隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「ライブだから、いいんですっ!」~スピッツ MIKKE アリーナ最終(1/28-29 大阪城ホール)

2020年01月31日 19時31分54秒 | スピッツ

2020.01.28-29
SPITZ JAMBOREE TOUR 2019-2020 "MIKKE"
 at 大阪城ホール


 平和でなければ音楽なんて・・・と思うこともあり、「平和」というのは「戦争」の反対だけではないんだぞ、と思うこともあり。
 世間を騒がせていることが自分と関係のない遠いところのことではなさそうだ、と、鈍い頭が気づき始めた。
 今さらだけど、地球は狭くなっている。

 そんな中で、スピッツのツアー前半戦、アリーナめぐりがここで終了です。
 メンバーも体調崩さずに駆け抜けてくれたわけで、春からのホールツアーにも期待が高まるってもんだ。

 今回も、貴重な情報を寄せてくださって、ありがとうございました。
 御影石さん/MAX7さん/masaさん/ナンプラーさん/ソランさん/UCJJさん/igusaさん/Mac Dさん/ゆいかさん。
 いただいたエピソードを勝手に組み合わせています。
 ニュアンスが異なるところ、私の受け止め方による違和感・・・、そのあたりをどうか差し引いて読んでみてください。



1月28日
 恒例のアリーナご挨拶。
 「後ろの人ー! 向かって右側の人ー!」と言いつつ、「この頃遠くはよく見える」に続けて、「前のほうの人! うーん、近くはよく見えない」って(笑)。
 私は「遠くの人」だったので、「今年は良いことありそう」。

 マ「大阪のお客さんは笑ってくれるから、甘えちゃう・・・」
 テ「笑いに厳しいんじゃないかと思ってた」
 マ「生業にしている人には厳しいんじゃない?」
 テ「俺らはお笑いじゃないからね」
 (田村くんは最初大阪にはあんまりいい思い出なかったそうで。タクシー事件は、どういうシチュエーションがわからなかったので、ここではカットです)

 サビのコードが合う曲を弾いてくれたマサムネさん。
 ミスチルの「い~つ~の日も~ この~胸に~」って、案外マジで、イノセントワールドを歌ってくれた! ミスチルファンの私は感動(あんまり素敵でびっくり)。
 テツヤさんが「Twitterに上げていいよ、彼に届くから」と言ったら、マサムネさんが「彼ね」って笑った後、
 「これ、キーが低いな」と。
 テツヤさん「え? disってる?」
 マサムネさんが「違うよ。本当はもっと高いキーだけど(という意味)」と言ってくれました。
 テツヤさん「背も高いもんね、和寿くんは」、マサムネさん「高いね、和寿くん・・・」

 リダ、シールドに足を引っかけた? ドシーンってこけました。目撃!
 怪我はしなかったみたいです。次の曲の合間に、私たちにガッツポーズしてくれました。「大丈夫だよ!」ってことかな?

 「ラジオデイズ」がラジオ局のアニバーサリーソングになった話で、
 草野さん「50周年だった?」と田村さんのほうを向いたら、ちょうど水を飲んでいるところで、必死で手で「5」を伝えてました。
 マサムネさんも笑っていて、かわいいおじさまたちだなあと。私は高校1年です。(おおっ!)

 メンバー紹介のとき、マが「ベース、田村明浩!」と言ったら、タムは『Another One Bites the Dust』のリフ弾いてましたよね??
 タム、しきりに「Queen、見たかったな」と。今日のTシャツ、QUEEN? 何度も?「QUEEN行きたかったなあ」と。
 マ「QUEEN、好きだもんね~」
 タムが40年前に「ガーンとなった」のがQUEEN。「つまりQUEENのメンバーってあれから40歳年とってんだよな。フレディは死んじゃったし」
 マ「フレディさんはお亡くなりましたが」
 タムはそれでも何度も「死んじゃったし」って言ってませんでしたっけ?

