『この国の空』(2015)
監督:荒井晴彦
原作:高井有一
脚本:荒井晴彦
音楽:下田逸郎、柴田奈穂
出演者:
二階堂ふみ:里子
長谷川博己:市毛
工藤夕貴:里子の母
富田靖子:里子の伯母
利重剛、上田耕一、石橋蓮司、奥田瑛二
【作品概要】
芥川賞作家・高井有一の谷崎潤一郎賞受賞作を映画化。終戦が間近に迫る東京を舞台に、19歳のヒロインが妻子を疎開させ一人で暮らす隣人男性の身の回りの世話を焼くうちに、女性として目覚めていくさまを描く。

【感想レビュー】
公開時に見逃しWOWOW観賞しました
これは…!
色々感想はありますが、まずは、まずはちょっとだけ見える腋毛が強烈な印象を放つ作品でした…!
いや、もちろん他にも色々感想はあります
でもなんかすべて腋毛に集約されていく…
←誉めてマス。
誤解を招きそうなので、詳しくはまた後ほど。←まだ書くのか…。
戦争を描く上で、マクロ的な視点なのかミクロ的な視点なのか、の問題があると思います。例えば『日本のいちばん長い日』(1967)がマクロ的だとすれば、この映画はその対極にあると言えそうです。
ヒロインの精神が渇いている。その時代設定として、この時代を選んだという感じ。戦争に突入する前からのヒロインのバックボーンなどは違うけれど、そういう意味では『戦争と一人の女』(2013)と通ずる要素もありつつな作品でした。
『この国の空』。
見どころは、やっぱりハセヒロさんの色気が尋常じゃない‼
という点があると思います。
色気が歩いているのかと思うようなハセヒロさんの存在感…‼あの危険な感じは…なんでしょうねぇ。尊敬する俳優は森雅之さんだと仰っていますが、なんか分かります。まさに危険な感じ!
そして、二階堂ふみちゃんのはち切れんばかりのリアルな裸体を後ろから捉えた画も素晴らしい
いやらしくはないんです。ただ、もう、若い!!
迸る若さ、気怠さ、急速に“女”が全面に出てくる感じ。でもこのシーン、品がある感じで良かったんです
けれど、それ以上に私が唸ったのは里子の母を演じる工藤夕貴さんの“腋毛”なのです!!←力説。
でもこれ、付け腋毛だそう。とはいえ、それを着けられる工藤夕貴さんは凄い!
なぜこんなに熱くなっているのかというと。それは映画の中で、生と性の迸りを一瞬で表す必殺技のようにさえ思えるからなのです…!!!←何を言っているかだんだん分からなく…
でも、今までにも同じように感じた映画があります。度肝を抜かれたのは、吉田喜重監督の『戒厳令』(1973)で、二・二六事件を描いた作品です。おそらく付け腋毛ではなさそうな、ナチュラルな腋毛が見えるアングルで性交をしているシーンがあるのですが、凄い印象的なシーンなんです。でも確かに裸婦画でも描いてあるのありますよね。その時代のリアルを表現していて、ハッとさせられます。
身体つきとか、髪型とか、服装とか、仕草とか、言葉遣いとか、身だしなみとか、その延長線上に腋毛を見せるという演出があるようにさえ思うのです。
『ラスト、コーション』(2007)でも同じことを感じました。鮮烈な生と性の迸りの表現としての腋毛。←こういう理由なので、私は別に腋毛が好きなわけではありません。。実生活で見たらきっとギョッとするでしょう
そんなこんなで。長くなりましたが…。
『この国の空』の工藤夕貴さんの水浴びシーンは、この作品のハイライトだ!!
と思ったのでした。
監督:荒井晴彦
原作:高井有一
脚本:荒井晴彦
音楽:下田逸郎、柴田奈穂
出演者:
二階堂ふみ:里子
長谷川博己:市毛
工藤夕貴:里子の母
富田靖子:里子の伯母
利重剛、上田耕一、石橋蓮司、奥田瑛二
【作品概要】
芥川賞作家・高井有一の谷崎潤一郎賞受賞作を映画化。終戦が間近に迫る東京を舞台に、19歳のヒロインが妻子を疎開させ一人で暮らす隣人男性の身の回りの世話を焼くうちに、女性として目覚めていくさまを描く。

【感想レビュー】
公開時に見逃しWOWOW観賞しました

これは…!
色々感想はありますが、まずは、まずはちょっとだけ見える腋毛が強烈な印象を放つ作品でした…!
いや、もちろん他にも色々感想はあります

でもなんかすべて腋毛に集約されていく…

誤解を招きそうなので、詳しくはまた後ほど。←まだ書くのか…。
戦争を描く上で、マクロ的な視点なのかミクロ的な視点なのか、の問題があると思います。例えば『日本のいちばん長い日』(1967)がマクロ的だとすれば、この映画はその対極にあると言えそうです。
ヒロインの精神が渇いている。その時代設定として、この時代を選んだという感じ。戦争に突入する前からのヒロインのバックボーンなどは違うけれど、そういう意味では『戦争と一人の女』(2013)と通ずる要素もありつつな作品でした。
『この国の空』。
見どころは、やっぱりハセヒロさんの色気が尋常じゃない‼

色気が歩いているのかと思うようなハセヒロさんの存在感…‼あの危険な感じは…なんでしょうねぇ。尊敬する俳優は森雅之さんだと仰っていますが、なんか分かります。まさに危険な感じ!
そして、二階堂ふみちゃんのはち切れんばかりのリアルな裸体を後ろから捉えた画も素晴らしい

迸る若さ、気怠さ、急速に“女”が全面に出てくる感じ。でもこのシーン、品がある感じで良かったんです

けれど、それ以上に私が唸ったのは里子の母を演じる工藤夕貴さんの“腋毛”なのです!!←力説。
でもこれ、付け腋毛だそう。とはいえ、それを着けられる工藤夕貴さんは凄い!
なぜこんなに熱くなっているのかというと。それは映画の中で、生と性の迸りを一瞬で表す必殺技のようにさえ思えるからなのです…!!!←何を言っているかだんだん分からなく…

でも、今までにも同じように感じた映画があります。度肝を抜かれたのは、吉田喜重監督の『戒厳令』(1973)で、二・二六事件を描いた作品です。おそらく付け腋毛ではなさそうな、ナチュラルな腋毛が見えるアングルで性交をしているシーンがあるのですが、凄い印象的なシーンなんです。でも確かに裸婦画でも描いてあるのありますよね。その時代のリアルを表現していて、ハッとさせられます。
身体つきとか、髪型とか、服装とか、仕草とか、言葉遣いとか、身だしなみとか、その延長線上に腋毛を見せるという演出があるようにさえ思うのです。
『ラスト、コーション』(2007)でも同じことを感じました。鮮烈な生と性の迸りの表現としての腋毛。←こういう理由なので、私は別に腋毛が好きなわけではありません。。実生活で見たらきっとギョッとするでしょう

そんなこんなで。長くなりましたが…。
『この国の空』の工藤夕貴さんの水浴びシーンは、この作品のハイライトだ!!

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