☆映画の旅の途中☆

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『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』(2013)

2014年08月07日 | 西洋/中東/アジア/他(1990年以降)
『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』(2013)

監督/脚本:バーナード・ローズ
デイヴィッド・ギャレット
ジャレッド・ハリス
クリスチャン・マッケイ
ヘルムート・バーガー

【作品概要】
超絶技巧で有名な伝説的バイオリニスト、ニコロ・パガニーニの破天荒な人生と、彼の人生を変えた2人の人物との出会いを描く伝記ドラマ。スキャンダルが絶えない異端児パガニーニを、欧米で圧倒的人気を誇る天才バイオリニスト、デイヴィッド・ギャレットが演じる。(Yahoo!映画より)

【感想レビュー】@theater
やっっと観に行けました

作曲家を描いた映画というのは沢山あるけれど、吹替なしというのは、実はあまりない。
でもこれは、ソリストと俳優、それぞれがその分野のプロでなければならない事を考えると、同一人物が兼ねるというのはやはり難しいことだと思うので、ジレンマというか仕方のないところなのだけれども。
どっちを取るかとなると、演技面を考慮して俳優を使い、演奏は吹替で…となるのだけど、これは音楽映画の場合、陳腐になりがちだった…。
ましてやパガニーニのようなヴィルトゥオーゾを描くとなると、やっぱりどうしても吹替なしの“本物”の演奏を劇中で聴きたくなるわけなのです

そして、そんな事が出来るのは、容姿にも恵まれ、ヴィルトゥオーゾを演じるにも申し分のないデイヴィッド・ギャレットは、あまりに素晴らしい素材であって、それを自分で分かっているあたり…うむむ
でもパガニーニを演じるなんて、相当にプレッシャーだったはずですよね…

そして、映画はというと…。ところどころ端折ったり、ん?って思うところがあるのは否めませんが、パガニーニを2時間で描ききるのは、土台無理な話しなので、仕方ありません。うん。
そこはもう演奏がすべてを物語っていますし、楽曲に魂ありきという事で

劇中にシューベルトが使われているところもパガニーニとの関連で良かったですし、パガニーニの真髄が超絶技巧だけではなく、アリアにもあるというテーマもあって、とても良かったです

いやぁ、ギャレットは格好良かった…


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