隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

音楽の楽しさ!~VIVA LA ROCK初日

2015年05月04日 20時52分18秒 | ライブリポート(スピッツ)

2015.05.03(日)
VIVA LA ROCK
at さいたまスーパーアリーナ


 諸々、個人的な事情があり、無理かなとあきらめかけていたのですが、少しだけ状況が変わり、午後のライブいくつかに参加できました!
 気持ちの良い青空と五月の風が溢れる中、穴倉へと突入です。こういうフェスでは久々の「ぼっち観戦」。ワンマンではまったく感じないけれど、こういうフェスでは寂しさがないわけではない。でも人目さえ気にならなくなったら、気ままに好きなところに好きなときに言い訳もせずに移動できるので、ストレスフリーの数時間でした。
 みなさん、誰も一緒に行ってくれないから・・・は不参加の理由としてはもったいないかもしれないですよ・・・と言ってみる。

 午前中にとある事情で汗を流したあと大急ぎで北与野へ。駅周辺はもう静かなもんです、1時近いし。
 でもアリーナ前のけやき広場にはフェス参加の人たちやそれとは関係なく祭りを楽しんでいる家族連れで大賑わい。美味しそうな匂いに惹かれたけれど「急がなくちゃ!」と穴倉の中へ。
 
 今回初めて購入した「スマチケ」なるもので簡単に入場(便利だし手数料なしはうれしいけれど、チケットそのものや画像を保存している身としては、「あ、記録に残んないんだ~」というところに気づいて軽くショック。一応スクリーンショットでは保存しておいたけど味気ないかな)。

 食事を終えた人たちがアリーナに戻っているみたいで結構混雑。ゆるゆる進んでアリーナに降りると、いろいろなエリアに進む順路がわかりやすく表示されている。
 

●indigo la End
 まずはVIVA STAGEのindigo la End。ご存知でしょうけど、ゲスの極み乙女のフロントマン川谷絵音の別バンド。どういう方法で同時進行させているのか、とか、違いは?とかまったく知らないのだが。ただindigoのバンド名は「インディゴ地平線」からとったというくらいに絵音さんはスピッツ好きで知られている。

 1 名もなきハッピーエンド
 2 瞳に映らない
 3 billion billion
 4 夜汽車は走る
 5 悲しくなるまえに
 6 夜明けの街でサヨナラを
 7 夏夜のマジック

 (ちなみに出演者のセットリストとレポはココで見られる。きちんとしたもの(ハイ、そうです)はそちらで見たほうが・・・。
 私は2曲目から聴くことができた。
 天井の低い倉庫って雰囲気の会場。それはなかなかいい! 真ん中の太い柱がちょっと邪魔という人もいるかもしれないけれど、若いバンドと若いファンが集うライブだとしたら、こういう雰囲気でしょ!と、昔を思い出してそう感じる。
 ステージ近くはもちろんだけれど、後ろのほうでも踊っている人の多いこと! 勢いのあるバンドとファン、という気がして気持ちいい。
 indigoの曲は初めてだったけれど、ゲスの極み乙女よりメロディーが多様的かな。CDで聴いたらもっとそういう感じが伝わるのかもしれない。うまく言えないけれど、不思議と懐かしい雰囲気も感じる。上手に客を煽りつつも「イケイケ」な感じじゃない。歌詞をもっとちゃんと知りたい気にもさせてくれる。
 くるりに間に合わないとマズイので最後の曲の途中で出る。ごめんなさい。

 絵音さんとメンバーが、草野氏から「いつも応援してくれているみたいで・・・」とコメントされて(「応援」って・・・(笑))、緊張したとうれしそうにツイートしている。
 そして「くるりもceroもペトロールズもスピッツもみんなかっこよかった」とも。


■くるり

 STAR STAGEのくるり。ちょうどサウンドチェックが終わるところでアリーナに到着。自らサウンドチェックを済ませて「またあとでやるから」と一旦退場。
 どことなく、なんとなく、久々のくるり岸田さん、うまく言えないけど、すっきり見えたのはなんでだろう。大人の男になった?(笑)

