隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

なぜかこんな季節に「ローランダー、空へ」?

2017年10月21日 18時16分50秒 | スピッツ

2017.10.21(土)


 ここ数日、ちょっと気持ちまで縮こまってしまった。この程度の寒さでこんなではマズイマズイ。
 大型台風らしくて、台風の目がくっきり。みなさん、気をつけて。台風直下の際、どんな感じかな?なんて外をウロウロしないこと。自戒を込めて・・・。
 期日前投票、お勧め。地域によって異なるのかは不明だけれど、私のところでは今夜8時まで。
 うちは徒歩1分のところの小学校が投票所なので明日行きます。


■ 母と(篠田節子氏)
 『読売新聞』の記事から。
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00010000-yomidr-soci
 篠田さんの文章が好きで、それなりには読んでいるけれど、2014年刊行の『長女たち』は今思い出しても胸が痛くなる。
 作家には失礼な感想だけれど、何も知らないくせに「体験談?」と心でつぶやいてしまったのは事実。
 
 母と娘は難しい・・・と言うと、そんなことはないよ、それぞれだよ、と言われることが多い。他人に母のことを語ることはないけれど(母を知っている人からは「明るくて若々しくて、いいお母さんよね」と言われることが常なので)。
 たった一人、びっくりするくらい的確に私の中の思いを自然に受け止めてくれた友人がいた。仕事にも私生活にも力強さが魅力のシングルマザーだったけれど、彼女こそ、母親との長い長い問題を抱えていた。彼女は10年近く前に亡くなり、母親は今も健在だ。
 
 そういえば、娘の立場からの見方しかしてこなかったけれど、母親自身はどんなことを話すだろうか。私には娘はいないけれど、同年齢の「母親(娘あり)」は結構な人数いる。大抵はいい感じの関係を保っているふうに話してくれるけれど、もっと先になって、ちょっと私たちの年代がそれぞれにヤバくなったとき、「母親」としてどう語ってくれるだろうか。そのとき、娘たちはどんなだろうか?
 
 私の母には頼りになる息子がいたけれど、私たちが学生の頃に母が成田山の占い師に「あなたは娘さんの世話になります」と言われたらしく、弟が亡くなったあと「当たってたのね~」と何度も言われた。そう言う母を嫌悪していた。今はもう忘れたのか、口に出すことはなく、骨折以来、母と娘の関係は少し形を変えた。

 母の冬の服やベストや暖かそうな靴下を持っていく。おしゃれな人だから、今でもこだわりは健在だ。施設のスタッフの方に「おしゃれする気持ちは本当に大事」と言われた。みんな一様に母の服を褒めてくれる。ありがたい。
 この前も外出時にアウトレットでセーターや靴下を購入。昔よりちょっと好みが派手?と思ったけれど、私はあえて何も言わない。好きなものを着るのが一番だ。ただ、夏前にTシャツを見ていたとき、「この柄いいわね」と取り上げたのが「Guns N' Roses」とプリントされたものだったから、それはやめさせた。入居者は気づかないだろうけど、スタッフが戸惑ったら恥ずかしいので。



■ 短髪!
 https://www.instagram.com/p/BabjJ2Tgbmc/
 いやいや、どうしたのですか、宮本さん!!
 懐かしいです、ひたすら懐かしい!
 そして、ちっとも老いてないのが驚き。もちろん鋭角は少し緩やかになったかもしれないけれど、でも50過ぎでこれはありえないでしょ。
 鹿野さん、すみません。この宮本さんとのツーショットをアップする勇気に脱帽です。私なら、こんな50代の脇で写りたくない。すみません、失礼なことを・・・。


■ 蒼井優ちゃんの「オールナイトニッポン」
 「オールナイトニッポン」って、今ANNで通じるの? それにちょっとびっくり。
 なんて、そんなことはどうでもよく。
 
札幌の小夜さんが蒼井優ちゃんのANNの情報を教えてくれました。『彼女がその名を知らない鳥たち』の白石監督、松坂桃李くんがゲストの回で、ロケ先での竹野内豊さんのエピソード、たくさん話していましたよ。音源、ここにはUPしないけれど探してください。
 穏やかで、いい人なんだなあと思いました。
 「イヤミス」は読まないわけではないけれど実はちょっと苦手で、映画、どうしようかな。
 今現在で最も気になる映画は『エルネスト』。


