隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「ステキな嘘」

2010年05月13日 20時04分55秒 | スピッツ
■ 「ステキな嘘」か  
  スピッツのニューアルバムの予感(笑)もありだけど、2年半前にリリースされた 『さざなみCD』 にはホントにずっと楽しませてもらってる。 
 今日気になった歌詞は、「キミの言葉を信じたい ステキな嘘だから」(ネズミの進化」)だな。 言葉を信じたいのに、それは「嘘」。だけど「ステキな」と形容されちゃうと、おかしな世界が広がるってもんだ。
 スピッツの歌詞は一筋縄ではいかないものが多いね。ラブソングといっても、100% 盛り上げたりしたいところ。だから恥ずかしく感じることもないかわりに、かえって心に響いたりする。不思議。
 ボロボロの約束 胸に抱いて」(「Y」)だったり、「そよ風にだまされて」(「不思議」)だったり…。「桃」にいたっては、「永遠という戯言」「よれよれの幸せ」なんて二連発だし。
 ちょっと思い出せないけど、ほかにもいろいろある。
 「ネズミの進化」では、進化のために「長い長い旅に出る」ってとこが、なぜか切ない。ああ、「長い長い」旅だぞ、がんばれ!なんて誰かに(自分に?)言いたくなってしまう。ヘンですね。
 そうそう、切ないっていえば、「砂漠の花」の「はじめて長い 夢からハミ出す」をあの声で聞くたびに胸がキュンとする(陳腐ですが)。
 守られていた世界を最初に抜け出すときの脅えと期待感。だけど、失望することのほうが多いんだよ、大丈夫?なんてね。
 いつまでも、「負の匂いと隣り合わせの青い世界」を聴かせてほしいなあ。

andymori
 歌詞が怖いくらい突き刺さる。
 実はまだサウンドとしてはちゃんと聴いてないので、ここで語る資格はまったくないんだけど。
 こういう歌詞を十代の子たちはどんな感じで受け入れているんだろう。
 私だったら…と考えちゃう。おおっぴらにライブに行ったり、「いいよね~」とか言えずに、こっそり部屋にこもって聴いていたかも。
 けっこう屈折したファンになっていただろうなあ。
 今はもう、悲しいけど余裕をもって、ノスタルジックに聴けちゃいそうで、それはそれで「ホントの andymori ファン」って言ってはいけない気がするけど。
 ちゃんとサウンドとして聴いてみよう。 

■「絶対零度」
 今週のフジテレビの「絶対零度~未解決事件特命捜査」は、次回につづく…だった。ああ。
 上戸彩ちゃんは刑事には見えないけど、けっこう気に入ってます。おもしろい。
 登場人物もそれぞれちゃんと描かれているし。
 それにしても、この前の「龍馬伝」での宮迫(平井収二郎)の演技といい、今回といい、けっこう見せますね。お笑いでも、この人や原田泰三はちょっとひかれる演技をしてくれる。
 次回が待たれます。

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