SPITZ JAMBOREE TOUR 2010
2010月6月28日 Zepp 東京
MC集です。
ココに、ちょっとだけライブレポがあるので、よかったらどうぞ。
順番、正確さは問わないでください。
思い出すままメモった順番に・・・ですので。
適当に内容とか組み合わせて編集しちゃっているところもありますので。
●妖しい Are you ready?
最初は、例によって、「Monday night にようこそ」的な感じで始まりました。
「Are you ready? とか OK? とか言えばいいんだけど、これって日本語で言うとどーなんのかな」って。
「いいの? いいの? 大丈夫?」とか、なんか妖しい気味悪い声と目線を送ってたぞ。
「久しぶりのスタンディングにちょっと戸惑っている」は、カワイコ発言でしょうか。
新曲の紹介のとき、「さっそく」が「さっそきゅ」となって、「キュキュキュ」とか言ってました。表情は見えませんでしたが。
●「『シーン・・・』には慣れてるんだけど」
ライブレポにも書いたんだけど、スピッツのライブ、ここまで熱くなっちゃうんだ~、という感動もので、演奏ではメンバーの客へのアピールもハンパじゃなかったらしいんだけど(私はあんまり見えなかったんで、知り合いから聞いたりしたのですが)。
ただし、MCはいつもの雰囲気を残しつつ・・・という感じで。
客からの声は「マサムネさ~ん」よりも、畳み掛けるようにメンバーに発せられるようなものが多く、「アドリブが苦手」とふだんから言っているボーカルは、
「MCでシーンとなる空気はもう慣れてるんだけど」と笑わして、あまりに盛り上がっている状況への戸惑いをチラッと見せたり(いやいや、これ、演技なんだろうけどね)。
客からの掛け声はほぼスルーでMCを進める。
昔、「ラ・ママ」で、「なんでか盛り上がっちゃって、ファンの子がステージに上がってきたことがあって」
そういうときにはこっちもそれなりに対応しなくちゃいけないのに、「じっとこうやって歌っていた、怖くって・・」とマイクにしがみついている様子を再現。
怖いって・・・。客、失笑。
何かおもしろげなことを言ったときに盛り上がる客たちを見て、
「無理に笑わなくてもいいから」
「おもしろいよー」の声に、
「音楽バンドなんで」って。そりゃそうだ。さだまさしは目指してないもんね。以前、「さださんはすごいね~」と言ってたことはあるけど。
●「オリンピック、出る?」
W杯の話題から、「身内にオリンピック選手とか、いる? なかなかいないよね」
テツヤが「マサムネが出たら?」に、「出て~」の声。
草野 「この年からなんか始めるのは大変」
テツヤ 「踊りとかで出る?」 ああ、開会式とかね。
テツヤ 「閉会式で歌うとか」 客の拍手。
(でも「君が代」は歌わないよ、絶対に! 万が一依頼されたとしても、絶対に断るね。まあね、「万が一」って「ありえないこと」に使うんだけどね)
テツヤ 「バンドとか、出てるじゃん。テレビではカットされちゃうけど」
最後にテツヤ、言いました。「(オリンピックに選手として出るなら)スピッツの活動は休止するから。二足のわらじははけない。失礼だから」
おお、そうだよね。ちょっと社会的発言?
●日本代表が来たらしい・・・
サッカーW杯のデンマーク戦の話。午前3時開始のゲームを見ていた、とテツヤと草野。
テツヤ「俺は夜はだめだから。眠くなっちゃうし。外見から判断しちゃダメよ」
彼はいったん寝て、で、起きて見たらしい。
草野 「テツヤにとっては、午前3時は『朝』なんだ~」
テツヤ 「そう、乾布摩擦する時間だし。あれさ~、ずっと”寒風”摩擦かと思ってた」(笑)
そういえば、草野はリポビタンDとかのCMで言う「肉体疲労時」を「肉体疲労児」だと思ってたときがあったらしい。
「子どものためなのに、なんで大人がCMに出てるんだ?」と不思議だったとか・・・。「肉体疲労児」って・・・
で、そのデンマーク戦が終わって寝ていたら、夢で日本代表がテツヤ宅を訪ねてきたらしい。
夢の中ではテツヤ宅はプールもあるホテルで、そこのオーナーっぽかったらしいよ。
「単純だよね~」と自分で言ってました。
●「新曲より盛り上がった・・・」
今回のツアーでは各地でご当地ソングを披露したけど、「東京は??」と考えてしまったらしい。たしかに・・・。
で、突然歌いだしたのが「富士サファリーパーク」のCMソング。これって全国区ですよね?