 1 虹
 2 東京
 3 マーチ
 4 青い空
 5 Liberty & Gravity
 6 ガロン
 7 ばらの花
 8 ロックンロール

 ニューアルバムからの「Liberty & Gravity」でのsing alongも楽しかったし、あのアルバムでの転調やメロディーのおもしろさを感じられてよかったけれど、なんといっても自分が最もたくさんくるりを聴いていた頃の曲ばかりだったので、ちょといろいろ思い出して胸がつまった。
 それでも当時のままではなく、サポートメンバーの音が何重にも重なって迫ってくる豊かな感じが、ああ、今のくるりなんだなあと、そこも感動。
 「いつもはゆるい音楽をやってるんだけど、VIVA LA ROCKということでロックな曲を用意してきた」と。
 どの曲も目いっぱい盛り上がったし、メンバー二人の堂々たる演奏姿もすてきだったし、最後「ロックンロール」は感動ものだった。
 アリーナの真ん中あたりで聴いていたけれど、最初はがらがらだったのに終わって後ろを見たら、顔、顔、顔・・・。それもみんな満足そうに輝いていた。
 くるりのワンマン、また行ってみたいな。


■J-ROCKの数々
 このフェスのために結成されたバンド「VIVA LA J-ROCK ANTHEMS」。それもこの日だけの企画。
 メンバーは、ベースでバンマス亀田誠治、ドラムス ピエール中野(凛として時雨)、ギター 長岡亮介(ペトロールズ)と津野米咲(赤い公園)。MCは亀田さんが担当して、メンバーは演奏徹する。これがみんなかっこいい。

 それぞれの曲にそれぞれスペシャルなボーカリストが登場して歌うのだけれど、大画面に曲名が出るときの会場の歓声が、よく言う「割れんばかりの・・・」ってやつで、それを聴いただけで「来たかいがあったな」と思ってしまったほど。
 セットリストは次のとおり。ね、スゴイでしょ。

 1 天体観測(BUMP OF CHICKEN):
     Vocal ヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ)
 2 ピンクスパイダー(hide)
     Vocal 川島道行(BOOM BOOM SATELLITES)
 3 そばかす(JUDY & MARY):Vocal 大森靖子
 4 ガッツだぜ!!(ウルフルズ):
     Vocal KREVA(KICK THE CAN CREW)
 5 15の夜(尾崎豊):Vocal 高橋優
 6 勝手にシンドバッド(サザンオールスターズ):
     Vocal 寺中友将&首藤義勝(KEYTALK)

 どのボーカリストのパフォーマンスもすばらしくて、たぶんオリジナル曲を歌うときよりも熱が入っていたかも(カバーってそんなもんでしょ、ある意味)
 「スターウォーズ」の曲始まりでスタート。アリーナの期待が高まる!

 1曲目、BUNPの「天体観測」のイントロが流れたとたんに、まわりの空気が一瞬のうちに変わって(こういう空気の変わり方、初体験だったかも)、ものすごい歓声と飛び上る大勢の体に圧倒されて、ポカンとしてしまった(笑)。
 BUMP人気、ハンパじゃないものを見せつけられた。
 そしてセイヤくんのパフォーマンスも見事。ギターをもって歌う藤原くんとは異なり、ステージ上を踊りまわり、客のところまで下りて煽る。歌唱もいい意味でBUMPを彷彿とさせ、違和感なく「天体観測」の世界に。お客さんも大満足で「一気にMAX」にいっちゃった感じ。
 
 続いては「ピンクスパーダー」。X JAPANに興味をもったことはないんだけれど、なぜかこの曲は好きで、亡くなったと知ったとき、しばらく繰り返し聴いていた記憶がある。メロディと言葉選びのおもしろさが好きだったのかな。
 スピッツの「スパイダー」とは違って、蜘蛛の巣やからまりやうごめく感じが伝わる。いろいろ違いもおもしろい。
 BOOM BOOM SATELLITESの川島さんは、日本語の歌詞を歌うのも、こういうコラボも初めてだそうで、亀田さんは「みんなココだけでしか聴けない貴重な体験だったんだよ」って。
 ドラムスのピエール中野は彼らの曲で育ったそうで、同じステージに立てた喜びを興奮気味に語っていた。

