ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ(2008)
【作品レビュー】
【作品概要】
“引きこもり作家”として知られる滝本竜彦の同名ベストセラー小説を映画化した青春ドラマ。平凡な高校生が謎のチェーンソー男と戦う美少女と出会い、その戦いに巻き込まれていく。
目的もなく平凡な日々を送る高校生の陽介(市原隼人)は、謎めいた制服の美少女、絵理(関めぐみ)と出会う。彼女はチェーンソーを振り回す不死身の大男と毎晩戦っているが、その理由は分からない。つまらない日々を埋めるように、陽介も“チェーンソー男”との戦いに没頭していくうちに、絵理との距離が近づいていくが……。(Yahoo!映画より)
監督: 北村拓司
出演: 市原隼人, 関めぐみ, 三浦春馬, 浅利陽介, 板尾創路
【作品レビュー】
ペーパービューの配信で見放題に入っていた三浦春馬さんの出演作品というのもあって、観ました。
思いがけず楽しく、ぐいぐい入り込んで観ました。
数分置きに笑えたり、胸が熱くなったりさせられる映画です。
謎のチェーンソー男は、10代特有の心の葛藤の象徴的な存在。
現実とファンタジーの境い目を、多感な高校生達の妄想と現実逃避の日常という設定が妙に説得力をもたらしていて、なんとも面白いです。
関めぐみさんの目力
アクションが格好良いです!
市原隼人さんの表情、台詞のない横顔は映画的な魅力があります
浅利陽介さんが出てくるとホッコリしますし!
三浦春馬さんの演じた青年は…、
とてつもない生のエネルギー故に、命を燃やしてしまうような役どころで、色んな意味で周囲に影響を及ぼすような青年でした。
観ていて、それは現実の三浦春馬さんとどこか重ねてしまって辛くもあるのですが…、
作品はB級っぽさも含めて面白いです!
観て良かったです。