いやいや、何を歌わせても聴かせちゃう人だな。とくに歌唱力があるとかそういうことじゃなく。
会場は大受け、大爆笑。
「これって和田アキ子さんが歌っていると思ってたけど、実は串田アキラさんという方が歌ってらっしゃいます」って。
へ~、知らなかった。ずっと和田アキ子だと思ってた。
ココで聴けます。そう聞いても、やっぱり和田アキ子だ。
そこですかさず、弾き語りで、
「ああ、心に愛がなければ スーパーヒーローじゃないのさ キン肉マン go fight !」
この「キン肉マン」のオープニングも串田アキラさんだと。
「これも和田アキ子さんだと思ってた」そうだ。たしかに似てる。
「キン肉マン」のこのサビの部分、メローディーがキャッチー。
(なんか懐かしくて、今コチラで聴き入ってしまった)
「新曲よりも盛り上がってしまったようで・・・」に、会場から「新曲もいいよー!」
そりゃそうだ。
JCBホールでは「ポンポコだぬきの~おまんじゅう」(ココで聴いてみて。10代の人は知らない?)をやって、あんまり受けなかったらしく、「富士サファリーパークをやればよかった」って。
「これは受けたから、またほかでも使うかも」 そう言ってたよ。
●アフリカのあと富士サファリーパークに行った崎ちゃん
そうそう、崎ちゃんがメンバー紹介のときに富士サファリーパークつながりのお話を。
「昔、アフリカに行ったことがあるんだよね。で、帰ってきて興奮さめやらぬうちに富士サファリーパークに行ったら、あそこのライオンとかでかくて。アフリカで見たのより大きくてショックだった」って。
さすが、崎ちゃん、天然でおもしろい。ふつう、アフリカ帰りで富士サファリーパークとか行く?
これ、かなりレベル高くておもしろかったんだけど、それに対する草野の反応が、
「ああ、養殖ウナギのほうが天然より大きいのと同じで?」って。
これ、たとえとして、どーなんでしょう???
●クージー姉さん「ととのいました」
「ととのいました。“台場”とかけて“オズの魔法使い”ととく。そのココロは、どちらも『Over the rainbow』」
クージー、キメてくれました。
「うまいねえ。俺はバカだから、できない」みたいな発言していたけど、最後に、
「“忍者ハットリ君”とかけて“雷”ととく。そのココロは、どちらも『ゴロゴロ』」って。
香取慎吾君とゴローちゃんを勘違いしてたみたいで、失敗作を披露してました。
●クージー姉さん「かわいいねえ」
日比谷野音でライブしたとき、
「後ろから見てたら、マサムネの頭に虫が入っていって、出てこなかったんだよね。ああ、うちにつれて帰っちゃったんだ・・・」
それを聞いたマサムネ、
「夕方んなると、みんな(俺の頭に)帰ってくるんだよねえ」
クージー「へ~、そーなんだ~。・・・かわいいねえ」
草野の顔は見えなかったんだけど、一瞬、間があいてました。本人、照れていたらしい。
クージー姉さんにかかると、こんなもんですね、メンバーは(笑)。
●カメムシと凡人?
メンバー紹介のとき、だいぶ疲労困憊してた田村。
暴れっぷり、ハンパじゃなかったみたいで。
そのときも「自業自得とはいえ・・・」って、マイクスタンドがひどい状態になってたのかな(見えない・・・)。
「直してもらえば?」の草野に、「自分で直す」って。
演奏中にカメムシがTシャツ?にとまってたらしい。
一回は飛んで行ったらしいけど、またやってきて、「殺生するのもかわいそうだから」とスタッフにアイコンタクトで「とって~」と頼んだらしい。
こんなに大勢の人がいるなかで、「なんでオレんとこなんだ?」と。
「恋する凡人」のときだったらしく、「凡人の俺を選んで?」とか言ってました。
すかさず草野が「田村は非凡だよ」って(笑)。
虫つながりで、崎ちゃんは前日に山のほうに行って、アブに刺された、と言ってたな。
●田村、寝てベース演奏?