 大森靖子さんの「そばかす」。これもイントロが流れて画面に曲名が現れた瞬間の興奮度がものすごかった! ジュディマリ人気も衰えませぬ。いい曲たくさんあるものなぁ。
 彼女は実はYUKIちゃんのファンクラブにも入っているそうで、本名ではなく「ツルベエ」で登録しているらしい。誕生日にはYUKIちゃんからメールが届くサービスがあるらしいけれど、「ツルベエさん、誕生日おめでとう!」とくるからちっともうれしくない、と。
 でもそれだけ好きな人の曲だから、一生懸命に歌う(違う表現でしたが)、と。
 YUKIちゃんが乗り移ったかのような、歌唱もパフォーマンスも、苦しいくらいにせつない「そばかす」だった。

 そして、ここでの盛り上がりがいちばんだったかな。ウルフルズの「ガッツだぜ!!」をKREVA。スタンドも総立ち?な熱さ。
 KREVAのサービズ精神が前面に押し出された「ガッツだぜ!!」でみんな歌って踊っていた。
 
 そうそう、全然関係ないのだけれど、この前のARABAKIでのお話をちょこっと。ココで書き忘れたこと。
 ウルフルズのとき、相方は後ろのまったりエリアにいたのだけれど、そこにどこからともなく現れたウルフルズファンのお兄さん。
 ひとりで踊りまわって周囲のみんなを盛り上げて煽って、その一角はお祭り騒ぎだったらしい。
 洋楽ロック専門で、でも私の影響で90年代バンドには大いに興味をもっている相方はどこかシャイな男だけれど、そのお兄さんのおかげで久々に半分くらい(笑)我を忘れられたって、あとで笑っていたっけ。
 ウルフルズのライブが終わったら、さーっとどこへともなく去っていったらしい。
 KREVAを見ていて、その話を思い出しました。

 KRVAもウルフルズも最高! お客さんたち、本当に楽しそうだった!

 そして高橋優君。
 ここへの出演の話が出たとき、鹿野さんは亀田氏に、高橋優はこのアーティストだけを聴いて育った、という説明を受けていたらしい。
 ところが実は・・・彼は特に思い入れのあるアーティストじゃなかったそうで(笑)。どこでそういう話になったのか?
 だから、懸命に練習してリハーサルに臨んで、この本番があったらしい。
 それが「尾崎豊」・・・。ああ、なんとなく影響を受けていたときいても、あまり違和感ないかも。
 圧倒的な歌唱力で、尾崎の若い(幼い?)苛立ちを伝えてくれた。

 最後はKEYTALKの二人による楽しいサザンの曲。
 仕込みがたくさんあって、晴れやかな楽しいステージ。
 ミスチル桜井、平井堅、ASKAのモノマネも。
 個人的には(とくにASKAへの思い入れはないけれど)、ASKAのモノマネのとき、ヘンにあの事件を思い起こすような演出はせずにさら~っとやってほしかったような。同じミュージシャンだし、世間的なとらえ方とは違う、うまく言えないけれど優しさはあっていいかな・・・と私は感じた。

 でも本当に楽しい数十分だった! 楽しいだけじゃなく、バンドもボーカリストも最上のパフォーマンスを見せてくれたし。
 個人的には80年代半ばまでの数年間はいろいろ多忙で音楽に接することがあまりできなかったので、90年代前後から2000年までの「音楽が聴ける!!」と思えた時代の曲が多く含まれていたことに感動。
 みんなが歌える、それぞれの思い入れを持っている・・・そういう楽曲がたくさんつまった時代だったんだな、としみじみしてしまった。 


■KICK THE CAN CREW

 01 マルシェ
 02 地球ブルース ~337~
 03 スーパーオリジナル
 04 カンケリ01
 05 ONE WAY
 06 GOOD TIME!
 07 ユートピア
 08 sayonara sayonara
 09 イツナロウバ
 10 アンバランス

 特にヒップホップ好きではなかったけれど、知っている曲ばかり、耳にしたことのある曲ばかりっていうのはスゴイ。すっかり三人に楽しませてもらえた。
 いろいろ非難されたこともあるみたいだけれど、こっち側からすれば親しみやすいヒップホップ。メロディアスなところがあるから自然に身体に馴染む。
 ロックフェスでも、ヒップホップ系イベントでも異端で、常に「挑戦」とKREVAは言ったけれど、この日の感じではみんな受け入れて気持ちよくなっていたように見えたけど。
 しばらく「sayonara sayonara」のリフレインが頭を回っていたワタシです。


