■キミがいないこと
笑顔が集まって 狭い部屋が暑くなる
笑い声に揺すられる空気や
たまに訪れる小さな沈黙
それでも のびやかに 私たちは憩う
話題が高く低く 壁を伝って
外まで届くくらいに 膨らんでいく
意味のない誰かのため息も
甲高いいつもの声も
「普通」というモードがぴったりだ
それでも わかっている
キミがここにいないこと
キミの早口が聞こえないこと
心の小部屋に そっと隠して
知らんぷりの会話が続く
きっとこうして 過去が流れて
いつのまにか 「普通」になっていく
そういうことを繰り返して 繰り返して
日常は たしかな色をつかんでいく
笑顔が集まって 狭い部屋が暑くなる
笑い声に揺すられる空気や
たまに訪れる小さな沈黙
それでも のびやかに 私たちは憩う
話題が高く低く 壁を伝って
外まで届くくらいに 膨らんでいく
意味のない誰かのため息も
甲高いいつもの声も
「普通」というモードがぴったりだ
それでも わかっている
キミがここにいないこと
キミの早口が聞こえないこと
心の小部屋に そっと隠して
知らんぷりの会話が続く
きっとこうして 過去が流れて
いつのまにか 「普通」になっていく
そういうことを繰り返して 繰り返して
日常は たしかな色をつかんでいく