 初めてスピッツライブに参加した私の友人は、MCのときにマサムネさんがゆっくりと腕まくりしていく様子にフラフラっときたそうです。
 うーん、そういうところに目が行くのか、と古いファンの私は新鮮な感じがしましたww

 (昔のメンバー紹介の話題、多くの人が教えてくれました)
 昔はメンバー紹介の時に﨑ちゃんがドラム叩いてやってたそうです。「ちょっとやってみる?」と草野さん。
 そして、みんなで演奏。(草野+﨑山のセッションと教えてくれた人もあり)
 そして、「ベースギター、タムラアキヒローッ!」
 でも田村さん曰く、「そんなにカッコよく言ってなかったよ。カレー大好き、田村明浩ー!とか」
 草野さんも「そうだったね」って。
 そのあとで﨑山ちゃんのコーナーで、
 「さっきのメンバー紹介の話だけど、そのときテツヤがMCやってたんだよね」
 昔のことを正確に覚えている﨑山ちゃんがいつも以上に積極的に話していて、かわいらしかった。
 「田村のときは、俺の小学校時代の幼なじみー。で、マサムネん時はもうみんな知ってるよねって言って」と。
 草野さんも「言ってた、言ってた」と笑っていました。
 そして、テツヤさんは、「これからも町でスピッツっていう文字を見たら覚えてね」と言ってたそうです。
 そういえば、「カレー」は、﨑ちゃんのときは「カレー大好き」で、田村さんのときは「カレーを作るのが大好き」って紹介していたんだそうです。
 (﨑ちゃん、詳細にありがとう!)

 気遣いのボーカル。「長時間立ちっぱなしで、膝とか腰とか大丈夫? 俺ら世代でも痛めてる人って意外と多いんですよ。さいわいなことに俺たちは大丈夫だけど」のあとでギターのほうを向いて「大丈夫?」。
 ギタリストさんは、低い声で「大丈夫」とこたえてました。

 本編最後の曲だったと思うけど長めのアウトロをお立ち台の上で弾いていたマ。
 ちょっとだけ、ほんの一瞬ですけどクラッとよろめいて(おおげさ)、「フッ」と自分に照れ笑い、みたいなショットが忘れられない。
 目に焼き付けて忘れない!

 ギターを梅木さんから渡されたテツヤさん、そのときの笑顔がスクリーンに大写しになって、ずごくほっこりしました。
 私はテツヤさんの笑顔が大好きです。

 アンコールの2曲目だったか。
 イントロが始まってすぐにクージーが手を振って演奏を中断。マサムネさんもすぐに察して演奏を中止。
 クージーが「ごめん。なんか変な音が鳴ったみたい」と申し訳なさそうに。
 そのときのメンバーの対応がホントに素敵で、いいバンドだなあとうれしくなりました。
 マサムネさんはすごく優しい声で「ドンマイドンマイ。大丈夫。チェックして」と。
 リーダーは会場を盛り上げるようにしていたし、テツヤさんはクージーのほうをみながら「うんうん」とうなずいて、で、﨑山さんはクージーのほうを見て微笑んでいました。
 初めてくらいのいい席だったので、一部始終見ることができました。

 メンバー紹介のとき、クージーが「
フェイクファーのときからサポートに入ってるんだけど。最初もっとMCボソボソしてるのかと思ってたら、案外しっかり喋ってて驚いた」

 マさんの「がんばってきてよかった」に、「ホント、えらいねえ〜」って(笑)。

 お立ち台説明をマサテツが緩くしゃべっているときに、例の冷蔵庫からドリンクとりだすリダ。
 MC中はすべてが緩いのに、いざ演奏が始まると一変する、あの感じ。
 ワタシがスピッツライブをやめられない要因。

 最後に「今日はここにぼわーっとしたいい感じの空気が流れていました。これは、ここにいる誰か1人が欠けても成立しなかったと思います。だから1人1人にありがとう」
 「自分なんていなくてもいいと思うこともあるかもしれないけど、そんな人は1人もいないです」


 この日は、TAKUYAさんがきていたんですね~。久しぶりのご対面だったとか!
 https://twitter.com/takuya54it/status/1222205205103529984?s=11
 https://twitter.com/takuya54it/status/1222141217913180161?s=11



1月29日
 (どこから「カール」のお話になったのでしょうか?)
 テツヤ「こっちではカールって売ってるの?」
 マサムネ「売ってるよ。楽屋に置いてあったでしょ。俺が頼んだから」
 テツヤ「何味が好き?」
 マサムネ「そりゃうすあじだよ。カールはうすあじに始まってうすあじに終わる」(そうなんだ~)
 テツヤ「俺はチーズ!」
 (私はカレー味が好きだったけど、もう作ってないんですよね)


 小学生のときの「好きな食べ物」アンケート?で「カール」と答えた小学生マサムネ。
 商品名だから?なのか先生にスルーされちゃったらしい。それを受けて、ヤンチャ小学生であったであろうテツヤが、
 「ガールにすればよかったんだよ。好きな食べ物はガールって」
 マサムネに無視されて、「今オレ、結構深いこと言ったんだけどね」と返したテツヤ。マサムネは「好きな食べ物・・・ガールね。ちょっとオレの許容範囲をこえる」的な返しでしたwww