■スピッツ
 本当はペトロールズに行きたかったのだけれど、どうしても連絡を取らなくてはいけないことがあって断念。
 ステージの正面の席の前から数列目のところでメールのやりとりをしているうちに、アリーナがどんどん埋まっていく。前方のエリアは入場規制が入ったらしいとあとで知る。少しあとには前方だけではなくアリーナ全体に入場規制がかけられたとも。おじさんバンド、すごいじゃないか。
 正面のこんな席でスピッツを見たことはないし、近くで見るのはゴースカもあるし、今回はここで・・・とその場から動くのをやめる。それでよかったのかも。
 でもそれが思わぬ効果をもたらしてくれた。
 会場全体が見えて、両サイドの席もアリーナ全体もすべて、まるでワンマンライブみたいに盛り上がって動いていたことを確認できたし。
 それに何より、バンドの音が、ボーカルの声がまっすぐに聴こえて、こんなに力強く太く音を鳴らしてたんだ、と楽しめたことがうれしい。離れているから、ちょっと観察者っぽくなれて、いつもとは異なる味わいのライブだったかな。よかった!
 田村くんが大きく動いて、テツヤサイドのテツヤ脇で暴れている様子は肉眼で確認できて笑っちゃったし、画面を通しては崎ちゃんの笑み、いつもより長めに伸びた前髪が体の動きに合わせて揺れるさま、テツヤくんがうつむき加減にギターを弾いたあと、さらさらヘアをさっと上げるかっこよさ・・・ぜ~んぶが視界に入って、なおかつ、会場の様子もわかったし。
 そうだ、照明もきれいだった。白いライトが会場を映し出す感じ。オレンジのトゲトゲマーク。そういうものもたっぷり楽しめた。
 
 そうそう、セットリストはこんな感じ。

 01 夢追い虫
 02 不死身のビーナス
 03 春の歌
 04 チェリー
 05 魔法のコトバ
 06 雪風
 07 運命の人
 08 野生のポルカ
 09 恋する凡人
 10 8823

 ARABAKIのセットリストに「魔法のコトバ」が加わっている。
 曲数がありすぎるから困るけれど、このセットリストはファンのハードルも、また生スピッツは初めて、という人のハードルも、それなりに越えられるいいセレクトだと思うのだけれど、どうでしょうか?
 長く続けていること、そしてマイペースだけれどメインストリームは外さなかったところ・・・、そういうバンドだから、こんなふうに年齢を問わず多くの人に、「スピッツ、生で見たかった」と思わせるんだろうな。

 「夢追い虫」のぶっとい音、ハイトーンだけれど、でも実は細くはないボーカルの声。それは本当に心地よく伝わってくる。
 ARABAKIは屋外だから違うお楽しみもあって、それはそれでOKなんだけれど、声は今回のほうが出ていたような気がする。かっこいいよ。
 「不死身のビーナス」で踊り出す人たちはリアルタイムでスピッツバブルを知っている人? 華々しく楽しい雰囲気が、なんだかスピッツじゃないみたい(笑)。
 「春の歌」~「チェリー」と季節の歌。
 「春の歌」のラストのバンド演奏の繰り返しがいつもよりも長くて、そこがなぜかすごくよかった。
「チェリー」はやっぱり歓声が大きい。だれかが「感動! ついでにロビンソンも空もとべるはずもやってくれたら死んでもよかった」とツイートしてたけど、一般の人の気持ちはわかる気もする。
 続く「魔法のコトバ」も映画の主題歌だったこともあって、反応が大きい。
 「雪風」のコーラスはテツヤ君以外は全員歌っている。これが結構きれい。音源ではたぶんボーカルの重ね録りだと思うのだけれど。
 「運命の人」~「8823」までは、草野氏も「ここから盛り上げていくので・・・」とMCで言っていたとおり、ロックバンドの面目躍如は疾走感と熱! 田村君、腕振り回していたし、ベース投げ捨ててたし、テツヤ君、ステージの前面に出て弾いてたし。負けずに力強いボーカルの声が響いて、「爽やか」なだけじゃないスピッツを目の当たりにして、顔がほころぶ。
 そして「ありがとうございました~。スピッツでした」と、いつのながらさりげなく去っていったメンバーでした。
 
