「たちぎれ線香」という落語があります。落語は基本的にはお笑いなのでバットエンドが少ない中で珍しくシリアスなバットエンドな噺です。それでも上方落語屈指の名作で私も大好きです。
先週の朝ドラの主題が「たちぎれ線香」だったので本物の「たちぎれ線香」が聞きたくなりました。私が映像で持っているのは米朝師匠と文枝師匠のもので、今日はちょっと陽気な文枝師匠版を選びました。
久しぶりに見る文枝師匠の噺は、明るい分だけ最後のシーンが余計悲しくて、失敗したなあ、と思いつつやっぱり見入ってしまいました。30分ちょっとなのに映画を一本観ているような気になるのは流石です。
この噺、ストーリーは芸妓小糸に入れあげた若旦那が実家に閉じ込められている間に、小糸が若旦那恋しさのあまり死んでしまって・・・と、これだけでも物悲しいのですが、もちろん途中はそれなりに笑いもあります。途中で三味線がや唄が入って賑やかですし、話の構成も良く出来ているので、落語を知らない人や興味が無い人でも笑って泣けて十分楽しめます。
ただし、演出家のわかぎえふさんは出勤途中の電車の中で米朝師匠版の「たちぎれ線香」をカセットテープで聞いていて泣き出したことがあるそうです。聞かれるときは周囲にご注意を。
先週の朝ドラの主題が「たちぎれ線香」だったので本物の「たちぎれ線香」が聞きたくなりました。私が映像で持っているのは米朝師匠と文枝師匠のもので、今日はちょっと陽気な文枝師匠版を選びました。
久しぶりに見る文枝師匠の噺は、明るい分だけ最後のシーンが余計悲しくて、失敗したなあ、と思いつつやっぱり見入ってしまいました。30分ちょっとなのに映画を一本観ているような気になるのは流石です。
この噺、ストーリーは芸妓小糸に入れあげた若旦那が実家に閉じ込められている間に、小糸が若旦那恋しさのあまり死んでしまって・・・と、これだけでも物悲しいのですが、もちろん途中はそれなりに笑いもあります。途中で三味線がや唄が入って賑やかですし、話の構成も良く出来ているので、落語を知らない人や興味が無い人でも笑って泣けて十分楽しめます。
ただし、演出家のわかぎえふさんは出勤途中の電車の中で米朝師匠版の「たちぎれ線香」をカセットテープで聞いていて泣き出したことがあるそうです。聞かれるときは周囲にご注意を。
はめものとしては、明確に目的を持って演出しているという面でも、少し違うタイプだなとも思います。
私は最近忙しいので、なかなか映像で落語という訳にはいきませんが、CDで聞く事は多いです。
三代目桂春団治師匠のCDが多いですね。
三代目と言えば、DVD-BOXが欲しいです。
なかなか買う機会がないのが、悲しい所。
なんでも3月末に喜寿記念落語会をワッハ上方でされるそうです。行きたいけど、チケットが取れるかどうか。
DVD-BOXも出てるんですね。欲しいなー。