欣喜雀躍（雀だけに）

　現在、東京にいます。新宿駅西口で伝言板を探してみたり、意味もなく秋葉原で途中下車してみたりと仕事で来ているはずなのに、東京を満喫中です。
　ところで昨日は品川で新幹線を降りて山手線に乗っていたら電車が急に止まってしまったのですが、乗客はまったく騒がずに大人しくしているのに「やっぱ都会だなあ」と妙に感心しました。

　さて、実はある人から今週のコナンはすごいことになってるよ、と聞いていたので朝からホテルの裏のコンビニに行って買って来ました。そしてこれから大事な仕事なのに衝動のままにこんなに時間に感想を書いてます（笑）

　それでは以下はララアは無理でもよっきゅんならアムロとシャアが分かり合えることに衝撃を受けた今週のサンデーの感想です。　

　
　まず最初に一言。
　青山先生、今まで哀ちゃんの待遇が悪いとか、いい加減にしろととか文句ばかり言ってすいませんでした。
　
　先週の感想で「コナンは二週間寝てていいよ」と書いたもののまさか本当に寝てるとは思いませんでした。最初から最後までずっと寝てる主人公というのもなかなかにシュールな光景です（というか誰かちゃんと寝かせてあげればいいのに。あの格好は起きた時つらいと思う）。

　麒麟の角とキッドの正体を探すことになったわけですが、それにしてもコナンがキッド相手に夢中になっている傍らで先週からきちんと探偵団に指令をだしていたのはさすがです。いつも自分しか見えてないコナンとは違い、「少年探偵団」として行動するもの哀ちゃんらしい優しさです（「探偵団」としてくくられているわけではないと信じたいんです）。このあたりは哀ちゃんとコナンの違いがはっきり現れていますね。野球で例えればやっぱりコナンはマウンドの王様エースピッチャーで、哀ちゃんは全体が見れる捕手やセカンド的な性格です。

　さて後半はまさに「名探偵コナン」ではなく「名探偵哀」です。何かがひっかるんだけどどうもうまく結論が出ない様子で「やっぱこーいうの苦手」と心中つぶやく哀ちゃんですが、コナンが普通じゃないだけで、普通はこういうの苦手だから安心して（笑）
　それにしても「やっぱ」と言うからにはいつもコナンの隣で自分も推理していたんですね。思いもしない結論を導くコナンを横で見つめてたとか、何ですかこの萌える設定は。それから気絶するコナンを微笑みながら見つめる所も本当に久しぶりに原作でコ哀に萌えました。

　推理の方ですが、コナンを眠らせるにしてもキッドならスタンガンという手段はとらないでしょうからコナンを眠らせた犯人は別にいるとしても、やたらと外へ出せという中森警部がなんだか気になります。
　最後に哀ちゃんが朱雀にたどり着いてるので流れというのは先週も書いた四聖獣から「緑→赤→白→黒」ということだと思います。そもそもこれは五行思想で言うなら風や地脈の流れなので、一点から風を入れると順番に風が吹き抜けて中央が開くといった仕掛けがあったのかもしれません。ファッション誌を愛読している哀ちゃんなら風水に詳しくてもおかしくないですしね。

　それにしても、今週は本当に萌え成分を補給させていただきました。土曜のアニオリも楽しみだし、こんなに恵まれててもいいのだろうかとちょっと不安になるくらいです。灰原サイトさんのコ哀熱が一気に沸騰しそうですね。　

　今週のサブタイトルが「朱雀」ということはこのシリーズはあと「白虎」と「玄武」の二回が残っているのでまだ哀ちゃんの活躍が見られるはずです。最後の「玄武」はコナンが起きてくるのは仕方がないとしても、来週はもう一回は哀ちゃんの活躍が楽しめるでしょう。
　
　そしてクライマックスにはキッドとの単独会話がきっとあるはず！
　
　しばらく水曜日が楽しみになりそうです。


　というわけでそれでは仕事に行ってきます。何だかすごく上手くいきそうな気がする（笑）