2006年11月26日(日) 丹沢湖にて 天気:曇りときどき小雨
恒例の丹沢湖マラソンが今年も行われた。
毎年、山北町(神奈川県)のみなさんの暖かいサポートで、競技だけではないステキな時間を過ごせるところ。
私が友人YMと参加するようになって、今回でもう6回目。YMは私と違って持久力抜群の人なので、10キロどころか、すでにハーフ経験者。膝さえ痛くなければフルマラソンにだって色気を見せちゃう。
立川の昭和記念公園で毎年開催される大会にも何度か参加したが、一昨年の3月は雪(泣)。モノレールで立川に向かいながら、雪が降りそうだし、やめて一日おしゃべりして過ごせばいい、とすでにひよっていた私ですが、現地で待ち合わせたYMは「雨の中走るのはとんでもないけど、雪じゃあね。参加費払ったし、やめたらもったいない」と…。結局私は泣き言を言う暇も与えられず、雪の中を走ったのですよ。
ま、タイムもいつもと同じくらいだったし、話のネタにもなったし、後悔はしていませんけど(笑)。でも、そういう人なんだな。
■「なんで来ちゃったんだろう」といつもながら(笑)
10キロは9時半までに受付をすませなければなりません。7時半頃、小田急線の町田で待ち合わせ、急行で新松田へ。駅前には大会参加者を運ぶシャトルバスが次々に到着、発車していきます。丹沢湖へは片道800円。
ちゃんと全員座れるので、中では早めの腹ごしらえをしたり、目をつぶって瞑想?にふけったり、熟睡したり、いろんな人が見受けられます。この季節は紅葉めあてに訪れる人も多いし、道路はいつも渋滞。40分くらいかかって現地到着です。
すでに多くのランナーたちがウォーミングアップをかねて、あちこちで走っている。それを見ると、ああ、今年も来ちゃったな、と少し欝になるから、自分でもおかしい。ならば来なけりゃいいのに、ってことだよなあ。
町あげての大会なので、山北小学校の教室や近くの幼稚園の部屋が参加者の更衣室に開放され、ゴールは校庭、中庭には無料のしし汁をはじめ、アユの塩焼き、そのほか地元の名産などが並ぶ出店が並んでいて、本当にいつもにぎやか。
下の画像は更衣室の教室から見下ろした中庭。レース前なので閑散としているが、レース後は人であふれます。
■ちょっと不本意なタイムでしたが…
ドキドキを隠しつつ、YMと軽口をたたきながら軽く走って体を温める。小雨がちょっとパラパラしてきたし気温も低そうだけれど、だんだん体が温まって、そしていよいよスタートです。
コースマップからおわかりになるでしょうが、10キロは丹沢湖を約1周、ハーフは約2周する。晴れていると紅葉が光に映えて美しく、湖を囲んだ山の間に意外に大きな富士山が感動的に顔を見せてくれる。
はじめてここに参加したとき、実はその半月くらい前の別のレースで私は7キロ付近で失神(恥)してリタイアしたばかりだったのです。だからすごく不安だったけれど、なぜかものすごく楽しく走れて完走。そのときのことは今でも忘れられない。
そんなわけで、アップダウンは結構あるのですが、景色はいいし、オススメです。
途中の苦しさはもう忘れたので、一気にゴールですが(笑)、友人はいいタイム、私は「うーん」な感じでした、とそれだけを。この大会はゴールしてすぐに結果がわかり、賞状をもらえます。
しし汁をいただいて、アユの塩焼き(1本400円)を「おいしいねえ」と食べて、これが至福のとき。グループ参加の人、家族で参加した人、果敢に単独で参加した人、いろいろだけど、みんな一様にいい表情しています。
■温泉と紅葉に「高揚」(ってオヤジギャクかっ!)
丹沢湖の中心から徒歩30分くらいのところに中川温泉がある。大会参加者対象の無料バスで5分足らずで到着。毎年ここで温まって、疲れた筋肉をほぐして帰ります(翌日が楽)。
いくつかの宿の日帰り入浴半額券がもらえるので(500円くらい)ついつい利用しちゃうけど、これが時間によっては「イモ洗い」状態(一般のお客さんにも申し訳ない)。だから来年は正規の料金を払って、別の宿に立ち寄ってみようか、と。
それでも、お湯に入ったあとの温まった体は心地よい。大げさではなく?至福の時? ちなみに以下の画像は去年と今年立ち寄った「ぶなの湯」の入り口です。
今、ぶなの湯のHPを見たのですが、大浴場は案外広いんだな。ここは男性用? 少なくとも女性用は「イモ洗い」でしたから。
中川温泉の川沿いの道も紅葉がすばらしい。今年はどこもあまりきれいじゃないと聞くけど(気温が一気に下がらなかったし)、目に痛いほど見事でした。
■また来年もがんばれたら…
雨が降ってきたので、ブラブラ歩きは注意して、中川温泉の入り口近くにある「一茶」というお店でバス待ち。ここは中川温泉の観光インフォメーションとしても機能しているらしい。
テーブル3つ、カウンターだけの小さなコーヒーショップだけど、店内に猫のグッズや人形やのれんがあふれている。
上の画像はほんの一部ですが。
濃厚なココアが400円。心置きなく休める、いい感じの店内です。熱いお茶もいただきました。ありがとう!
