プロのプライド～小笠原のサヨナラHR

2013.6.6（木）


■にわか・・・
　4年に一度の「にわかサッカーファン」（「ファン」と言うのはちょっとおこがましい・・・という程度ですけど）は、ま、それなりの感動で本田のPKを見ました。
　ほかの地域のW杯出場国はもうとっくに決まっているのかと思っていたのに、「日本が最初」と聞いて、むしろそのことに驚いた。
　（そんなことに驚いて、どーなの？ってとこですけど）
　でも、ホッとしたのとすでに先を見て危機感を募らせる選手の表情は、見ていて気持ちがいい。
　サポーターたちの歓喜のようすも、悪くないですね。


■こちらは野球・・・
　で、その翌日、つまり昨日の夜は、相方にとってあげた「東京ドーム　巨人×日本ハム」を観戦。
　なんとなく元気のない2チームの試合という感じで、イマイチの盛り上がりだったけど、延長11回裏の、坂本＋阿部を塁に置いての小笠原のサヨナラHRには、ハンパじゃない盛り上がりが！
　そこには、サッカーのサポーターほどじゃないかもしれないけど、熱い野球ファン（ジャイアンツファンか？）がつくる熱気の世界がありました。

　試合後にお立ち台に上がった小笠原に、インタビュアーがしつこく「2年ぶりのHR」の感想を迫ったのは、彼の涙を誘いたかったからでしょうか。
　今日の朝刊には「小笠原の目にうっすら涙」と書いてあったけど（そうかもしれないけど）、でも彼は何度も、「HRをたった1本打っただけですから」を冷静に言って、「明日からしっかり仕事をするだけです」と答えていました。
　プロのプライドを感じました。

　そういえば隣の4人組の30代のサラリーマンたち。
　いや、もうビックリするくらい食べる！　飲む！　必然的に何度もトイレに行く・・・。
　で、ほぼ試合は見ていない（笑）。
　ああいうところで、デパ地下で買ってきたと思われるお惣菜を次から次へと出して、最後はマンゴープリンやおまんじゅうまで用意している男子グループって、私には希少価値でした。野球、見てないし！
　ま、それは別にいいんだけど、彼らが退散したあとには、紙袋やビニール袋やケースや割りばしが散乱・・・。
　これはいただけない。
　「なんなの！」と思っていたら、後ろの高齢の女性がさっさとかたずけはじめた。私も慌てて手伝ったけど、自分も文句ばかり言うだけじゃ大人じゃないな、と少し恥ずかしくなりました。