12月14日といえば

　今日、12月14日といえば赤穂浪士の討ち入りの日です。最近はあまり特別時代劇とか映画とかをしなくなり、私も新聞で義士祭りの記事を読むまで忘れてました。
　
　赤穂浪士の物語は映画、ドラマ、小説だけでなくもっと昔から芝居、浄瑠璃、浮世絵とあらゆる分野で取り上げられてきたメディアミックスの走りのようなものだったと思います。
　もう一つ、面白いと思うのは四七士があだ討ちをするメインストーリーだけでなく、サイドストーリーが豊富なことです。落語なら七段目、講談なら安兵衛婿入りや天野屋利兵衛、浪曲なら名刀稲荷丸といった本当のサイドストーリーや二次創作のようなものまで多彩にあります。こうしてみると昔から同人文化があったんですね。こう書くと学者や識者といわれる人に怒られるかもしれませんが、好きな作品でいろいろと想像する楽しみは同じだと思います。

　コナンも映画、小説、アニメとメディアミックスをしています。さらに多くの人が二次作品を書いていて、それぞれに色々な楽しみ方をしています。なかには本当にレベルの高い、変なアニメオリジナルならこっちの方が面白い、というような作品もあります。赤穂浪士のように何百年も残るとは思いませんが、多くの人が自分にあった楽しみ方のできる懐の深い作品であって欲しいと思います。
　などと偉そうなことを書きながら、私も二次作品を創作中。年内には完成させたいんですが、どうなることやら。
　
　ところで、ドラマ版コナンのノベライズがでましたね。とりあえず購入しましたが、すぐ読むかドラマを見てから読むかを思案中。どちらにしても観想はドラマ放映後に書きたいと思います。