そのあと、慌てて飛び乗ったバスで新松田に出て小田急線に乗り、町田で途中下車。TOKYUのならびにある「わいが屋 町田店」で、無事完走を祝っても祝杯をあげ、また来年もこうして祝杯があげられたらいいね、と思いを新たにしました。
YMに謝謝。あなたがいなかったら、こんな経験はできなかっただろう。
恒例の丹沢湖マラソンが今年も行われた。
毎年、山北町(神奈川県)のみなさんの暖かいサポートで、競技だけではないステキな時間を過ごせるところ。
私が友人YMと参加するようになって、今回でもう6回目。YMは私と違って持久力抜群の人なので、10キロどころか、すでにハーフ経験者。膝さえ痛くなければフルマラソンにだって色気を見せちゃう。
立川の昭和記念公園で毎年開催される大会にも何度か参加したが、一昨年の3月は雪(泣)。モノレールで立川に向かいながら、雪が降りそうだし、やめて一日おしゃべりして過ごせばいい、とすでにひよっていた私ですが、現地で待ち合わせたYMは「雨の中走るのはとんでもないけど、雪じゃあね。参加費払ったし、やめたらもったいない」と…。結局私は泣き言を言う暇も与えられず、雪の中を走ったのですよ。
ま、タイムもいつもと同じくらいだったし、話のネタにもなったし、後悔はしていませんけど(笑)。でも、そういう人なんだな。
■「なんで来ちゃったんだろう」といつもながら(笑)
10キロは9時半までに受付をすませなければなりません。7時半頃、小田急線の町田で待ち合わせ、急行で新松田へ。駅前には大会参加者を運ぶシャトルバスが次々に到着、発車していきます。丹沢湖へは片道800円。
ちゃんと全員座れるので、中では早めの腹ごしらえをしたり、目をつぶって瞑想?にふけったり、熟睡したり、いろんな人が見受けられます。この季節は紅葉めあてに訪れる人も多いし、道路はいつも渋滞。40分くらいかかって現地到着です。
すでに多くのランナーたちがウォーミングアップをかねて、あちこちで走っている。それを見ると、ああ、今年も来ちゃったな、と少し欝になるから、自分でもおかしい。ならば来なけりゃいいのに、ってことだよなあ。
町あげての大会なので、山北小学校の教室や近くの幼稚園の部屋が参加者の更衣室に開放され、ゴールは校庭、中庭には無料のしし汁をはじめ、アユの塩焼き、そのほか地元の名産などが並ぶ出店が並んでいて、本当にいつもにぎやか。
下の画像は更衣室の教室から見下ろした中庭。レース前なので閑散としているが、レース後は人であふれます。
■ちょっと不本意なタイムでしたが…
ドキドキを隠しつつ、YMと軽口をたたきながら軽く走って体を温める。小雨がちょっとパラパラしてきたし気温も低そうだけれど、だんだん体が温まって、そしていよいよスタートです。
コースマップからおわかりになるでしょうが、10キロは丹沢湖を約1周、ハーフは約2周する。晴れていると紅葉が光に映えて美しく、湖を囲んだ山の間に意外に大きな富士山が感動的に顔を見せてくれる。
はじめてここに参加したとき、実はその半月くらい前の別のレースで私は7キロ付近で失神(恥)してリタイアしたばかりだったのです。だからすごく不安だったけれど、なぜかものすごく楽しく走れて完走。そのときのことは今でも忘れられない。
そんなわけで、アップダウンは結構あるのですが、景色はいいし、オススメです。
途中の苦しさはもう忘れたので、一気にゴールですが(笑)、友人はいいタイム、私は「うーん」な感じでした、とそれだけを。この大会はゴールしてすぐに結果がわかり、賞状をもらえます。
しし汁をいただいて、アユの塩焼き(1本400円)を「おいしいねえ」と食べて、これが至福のとき。グループ参加の人、家族で参加した人、果敢に単独で参加した人、いろいろだけど、みんな一様にいい表情しています。
■温泉と紅葉に「高揚」(ってオヤジギャクかっ!)
丹沢湖の中心から徒歩30分くらいのところに中川温泉がある。大会参加者対象の無料バスで5分足らずで到着。毎年ここで温まって、疲れた筋肉をほぐして帰ります(翌日が楽)。
いくつかの宿の日帰り入浴半額券がもらえるので(500円くらい)ついつい利用しちゃうけど、これが時間によっては「イモ洗い」状態(一般のお客さんにも申し訳ない)。だから来年は正規の料金を払って、別の宿に立ち寄ってみようか、と。
それでも、お湯に入ったあとの温まった体は心地よい。大げさではなく?至福の時? ちなみに以下の画像は去年と今年立ち寄った「ぶなの湯」の入り口です。
今、ぶなの湯のHPを見たのですが、大浴場は案外広いんだな。ここは男性用? 少なくとも女性用は「イモ洗い」でしたから。
中川温泉の川沿いの道も紅葉がすばらしい。今年はどこもあまりきれいじゃないと聞くけど(気温が一気に下がらなかったし)、目に痛いほど見事でした。
■また来年もがんばれたら…
雨が降ってきたので、ブラブラ歩きは注意して、中川温泉の入り口近くにある「一茶」というお店でバス待ち。ここは中川温泉の観光インフォメーションとしても機能しているらしい。
テーブル3つ、カウンターだけの小さなコーヒーショップだけど、店内に猫のグッズや人形やのれんがあふれている。
上の画像はほんの一部ですが。
濃厚なココアが400円。心置きなく休める、いい感じの店内です。熱いお茶もいただきました。ありがとう!
そのあと、慌てて飛び乗ったバスで新松田に出て小田急線に乗り、町田で途中下車。TOKYUのならびにある「わいが屋 町田店」で、無事完走を祝っても祝杯をあげ、また来年もこうして祝杯があげられたらいいね、と思いを新たにしました。
YMに謝謝。あなたがいなかったら、こんな経験はできなかっただろう。