 昨夜の『この声をきみに』は初めてリアルタイムで見た。声と言葉のコラボは、ある意味、どんなラブシーンよりも刺激的だ。
 あそこの歩道橋(知らない方、よかったらココを)、昨夜は若い二人が歩いていましたね。



■ 録画・・・
 『監獄のお姫さま』、女優たちがみんな生きている! それぞれに個性的。第2回以降、監獄場面とそれぞれの抱える事情と団結までの経緯が楽しみ!
 『この声をきみに』、もちろん毎回楽しみ。竹野内さんに「見てます!」って言っちゃったしなあ(笑)。取り上げられる詩や短歌など、読むことではなく朗読することで心をざわつかせてもらっている。すてきな言葉たち。
 『ユニバーサル広告社』、どこかで救われるドラマ、一週間に1本くらいはほしいじゃないですか! 普通に頑張っている人たちが報われて輝いていると、こんなひねくれ者でもうれしくなるってもんだ。沢村一樹、和久井映見でOKです。荻原浩原作か~。たしかに・・・。
 『明日の約束』、どういう展開になるのか不明だけれど、井上真央さんのいつもながらの自然で、でも何かありそうな目の奥に惹かれて。
 『刑事ゆがみ』、ちょっと乱暴な描き方だけど、コンビの落差がいい。エピソードも丁寧。神木君が男っぽくなっていて、ちょっとビックリ。

 そうそう、『陸王』、まだ見ていないけれど、役所広司主演というだけで、私にはハズレはなさそう、という信頼感。
 『奥様は、取り扱い注意』、一部だけ見て、綾瀬はるかのアクションに感動(さすが『精霊の守り人』)。夫の西島秀俊さんもいわくありな人物ってことでいいのでしょうか?(これ、私の期待ですけど。ただの夫じゃいやだ~(笑))。



■「ローランダー、空へ」
 こんな日に聴きたくなる、スピッツの「ローランダー、空へ」(アルバム『惑星のかけら』)。
 「ローランド」と言えばスコットランドの低地地方で、イメージとして低い湿地帯みたいな想像をして(スコッチランドのローランド地方がどういう地形と気候なのかは一応調べたけどイマイチわかりにくく)、そういうところに住む人々が故郷への愛とはうらはらにそこを抜け出す夢を抱きつつ、それでも住み続ける・・・、そう考えると、
 「白い翼と 白いパナマ帽 渚の風を身体にまとう 夢を見たのさ♪」
 という歌詞がたまらなく心にしみて、そしてそのあとのギターソロの美しさに感動してしまうのだ。
 ああ、ライブで聴きたい。

 と思っていたら、ココココで、「ローランダー、空へ」がひそかに登場していました。笑っちゃう・・・。私もしつこいなあ。ちなみに、まだ願いは叶っていません。


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2 コメント

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ローランダー、空へ (しずこ)
2017-10-22 06:53:10
わあ~、かけらさんも「ローランダー、空へ」が好きなんですね! 私も好きです。私は「ロビンソン」からスピッツに入って、「ローランダー」は前の曲なんだけど「ロビンソン」の後に出会ったんです。私は「ロビンソン」を聴きながら何度も、草原で「誰もさわれない2人だけの国」が宇宙の風に乗るイメージを見たのですが(目をつぶってイメージした)、「ローランダー」はそのイメージの前の物語をイメージしていて、好きなんです。

スコットランドに「ローランダー地方」ってあるんですね! 知らなかったです。私は字の意味通りに「低い土地に住む人」だと解釈していました。
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ライブで! (かけら)
2017-10-22 19:35:40
しずこさん

あんまり注目されない楽曲なので、うれしいです、反応してくださって。
いえいえ、スコットランドのローランド地方とは全く関係なく、「低地に住む人」という意味で使っているんだと思います。私が勝手に思っているだけです。
でも、広がるイメージが大きくて、物語を見ることができて、いい楽曲ですよね。
ライブで聴きたいんです(笑)。

もう1つのコメントは私への私信として読ませていただきますね。
ありがとうございます。
私自身がここを毎日覗くことはできないので、時間がの~んびり過ぎていく場です。ゆっくり楽しんでいただけたら、それだけでうれしいです。
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