 テっちゃん「昨日は大阪にクイーンが来てたんだよ。オレは朝までブライアン・メイとチェスしてた」
 それを聞いたマサムネくんから「本気にしちゃう人もいるかもしれないじゃん。いいところで、なんちゃって・・・とか言わなくちゃ」と言われて、「オレ、嘘つくときはポケットに手突っ込むからね」
 ナイス、テツヤ!でした。

 リダの相変わらずの暴れっぷりに、なんか安心しちゃう私も変です。
 リダ「初めてスピッツを見る人に知っておいてほしいんだけど、俺ライブ中でも楽しくなるとベース弾かなくなります」って。
 その前もそんなことがあったらしく、マサムネが「ベース聴こえてこなかったから口でベースやろうとしたんだよ、ドゥム ドゥム ドゥムってね。できなかったんだけど」。
 リダ、笑ってました。
 一応ね、毎回反省してるらしい。ライブ後に音源聴いて、「あ、俺いない」って。でもキッパリと言ってました、「ライブだから、いいんですっ!」
 「心の中で、俺のベースを聴いてね」とも。いっつも聴いてるよっ!

 エゴサ好きな田村君(「好きだよね~」と草野君に言われてました)。
 キュウソのピックの話をしたあとに(ココ)エゴサしたら、これは言わなくちゃ!というのがあったと。
 「あんだけ、このピックはギターのオカザワ君のモデルって言ったのに、ベースのカワクボ君のだって書いているのがあったんだよ」
 (ここからの話なのかな?)
 ボーカルはたいてい名前を覚えられてるからいいけど、ギターやベース、ドラムスなどのメンバーからしたら、名前を間違えられるっていうのはsensitiveな問題だから、と。
 リダ「アマチュアんとき、どんだけ名前間違えられたか! ワムラとか」
 (雑誌の写真のキャプションに「ワムラ」と書いてあったっけ)
 「マネージャーの方はこちらです、とか言われたこともあったよね」とボーカル。

 﨑ちゃん、名前間違いの話題に果敢に食いついてきました。
 「撮影のときのカメラマンの人、マサムネには『マサムネさん、こちらです』って言うのに、「そちらの方」って言われたりするんだよ。俺もまだまだだなって。名前をちゃんと覚えてもらえるように、これからも頑張ります」って。
 (仕事なんだから、対象者の名前くらいは・・・、ね~)

 クージーが、能町みね子さんの「好きな男ランキング」の話していました。
 2019年、草野マサムネは12位。
 (ユニークなランキングで、投票した人のコメントの数々が秀逸。ついつい読んでしまう)
 ちなみに1位はハライチの岩井君。
 マサムネ君、「めでたいねー」と言ってました。
 ミュージシャンでは、岡村靖幸、草野マサムネ、奥田民生、宮本浩次らが上位の常連。



                             


 ステージ上での集合写真!
 https://www.instagram.com/spitz__1987/p/B750Hd5h009/caption/spitz-jamboree-tour-2019-2020-mikke-da-ban-cheng-horugong

 アリーナツアー終了ということで、セットリストも解禁なのかなあ?
 (SPITZ mobile でセットリスト公開されています)

 ま、ホールツアーもあるということで、ここでは、あえてあげていません。
 (自分が参加したライブのレポでは書いていますけど)
 
 こんなあやふやで無責任なところをのぞいてくださって、ありがとうございました。
 そして、いろいろおもしろくユニークにライブのようすを教えてくださったみなさんにも、こころから「ありがとうございました」。

 ●『JAPAN』3月号で、東京でのライブのレポ。
  http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/145519



 暖かい一日。
 天候話でフワフワしていていいのか!ってことですけどね。
 今日は仕事の合間に立ち寄ってくれた息子と母の施設を訪ねて、そのあと二人で飯を食い、しゃべり続けました。
 
 そういえば、こんな穏やかなときになんですけど、昨日、NHKの『スカーレット』で、誰にも何も断らずに行動できる自由をふっと実感した主人公に共感してしまった私のような人は、きっと世間に大勢いるんだろうな。
 相方もそんなこと、感じたりするのかな、とか(笑)。
 私の人生の究極の到達点は、母や相方を見送って、一人空を眺めて暮らす毎日です。相方も承知していまーす。


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