2023.11.18(土)
この前のKアリーナのライブで、「正夢」を久しぶりに聴いた。
「愛は 必ず 最後に勝つだろう そうゆうことにして 生きて行ける♪」
草野くんはリリース当時のインタビューで、この歌詞でレコーディングするにあたって、KANさんに連絡して、快くOKしてもらったことを話していた。
シングルのジャケットには、「special thanks KAN ... 」のクレジットがある。
KANさんは、高校の先輩。
そして、「『愛は勝つ』みたいに曲全体がサビのような曲をつくってみたい」と言っているのを何度かきいたことがある。
90年代の作品は何度も繰り返し聴いて、KANワールドを楽しんだなあ。あの頃、家族みんな好きだった。
息子たち二人から、「KANが・・・」というLINEが届いた。
生意気を承知で言わせていただけるなら、どこかにさりげなく「才能」を感じさせてくれるアーティストだった。
イベントでは、破天荒だけど優しく愉快な時間とステキなピアノを堪能したけど、「いつか単独ライブに行きたいなあ」と思いながら、いつの間にか時間が過ぎてしまった。
それが本当に悔しい。
それでも、ここで「ありがとうございました」とひっそり伝えよう。
今日はずっと、BGMでアルバム『野球選手が夢だった。』と『ゆっくり風呂につかりたい』を流して仕事していた。
作品は残る。私の知らない作品をこれから楽しむこともできるんだ・・・。
https://www.oricon.co.jp/news/2303125/full/
THE YELLOW MONKEY の東京ドームでのライブが告知された。
石田ショーキチさんの「好きなアーティストのライブはとにかく行っとけ」にしたがって、そして、KANさんへの後悔を繰り返さないためにも、とりあえず申し込む。必ず行く。
吉井和哉さん、早期喉頭がんの根治も、うれしいニュース。
https://www.oricon.co.jp/news/2302971/full/
こんなニュースも・・・。
https://mainichi.jp/articles/20231115/orc/00m/200/041000c
Kアリーナでのスピッツライブの退場時、すごい混雑だなあ、こんなの初めて、あれ?来たときのアンパンマンミュージアム脇の道がなんで封鎖されてるの? ヒルトンホテルの宿泊客に配慮して? などといろいろ考えつつも、「ま、2万人の退場だしね、しかたないか~」と軽く捉えて、考えることをやめていた。
でも、やっぱりあれは異常な状態だったんだな。
中東地域研究者の錦田愛子氏は、「ともに悲しき離散の民」である、イスラエルとパレスチナの住む人々の長きにわたる対立を歴史も含めて解説したインタビューの最後を、
「戦闘や飢え、渇きなど生命の危機にさらされた状況では、相手への許しや妥協を想像することすら困難です。今は妥協点の模索から最も遠いところに来てしまいましたが、せめて人間としての最低限の尊厳を、相互に認め尊重する。長期的な共存の道を探るのは、そこからです」
と締めくくる。
専門家でさえ、ここに活路を見出すしかないのかと思ったら、それほどの究極の状況なのかという脅威を感じつつ、小さな声としてそれくらいなら私にも言えるかもしれないと、細い「活路」を見出せそうな気がしたのである。
「どんな事情を掲げても、病院を襲撃することに正当な理由なんてあるわけない」
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「正夢」を初めて聴いた時、♪愛は必ず…♪のくだりで、え?著作権は大丈夫?と冷や汗。でも当然ながら、ちゃんとKANさんの承諾を得てたんですね。KANさんがマサムネの高校の先輩だったことも初めて知り、なんだか感慨深いです。
KANさんの訃報に際し、ネットの記事をいくつか読みました。人を笑わせるのが好きな方だったそうで、故人の希望により、お葬式でカラフルな包装のポップコーンが出されたとか。喪服に合わなくて困ったが、彼は今頃ニンマリしてると思う、というご友人の談に、故人への深い愛を感じました。合掌。
こんばんは。
KANさんのこと、本当にショックでした。
ネットでも流れていたけれど、ap bankでアメフトのユニフォームで登場したKANさんを見て、くずれるように笑っていたミスチル桜井くんの笑顔を思い出しました。
彼の希望どおりの葬儀だったそうで、悲しいけれど不思議にほっこりしました。自分を貫くって、とても難しいことなのに、軽やかに突き抜けて・・・。それでもやはり悲しいです。
曲は残る、それは事実だけど、もう新曲は・・・と思いつつ、今はもうそれは言うまい、と思います。
「正夢」のMVは、短髪草野くんの貴重な映像ですね。
ふとしたときに心の中を流れる曲です。優しくて強くて。
そうそう、「どうかマサムネ~♪」は、「スピッツファンあるある」かもしれませんね~。
いつもありがとうございます。