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『女』(1948)

2014年03月25日 | 邦画(クラシック)
『女』(1948)

監督:木下惠介
キャスト:水戸光子、小澤栄太郎

【作品概要】
踊り子の女が、彼女につきまとうヤクザな男から逃れて再出発するまでを、箱根や熱海でのオール・ロケーションで描いた野心作。宿場町の火事を背景に、二人の駆け引きのサスペンスが最高潮に達するシークエンスは圧巻。 (東京フィルメックス公式サイトより)

【感想レビュー】
そうか、ロードムービーなのか…とハタと気付く。
こわいよう…とブルブルしながら観ました…。
『女』…は本当に怖いです…。

それでまた、水戸光子さんが素晴らしくて…‼
もう色んな感情がその顔に、その身体に表れます。
不安、心配、恐怖、ズルズルと男に流されてしまうもどかしさ、我慢、諦念、開き直り、恍惚、母性、愛情…。

グルグルします。グルグル

幾つものトンネルを通り抜ける度に、違う表情。違う心情…。

なんだ⁈『女』は自分に酔っているのか…?とだんだん思い始めたら…。

ラストに言い放った言葉は…やはりかと思いつつも、衝撃的。
台詞よりも、その顔の表情と精神性が…怖いよ…な作品でした

木下惠介監督作品も観なければ~



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