「子グマ！子グマ」って・・・～スピッツ『醒めない』の詳細

2016.6.4（土）


　いつのまにか六月です。
　そろそろ梅雨ってこともあるんだな（と、この時期いつも同じことを考えてる）。
　なんだか情けないほどにバタバタと過ごした「大好きな五月」で、本当に今年は「んったく！」な一か月だったな。（来年がんばろう・・・）
　仕事がひとつどうにか片づき、ちょっとだけ貴重な解放感。

　そんなところへ、北海道の小学生の男の子も無事に・・・。本当によかった。
　しつけとか、虐待とか、いろいろ言われていたけれど、子育ての基準って無限大にあるからなあ。むしろ、まだ事態の詳細もわからないうちから、「最悪です、虐待に等しい」とつぶやく教育評論家に驚くばかり。
　子育てに「HOW TO」でまとめられるものってあるんだろうか、とさえ思う。綱渡りで過ごしてきた10年あまりでは、人にえらそうに語れないけれど。


◆落とし物後日談
　それでも昨日はやっと飯田橋の東京メトロの忘れ物センター（名称は違ったかな）に行ってきた。
　１週間まえに落としたSuicaを取りに行けたわけだ。
　ココで、あんなに喜んで感動したのに、まだ取りに行ってなかったのかっ！ということだな。恥ずかしい・・。
　でも時間の余裕と気持ちの余裕がバランスよくやってこないので、係りの方にお願いして1週間預かっていただいていました。

　

　少々くたびれたスピッツのツアーグッズのパスケースと東京駅100周年の記念Suica、無事に手元に戻りました。
　安孫子行きの小田急線内で拾って届けてくださったそうで、ありがとうございました。

　「ちょっとお尋ねしますが、こういうものって届けてくれる方多いんですか？」
　穏やかそうな年配の係の方にお聞きしたら、
　「結構多いんですよ。戻ってきて喜ぶ姿、見ること多いです」
　と。フムフム・・、やっぱりほっこり感動だ。
　私のわきでは、修理したばかりのネックレスをおとした女性がいて、
　「あきらめていたのに、来てよかった～」
　と泣き笑い状態だったな。同行していた人の話によると、どなたかの形見だとか。
　お忘れ物センターにも、いろんな人生が交差しています。
　私の場合は、ただの不注意で、なにも物語はないんだけど。



◆もうタイトルだけで
　明らかになりました、スピッツ15枚目のアルバム『醒めない』の詳細。

　http://spitz.r-s.co.jp/new_release/samenai/

　（何度見ても、このアーティスト写真の4人、なかなかいい味出してますね。未来を夢見て地方都市でバンド活動している若者・・・？　無理ある？）

　曲タイトルのはじけっぷり。ここまですごいのは今までなかった？
　どれも仮タイトルのまま？　ラストの曲が「こんにちは」？？
　
　01　醒めない
　02　みなと
　03　子グマ！子グマ！
　04　コメット
　05　ナサケモノ
　06　グリーン
　07　SJ
　08　ハチの針
　09　モニャモニャ
　10　ガラクタ
　11　ヒビスクス
　12　ブチ
　13　雪風
　14　こんにちは

　ジャケットのモフモフな生き物の名前が「モニャモニャ」だと言う人もいるみたいで。
　「子グマ！子グマ！」って繰り返すところも意味不明だし。
　SUBARUのCMに流れた曲が「ヒビスクス」で、これは植物の名前？

　ま、どちらにしても、今年全員49歳になるバンドの曲タイトルがこれ！っていうのだけで、胸ん中がざわざわする。
　それで、「最高傑作」って本人たちが言っちゃってるし（笑）。
　「いつも最新アルバムはそうだよ」と言いつつ、でもそれぞれに手ごたえがあったんだろうな。

　7月27日、うれしい一日になりそうだ。



　　　　　　　　　　


● 注目！
　前にも書いたけれど、『CALL』、聴けば聴くほど耳に心地よい。

　http://ent.smt.docomo.ne.jp/article/79352



● ニューエスト・モデル結成30周年

　を記念してトリビュート・アルバム「ソウル・フラワー・ユニオン＆ニューエスト・モデル 2016 トリビュート」が8月にリリースされる。
　スピッツ草野もよくリスペクト語ってたしなあ。

　http://natalie.mu/music/news/188993

　だれがどの曲をカバーするんだろう？？　楽しみ！


　　　　　　　　　　


　考えなくてはならないことを先々に延ばさずに・・・と思いながら、なかなか結論を出せるような状況にはなってくれない。
　母への紆余曲折の思いはあるけれど、そういうものをどこかで乗り越えつつ、新たな領域に入ってきたような気もする。
　人とのつながりは、そう簡単には答えは出せないんだと、そんな当たり前のことを今さらながらに実感する日々。
　そう思って周囲を見ると、またちがう世界が見えてきたりするもんだ。

　夕方には訪れて、少し話をしてこよう。