田村はライブのときに高熱出して、「寝てベースを演奏」したことがあるらしい。
田村 「草野が、『大丈夫?』って聞いてたんだよね。あのとき、たしかに高熱だったけど、寝て弾いてたのはストラップが切れたから」
草野 「そーなんだ~」
田村 「高熱(が原因)ってことにしといたほうがよかった?」
●「エッチ、スケッチ、ワンタッチ」
「長く東京にいるけど、けっこう行ってないところが多い」と草野。
東京タワーに行ったのも、そう昔じゃないらしい。
草野 「上野動物園にも行ったことないし」
客 「へ~」
テツヤ 「俺は行ったことあるよ」
草野 「何しに?」
テツヤ 「スケッチしに(笑)」
草野 「浜離宮も行ったことない」
客 「へ~」
テツヤ 「俺は行ったことあるよ」
草野 「何しに?」
テツヤ 「スケッチしに(笑)」
草野 「エッチ、スケッチ、ワンタッチ・・・」
(笑)
これって、「子どもの頃、言ってたね」と言う人、けっこう幅広い年代にいますね。
「・・・お風呂に入って、アッチッチ」とか言いませんでしたか?
ま、どーでもいいことだけど。
●タカタ社長にリスペクト
「30過ぎたら、もう高い声は出ないと思ってたけど、大丈夫そう」と草野。
30の頃より今のほうが、声が冴えてる感じするよなあ。
そこで例によって、ジャパネットたかたの高田社長のモノマネ。
ちょっと忘れたけど、
「お値段、据え置き!」とか「これだけつけて、セット価格で9万8千円!」とか、あの社長の決まり文句を甲高い声で(笑)。
このとき客から掛け声がかかり、草野がタイミングよく、なんか答えてたなあ。忘れちゃったけど。この夜、掛け声に直接応えたのって、このときだけだったような気がするな(笑)。
これ、番組見てなきゃ、なかなか反応できないよなあ。
私の知り合いに「タカタ社長」のファンがいるんだけど、彼によると、番組での社長のあら探しが最高におもしろいらしい。
「下取り有りで、10万円!」と言うべきところを、途中を飛ばして「下取り10万円!」とか言っちゃうとか。おいおい、下取り10万かよって。
きれいに積み上げられたセットを崩しちゃったり、いろいろ。
「社員が出てくるとマトモだからつまんないけど、社長はおもしろい」そうだ・・・。
草野君も見てるんだろうな、テレビっ子だし・・・。
で、最後に、「これはモノマネじゃない。タカタ社長へのリスペクト」、そう言ってました。
●「お前ら・・・」
最後は「お前ら・・・」でしめていました。
「お前らと台場の海の向こうへ・・・って、それ、すぐそばだな。・・・Pacific Ocean の向こうへ行ってみないか」
客 「キャー」でもないかな?
こんな感じでした。
うまく伝えるのは難しいけど、まったりでもテンポよく、なかなか冴えたMCだったような。
「この夏、スピッツは23年を迎えます」
この言葉は何度聞いてもグッとくる。
枯れた大人のバンドになんてならずに、いつまでもライブハウスで私たちを汗びっしょりにさせるバンドでいてほしいな。
すみません。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
W杯日本代表、ステキでした。
W杯のたびにちょっとだけファンになる私には、長谷部選手、素朴で賢そうで、かっこいいです。
感動屋なんで、単純に選手間のエピソードに心打たれています。
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「とっても詳しい」んだけど、正確かどうかは不明です・・・。
勝手な解釈など、ありそうで。
それでもよかったら、またのぞいてみてください。
スピッツ、ずっとがんばってほしいですよね!!
コメントありがとうございます。
正確じゃないところとか、ニュアンスが違うぞっていうところ、多々あると思うんですよね。
勝手に解釈しているところもあると思うし。
楽しんでいただけたのなら、本当にうれしいです。
ありがといございました。
それにしても、かっこよくて楽しいライブでしたよね。
やっぱりすぐ忘れてしまうので、
そのときのこと思いだしてふふっと
微笑んでしまいました(^_^)
や~また行きたいです!!