2016.12.7(水)
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ショックなニュースが飛び込んできた、元L⇔Rで、今もソロで活躍している黒沢健一さんが亡くなったと。
脳腫瘍の治療に入るという本人のメッセージを見たのはいつだったか。つい最近のように思う。回復して、また地道な活動を再開すると信じていたし、またL⇔Rの再結成の噂も流れていたし。本当に残念だ。
胸の奥にギュッと飛び込んでくるキャッチーなメロディー、魅力的な声、才能を感じさせる際立って印象的なアレンジ。今でも、朝起きて仕事し始めるときに聴く最適な音楽として、L⇔Rの楽曲は私の中にある。
多くのアーティストに楽曲を提供して、コンポーザーとしても才能を発揮された人だった。
1996年だったか、97年だったか、黒沢さんやスピッツ草野がFM802のMUSIC GAMBOのパーソナリティーだった頃、それぞれの担当の曜日に相手のスタジオを訪れて、「初めまして~」「昔、どこかでニアミスしたことあったよね」なんて、ちょっとあらたまった会話を交わしていたことがあった。
お互いに相手への素直なリスペクトを口にして、黒沢さんが「空も飛べるはず」?、草野くんが「Hello, It's Me」を歌ったんだ。どちらもステキだったなあ。
黒沢さんはものすごく才能溢れる人だったから、なぜか「天才肌の、ちょっと生意気な人」(すみません)という印象をもっていて。でも二人の会話にはミュージシャン同士の心地よい風が流れておりました。
最近でも変わらず、ソロ活動やライブに精力的だった。石田ショーキチ氏、スピッツ田村らとのmotorworksも再開してほしかった。
ああ、この二人の快活な対談に切なくなる。
http://www.neowing.co.jp/music/essentials/motorworks/interview.html
石田ショーキチ氏
https://twitter.com/ishidalf/status/806348268565184512?refsrc=email&s=11
竹内修氏
https://twitter.com/wilsonicjournal/status/806525737859575808?refsrc=email&s=11
悲しいことではあるけれど、でも曲は生きている。それを聴き続けることはできる。
そうやって、黒沢健一という才能あふれる音楽家は、変わらずここにいてくれるだろうか。
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