解散はさておいて・・・愛すべき番組たち

2012.11.16 （金）


　こういうことを言って愚痴ってる状況じゃないんだろうけど。
　今回くらい「どこに、誰に投票すればいいの？」と迷う選挙は過去になかったかも。
　頭に浮かぶ人が複数いて選ぶのに迷うんじゃなくて、誰も頭に浮かばない・・・ということ。
　そんなところで、太陽の党と維新の会が合流。基本的な道筋があんなに異なるのに、選挙だけいっしょに闘うつもり？
　ウーン、シロウトにはわからないなあ。
　「野合？　民主党だって自民党だって同じようなもんでしょ」と石原が言っていたけど。「だからウチもOKでしょ」ってことにはならないし。
　最近のニュースでは、「いつ解散？　年内？　年明け？」なんて政治日程ばかり予想したり論じたりして、「今は政治家がいちばん働いてないなあ」などと思っていたけど、メディアに登場する評論家も喜々として「予想」を語っていて滑稽だった。
　今度は票の行方を「喜々として予想」するニュースショーが垂れ流されるんだろうな。


★小林賢太郎という才能
　たまたまつけていたテレビで見ました、「小林賢太郎テレビ4」。

　http://natalie.mu/owarai/news/77271

　一応ラーメンズは好きなのに（昔、ラーメンズ＋バナナマン＋おぎやはぎのライブ映像を見て以来、この三者のファンです）、この番組を今まで知らなかった私は、ファンだなんて言ってはいけないだろう(-_-;)。
　1も2も3も知りませんでした・・・。
　この夜も、たまたま「懐かしの笑点SP」なんてのがあって、その流れで「なに、これ？」となったわけで。
　腹をかかえて笑うのではなく、体の深いところの芯を軽くくすぐられるおかしさが快感でした。
　美大出身を思わせるテーマの選択、コントをつくる過程の説明のおもしろさ、そしてなにより、練られたコントの数々・・・。
　どれだけの才能がこの人の中にひそんでいるのか。

　http://kentarokobayashi.net/

　最近はラーメンズの活動はどうなんているんだろう。
　「二人は仲がいい」とウィキペディアに書いてあったので安心してますけど。

　ちなみに、「笑点SP」（1980年代の映像）で大喜利の前にコントをみせてくれたビシバシステム。

　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%B7%E3%83%90%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

　「水曜どうでしょう」ファンの人にきいたことはあったけど、なんだろう、このおかしな空気感。
　今は実質的には活動していないらしいけど、見続けたらはまりそう。
　女優としてのふせえりさんしか知りませんでした（この人の雰囲気も好きです）


★稲葉正勝の・・・
　「大奥」、たぶん趣味じゃないんだけど（笑）、やっぱりいいねえ、と堺雅人さんの演技に惹かれて見ています。
　案外おもしろい！（相方は「こういう世界は否！」なので、録画して土曜の早朝に見ている）

　http://www.tbs.co.jp/ohoku2012/cast/

　
　そのなかで、稲葉正勝役の平山浩行さん。切なさが伝わってきていいです。
　「臨場」からなんとなく注目していたんだけど、好きな役者になりそう。
　（チオビタドリンクのCMの菅野美穂の相手はこの人だったのですね）

　http://www.ys-creation.net/artist/hirayama/


★あのペースがいいなあ
　「ゴーイングマイホーム」

　http://www.fujitv.co.jp/b_hp/goingmyhome/

　「（クーナは）実際はいないんでしょ？」ときかれて、まじめな表情で「はい、たぶん」と答えながら、心のどこかで「ひょっとして・・」と思い始めている良多。
　世界は見えるものだけでできてるわけじゃないものね。
　くすぐられる会話、言葉の上質なやりとりで自然に笑いがこぼれる。
　北海道の小夜さんも言ってらしたけど、娘のもえちゃんがいいですねえ。あの年齢の子は実は案外大人で、いろいろなことが見えていたりするのです。深く感じたりしているものなのです。
　「女の子だった自分」に会えるのもうれしい。