隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

やっぱり正座~「ロック大陸漫遊記」

2018年03月12日 18時03分40秒 | スピッツ

2018.03.11(日)21:00~
『草野マサムネのロック大陸漫遊記』
TOKYO FM



本人も「エレカシは正座して聴いています」という発言があちこちで引用されていること、認識しているようで。
 「それくらいファンなので」、18日の「エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR “THE FIGHTING MAN” SPECIAL ド・ド・ドーンと集結!!~夢の競演~」(長いな)に呼んでもらえたこと、「光栄です」と。
 「そこにライブハウス時代からつながりのあるMr. Childrenも加わって3バンドの終結。3バンドともずっとメンバーが変わらずに続いている」・・・そう、そこが何よりもすごいこと。

 そして、今日のお題は、「同世代現役ロックバンドで漫遊記」。
 同じ景色を見てきて、今も現役バリバリのロックバンド。「尊敬と愛をこめて」と。
 「同じもの着て同じもの食ってきた」感じがあるそうだ。
 「宇宙戦艦ヤマト、キャンディキャンディとかね、スライム、ルービックキューブ、ドンパッチ、ちびろくラーメンとか・・・。なんのこっちゃ?って知らない人もいるでしょうが」
 ちなみに、「ドンパッチ」は口の中で激しくはじけるキャンディーで、「ちびろくラーメン」は6個パックのミニラーメン(明星食品)。どちらも1970年代後半の商品? こういうものが子どもの頃を語るときに出てくるキーワードなのね。私はもちろん違いますけど。

                              

ちなみに私事ですが、「行くんですか?」というメール、何通かいただきました。
 それぞれにはお答えしましたけど、行きません・・・というか、行けません。
 少しだけ若い友人の結婚の立会人になる約束を1年前からしていたので。18日の情報を知ったとき、正直、ええーっ!という、言葉にはならないショックを受けたのですが(友人はココを知りませんし、私がエレカシやスピッツ好きであることも知らないというか、話したとしても興味ない・・・というタイプの私には貴重な存在です。ハハハ)。
 ただ、予想はしていましたが、その後このイベントのチケットを確保することがどんなに困難であるかを知り、「ま、どっちにしても・・・」とあきらめがつきました。ちょっと残念だけれど・・・以上ですので。すみません、どうでもいいことを。
 行かれた方、よかったら、「すごかったよ~」とか教えてくださいませ。


                              

オンエア曲
 01 1987→(スピッツ)
 02 優しい川(エレファントカシマシ)
 03 虹の彼方へ(Mr. Children)
 04 おーい!!(ウルフルズ)
 05 だけど一人じゃいられない(JUN SKY WALKER(s))
 06 ビューティフルドリーマー(フラワーカンパニーズ)
 07 Charmless Man(Blur)
 08 月とSNAPSHOTS(鈴木祥子)
 09 醒めない(スピッツ)

 1曲目は「1987→」。うーん、この曲しかないだろうな、今夜は。
 この曲、結成30年目にリリースしてくれて、本当によかった!

 そして、エレファントカシマシの「優しい川」(1988年の2ndアルバム『エレファント カシマシ II』)。
 抒情的な内省的な歌詞と、突き上げるような粗削りなシャウト、シンプルで太いサウンドの絶妙なアンバランス(バランスではなく、ね)。2ndアルバムは本当にいいな。久々に聴いてみよう
 「今聴いても、ホントにすごい曲だと思うんですけど」
 彼がエレファントカシマシを知ったのは、アマチュア時代。ライブ後に「お客さんとだべっていたとき」。そういえば、よく次のライブの告知をしたり、普通にお客さんと話していましたね。ほかのバンドだともっと盛り上がっていたりして、スピッツ周りは意外に静かでしたけど。
 そのときに、「マサムネさんはもっと自分をさらけ出さなくちゃダメなんじゃない、泉谷しげるさんとかエレファントカシマシの宮本さんみたいに」とファンの人に言われたそうだ。
 そのときまだ彼らを知らなかった草野青年は「どうせメジャーでやってる気取ったバンドなんだろう」と思ったそうだ。「その頃は、インディーズロックこそがかっこいいと思っていた」。
 この2ndアルバムから聴いて、「ホントにぶっ飛んで、即正座ですね」。
 「ライブも衝撃的で、当時、客電もつけっぱなしでお客さんも着座のまま、ずっと怒られてるような感じ。それを求めてやってくる」。草野くんはそれを「また食いたくなる激辛ラーメン」と形容する。
 「その後、紆余曲折がありながら、今もポップでありながら無茶なメロディーラインとかあって熱量は全然衰えていない。ホントに尊敬しています」
 彼は誰かに対して「尊敬」という言葉はなかなか使用しないと思うのだけれど、エレファントカシマシは特別なんだな。