 前の座席の若い女の子2人。始まる前は、「草野さんってね、かっこいいって思ったことはないの。だってひ弱そうでしょ。何かあったとき頼りにならない男の人ってヤだから。別に助けてくれなくてもいいんだけど」というようなことを話してたんだよね。
 うんうん、わかるよ、と私はうなずいていたんだけど(笑)、ライブが始まったら、いちばんすばやく立ち上がって、「キャー、キャー」って2人して大変! 大画面にその「草野さん」が映るたびに何かうれしそうに言い合ってるの。
 そうか、男としてはイマイチだけれどアーティストとしては・・・ってところでちゃんと分けて考えてるのね。それは大したものだと、若い女性に教えられました(笑)。

 私の横で微動だにせずにいたの男の子。絶対にほかの若いバンドお目当てで来て、ここはちょっとスピッツ見ておくか的なスタンス。
 どうだったのかなあ、となぜか気になっていたら、向こうの連れらしき男の子が「どうだった?」とモソっと聞いている。私の横の男の子、「思ったより全然よかった。感動」「オレも」。
 おおっと思ってちらっと顔を見たら、20前後というよりひょっとしたら10代かと思われる、どこか幼ささえ見える少年。真剣に聴いていた様子を思い出して、ひょっとしてバンドやってたりしてと思った。
 1万円のチケットは高かっただろうから、いろんなバンドを見ていいものをつかんで帰れたらいいね、とこちらも優しい気持ちになりました。


 ちょこっとMC。例によって順番や正確さは期待しないでくださいね。
「す、すごい、すごい人だね」
 「埼玉県民じゃない人も多いかもしれないけど、埼玉最高!」
 となぜか繰り返すボーカル。横浜サンセットでも「横浜サイコー!」は言わなかったのにね(笑)。

どの曲だったか忘れたけれど、超有名なヒット曲を歌ったあとで、「スピッツと言います」と小声で・・・。
 どういう意味じゃ?

「VIVA LA ROCK、3日間通しても、スピッツ最年長?」
 「最近、ドモホルンリンクルとか、お肌の衰えが気になるんだけど」とかわいく頬に手を当てて。
 「でも今日は若いバンドと(お客さんで?)、モイスチャーっていうの? お肌が潤っています」

「ベースは田村! あとのメンバーはウィキペディアで」
 ARABAKIでの「ロックなメンバー紹介」が気に行っちゃったらしくて、ここでもこのパターン。
 すかさずテツヤが「ちゃんと調べろよー」と叫んでいました。

「まだまだ若いバンドには負けたくない」と会場を見まわして言ったあとで、
 「負けていたとしても、信じたくない!」
 うーん、スピッツらしい。

「スピッツはこの中でもまったりな感じで休憩タイム(こういう表現じゃなかったけど)と思っている人もいるかもしれないけれど、俺たちとしては盛り上がりたいんだよね(笑)」
 「まだまだ大丈夫ですかー?」
 客が両手をあげて反応。
 「ついてこれるかー?」
 またまた客が大きく反応。
 「スピッツについてきてくれますか!」
 大きな大きな反応!
 小さくかわいく「ありがとうございます」


                    


 いつもなら必ず最後まで退散はしないのだけれど、この日はそうもいかなくて、残念ながら、[Alexandros] ライブを前にそそくさと帰る。
 怖いもの見たさで、楽しみだったんですけど。

 そういえば、小山田壮平君が「ビバラロック! スピッツよかった!!」とツイートしていたな。
 お客さんとして来ていたのかしら。


 不本意ながら見られないバンドもあったけれど、でも音楽の楽しさを浴びて、元気になれた半日でした。
 憲法記念日、いろいろ思うところありながら、私の体に元気を注入して、また歩いていくぞ!

 思い込みの文章ばかりでみっともないけれど、ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 なんだかわかりにくい画像ですけれど、名残惜しく帰るときのアリーナ前の様子です。


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