☆映画の旅の途中☆

色んな映画をどんどん観る旅

『不思議なヴィクトル氏』(1938)@東京フィルメックス

2013年12月02日 | 西洋/中東/アジア/他(クラシック)
『不思議なヴィクトル氏』 The Strange Monsieur Victor / L'étrange Monsieur Victor
フランス / 1938 / 100分

【作品解説】
南仏のツーロン。雑貨屋の主人として街の人々から尊敬されているヴィクトル氏に待望の子供が生まれる。だが、彼には表には見せていないもう一つの顔があった......。『舞踏会の手帳』で知られる名優レイミュが複雑な性格の主人公を見事に演じた異色の犯罪劇。 (フィルメックス公式サイトより)




【感想レビュー】@theater
映画が始まる時の、ちょっと古めかしい音の入り方が、ワクワクする瞬間です
大好きです

出て来たのは、何とも偏屈な主人公ヴィクトル氏

偏屈…。
そういえば、『野いちご』の主人公も偏屈なおじいちゃん…あれは、おじいちゃんだった!違う違う

などと思いつつ観始める。

そして前日のお酒がまだ残っていて、時折眠気に引っ張られそうになりながら、手の平のツボをグリグリして、観る

ところどころ、面白いんです

でもヴィクトル氏の妻が綺麗過ぎて、ちょっと納得が行かなかったのですが、前振り?でした


モノクロですが、お洒落な室内やファッションは生き生きと伝わってきます

上の画像にもあるような、石畳みや石の壁

外灯に照らされて伸びる影

それらにワクワクしてあっという間にラスト、えっ⁈な展開に!!

そしてそして、ヴィクトル氏の悪い顔…

急転直下の展開に、狐につままれたままホールの廊下に出ました
面白かったです

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