あれもこれも

灰原中心二次創作サイトの創作人によるあれこれ日記。何かありましたら「拍手」からどうぞ。お礼は名探偵コナンの小ネタ三種類。

生兵法は・・・

2009-03-18 23:59:11 | サンデー感想
 ずいぶんと暖かい一日でした。こういう日は駅までの自転車も気持ちが良いです。そして適度な運動後には電車の中での居眠り。将に春のダイゴミというやつですよ。

 それでは以下はおかわりのオムライスには何を描いてもらうのかがちょっと気になる今週のサンデーの感想です。


 長かった赤壁シリーズも来週で終了のようですが、とりあえず仲達はもっとふくよかなイメージでお願いしたかったです。
 お約束どおり高明さんは生きていて、大和警部はやっぱりツンデレだったということが今回の全てですね(激しく間違っているのではないかという気もしないではないです)。大和警部と高明さんがお互いをすごく認め合っている友情はわかりましたが、本家孔明は三国志演義中でも屈指の人を見る目と人望の無さを誇っている人物なので、この人に能力を認められても嬉しくいかも。
 まあ、どこまでも三国志にこだわりつつ解決の道筋は付いた様子ですが、実は最初の頃は「泣いて馬稷を切る」から高明さんの部下が犯人だ!と密かに思っていたのですが、全く関係が無い模様です。
 さてコナンたちは次号の犯人逮捕のために何か策略を巡らせるようですが、孫子は軍略の基礎として「兵は詭道なり(戦争は騙しあいなんだよ)」と言っていますが、探偵達もそういう路線なんですね。何かこれで正義とか言われてもなあ(苦笑)
 計略は「空城の計」とわりとメジャーなところを持ってきましたね。本家孔明も採用してますし、徳川家康が武田軍との戦いで使ったりしています。「大勢の人がいると見せかけて実は空だった」という作戦で「誰もいないと思わせておびき寄せて本当は待ち伏せしてた」というのとは違います。これをどのように利用するのかは想像ができないので楽しみにしています。
 この自信満々な探偵たちは孫子の「囲師には必ず闕き、窮寇には迫ることなかれ(「窮鼠猫を噛む」ってなことになるなよ)」って警句は頭には無いと思われますが、無事犯人を逮捕できると良いですね。なんと言っても本家では孔明も勘助の殉職するんですから。

 なんやかんや文句ばっかり書いてきましたけど、諸子百家好きの中国史オタクの私はこのシリーズを結構楽しんでいたような気もします。


一言どうぞ
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