 続いては、渋谷の「ラママ」で対バンをしたりして顔見知りだったMr. Children。
 バンドブームの後半、まだどちらもそんなに人気もなくて。その後渋谷系とかが流行ってバンドが廃れ始めた頃、
「ドドーン!とミスチルがやってくれまして、そのあとにスピッツやシャ乱Q、L←→Rとかも乗っかっていって、漁夫の利っていうのもあったのかな・・・」。「漁夫の利」はちょっと違う?
 そういう意味では「ミスチルは先頭ランナー」。
 曲は、「ロックロックこんにちは」でスピッツがカバーした「虹の彼方へ」(1992年『Kind of Love』)
 「シンプルだけど、とても強い曲」と。
 初期のミスチルのとてもかわいい曲・・・といつも感じてしまいます。キュンとなる・・・。
 (ココに「ロックロックこんにちは」のレポあり。お時間があれば・・・)


 3曲目はウルフルズで「おーい!!」。
 関西出身の彼らとはアマチュアの頃は交流はなく、仲良くなったのはデビュー後。
 「トータス松本くんのステージパフォーマンスや歌う手としての力はもちろんすごいんですけど」という前置きのあとで、
 「歌詞がすごい! 笑えて泣ける、彼にしかできない世界。言葉選びのセンス、韻の踏み方・・・。KREVAかトータス松本か!」と続けて、「うん」と自分の発言に満足したあとで、「そう言いながら、紹介する曲はトータスくんの詞じゃない曲(笑)」
 なんじゃ!
 「おーい!!」はちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんの詞だそうです。「最近よく聴いてて、これもなかなかよい、元気が出る曲」ということで。映画『ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』のエンディング曲。
 ウルフルケイスケさんの話題に触れつつ、「それぞれの活躍に期待しています」と。
 私も、いつか夏空の下のフェスでまた会いたい!

 次は「同世代と言うより、やや先輩の(JUN SKY WALKER(s))」。
 スピッツはアマチュアの頃、機材車での移動中、ジュンスカのカセットをよく聴いていたそうだ。
 「呼人くんとは同い年、純太くんのソロにアコギで参加したこともある」という交流もあるそうで。
 ホコ天のスターだったジュンスカにデモテープを渡したこともあったそうで、「覚えてくれてると思います」。
 「ジュンスカはその後、メロディアスなパンクロックバンドの雛型になったグレートなバンド」と。
 そうそう、「1987→」をつくるときに、「だけど一人じゃいられない」をちょっと意識したそうだ。
 曲終わりで、「テンション、たけーな」って。

 ここでメッセージ紹介。
 ご夫婦で聴いている方からのメッセージ。ご主人がロックに詳しくて、ロックバンド名に激しく反応しているとか。
 この前はとうとうギターを持ち出してきたので、「草野さんの声にかぶってしまい」(苦笑)だそう。
 草野「そんなに詳しいなら、御主人にぜひゲストに来ていただきたいですね。これからもどうぞごひいきに!」
 もうひとつは、小学生の頃から「地図大好き」な男性。「どんなところの地図を見ますか」という質問に、
 草野「最近、Google Mapで南米チリの僻地に雰囲気のいいホテルを見つけたので、いつか行きたいな、と。それでどうやったらそこにたどりつけるかをシミュレーションするのが楽しい」

