満。
 心配して言ってくれたことを悪く受け取るようなことは今までなかったのにね。
 私はいっさい「Don't ....」は言わないようにして、「あなたの好きなように・・・」に徹しているけれど、そうでなかったらぶつかってるな、とっくの昔に。
 「だけど、あなたはやっぱり年寄りなんだから」と、ここまででかかった一言を飲み込んだ。
 あの日、まだまだ若かった母は、どんな思いで誕生日の朝を迎えていたのか。若かった母はどんなふうに未来を見ていたのか。
 母は、好きな韓流スターのことや、人のうわさ話や、日々のことや、昔の知り合いの話なんかはたくさんするのだけれど、母の内面に踏み込んだことは、なんだか避けてしまう娘です。
 電話の向こうで、近々、美味しいものでも三人で(相方も)食べに行こうと、晴れやかな母の声が聞こえてきた。
 母と娘って、なんだか難しくて、で、不思議です。
 重い、重い・・・と、ときどき振り払いたくなるのです。



 さあ、もう一仕事、がんばろうかな。


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