 そしてフラワーカンパニーズ。
 名古屋出身のため、やはりデビューしてからの親しいお付き合い。スピッツ主催のイベントや会報でのグレート協力など、深く深くつながっているバンド。
 「アラフィフに近づくにつれてかっこよくなり、若いバンドからのリスペクトも多く」、これからまだまだのバンド、という草野氏の見解です。
 「いい曲がたくさんあるんだけど、フラカンのとっかかりとして」ということで、2013年シングル曲の「ビューティフルドリーマー」。ドラマ『まほろ駅前番外地』のオープニングテーマ。
 ストレートで青々しいフラカンらしい歌詞ですね。

 洋楽からの「同世代現役バンド」はイギリスのBlur。
 チープ・トリックでロック大陸に上陸した草野少年は「ルックスにうるさい」(笑)そうで、ブラーはその点文句なく・・・だそうだ。
 「デーモン(ボーカル)もアレックス・ジェームズ(ベース)もイケメンなんだけど、オレはギターのグレアムの見た目がめっちゃ好みで」(笑)。
 セルジュ・ゲンズブールみたいに、もさいけど何着てもカッコいいイメージらしい。
 そういえば、ゲンズブールについては、彼は結構名前を出して語ることがありますよね。フランソワーズ・アルディが好きなことは公言しているから、そこからの流れかもしれない。
 (フランソワーズ・アルディ・・・若いころ、というか精神的には幼いころと言ってもいいころ、よく聴いてたなあ。レコードは何枚も持っているけど、CDは皆無だ。また聴いてみたい)
 Blurは、キンクス~ロキシー・ミュージック~ストーン・ローゼズからの流れで「いかにもイギリス」ってところが好み、と。最近のライブ映像もすごくよかったそうだ。ライブ動員数も相変わらず多い。
 曲は1995年、アルバム『The Great Escape』からの「Charmless Man」。シングルカットされている。当時よく聴いていたそうだ。
 (次のアルバム『Blur』はよく聴いた記憶があるけれど、「これは好きじゃない」というコアなファンもいたそうだ)

 そして、「ちょっぴりタイムマシーン」のコーナー。
 1995年、「ロビンソン」と同じ年にリリースされた、鈴木祥子「月とSNAPSHOTS」(アルバム『SNAPSHOT』)。
 バンドではないけれど、「同世代」アーティスト。当時本当によく聴いていたそうで、「基本ロックだけれど、チェンバロの音が格調高いようでいかがわしい雰囲気を醸し出している。それがすごいロックだなと思った」と、彼らしい楽曲紹介。そして最後に「基本メロディーが最高!」と。
 彼女のことを「好き」というアーティストは多いし、草野くんもよく名前を出してリスペクトを表明していますね。彼女の声の無理のない高音やかすかにちょっと声がひっくり返るところ、好きだな。

 「ユニコーン、ピロウズ、イエモン、Theピーズとか、やらないのかよ、という声も聞こえてきそうですが」と言いつつ(ホント)、また「同世代現役バンドで漫遊記」やってくれそうです!
 そして来週は、気になる邦楽バンドでリクエスト。かなりリクエストがたまってきて、彼も気になるバンドがあるそうで。

 最後に「醒めない」で・・・。

 http://www.tfm.co.jp/manyuki/index.php?blogid=392&archive=2018-03
 今回のもいいけれど、前回(3/4)の放送後記も読んでみてください。
 彼が真摯にこの番組に向き合っているようすが伝わってきます。

 ・・・とここまでです。今回もありがとうございます。昨夜のちょこっと作業なので、間違いとかあったらすみません。
 帰る前にUPします。
 そうそう、声がまだ風邪っぽくきこえるけれど、これは録音なんで(笑)、いまはもうすっかりOKだ
そうですね。

 安心しました。
 ドドーンでは頑張ってほしいし!

 ではでは!


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