サンデーで連載が再開された寿司漫画の舞台は京都ですが、京都で魚と言えば今の時期は鱧です。と書いても今週のコナンではありませんが、東の人には全然なじみがないんですよね。残念。
鱧が重宝されるのは祇園祭の時季なので正確にはまだ少し早いのですが、その頃にはとても私の口に入るような値段ではありませんので、鱧好きとしては今のうちにしっかり味わっておいて祇園祭が終わるまで我慢ということになります。私としては天ぷら、湯引き、柳川風、が美味しい鱧料理ベスト3で、ちなみに今夜は天ぷらです(だれも聞いてない)。
それでは以下は精霊のハラスメント的もてあそびに藤田先生の漫画検定一級の実力を見た今週のサンデーの感想です。
今週は正直言ってかなり辛口ですので読まれる方はご注意を。
ファミレス阿部ちゃん殺人事件の解決編ですが、ネタにしていいのかすら思ってしまうほど後ろな掲載が恐ろしいです。一応、大阪組にFBIのメンツまで絡んでこれでドラマなんぞに手をだしている余力があるとは思えないんですが。
それはともかく、今回の話は関西人の中にはイラっとした人が少なからずいたんじゃないでしょうか。正直、私も江戸川に関西人、バカにしてんのか!?と思わないではありませんでした。
言葉による容疑者特定は推理小説ではおなじみなので(王道なのは『砂の器』ですが、『ベネチアングラスの謎―霞田志郎の推理 』の「みぎか、ひだりか」がおススメ)、「塩辛い」という方言ネタは珍しくはないですが問題はありません。ただ関西人がエセ関西弁にイラっとするというのはちょっとね。
他の地方の方は知りませんが、関西人がエセ関西弁にイラっとするのはテレビなどで作り上げられたら関西へのイメージと、そういったおかしな関西人像に必ずと言って付随してきたネイティブではない関西弁への反発が強いと思います。例えて言うならコナンが今回使っていた関西弁では絶対に使わないことをイメージ先行で使うような言葉づかいです。
下手な関西弁に怒ってるんじゃなくて、無理に使おうとしている事とその後ろにあるイメージ先行に怒ってるんであって、この場合外国人の片言の日本語とは別です。例えば外国人に日本語と言えばとたずねて「スシ、テンプラ、スキヤキ」と答えられた時に、イラっとするならばその感覚がおかしな関西弁に私たちがイラっとする感覚に近いと思います。というわけで今週最大級にイラっときたのは明後日の方向のフォローをかました上にとんちんかんな関西弁をかましている蘭の「せやせや」です。関西人、バカにしてんのか?
まあ、そもそもおかしな関西弁にいちいちムカついてたら『名探偵コナン』という作品自体読めません。少なくとも平次の大阪弁はあり得ないくらいおかしな言葉づかいです。アニメになると確かに平次の声をされている堀川さんは大阪出身なので幾分聞けますが、それでも全体としてはかなりおかしな言葉です。いちいち気にしてたら平次の出るかいなんてイラついて仕方がありませんよ。
そう言う意味で今週の話で一番呆れたのは平次の関西弁がまともだとGODと編集部が思っている点でしょうか。なんなら関西人100人にアンケートしてみれば、ほぼ全員に「アホか」って言われること請け合いです。
郷土愛からくる怒りはさておいて、世良がらみで今回怪しさを増したのはジェームズさんです。思えば初登場の回で哀ちゃんの組織センサーが微妙に反応してましたし、カポネと同郷にしてモリアーティー教授と同名の彼がここにて急に伏線の中心に入ってきた様相です。そういえば実際ジェームズさんは哀ちゃんを見てますが、哀ちゃんは初登場以来ジェームズさんと顔を合わせていませんし、バーボンが登場しだしてからFBIチームと哀ちゃんは接触していないんですよね。このあたりがもしかしたら、今後の伏線回収のカギになってくるのかもしれません。
としあえず関西人がいかに他府県民のイメージとのギャップを感じてるかは↓この曲が全て表現してくれている気がします。
鱧が重宝されるのは祇園祭の時季なので正確にはまだ少し早いのですが、その頃にはとても私の口に入るような値段ではありませんので、鱧好きとしては今のうちにしっかり味わっておいて祇園祭が終わるまで我慢ということになります。私としては天ぷら、湯引き、柳川風、が美味しい鱧料理ベスト3で、ちなみに今夜は天ぷらです(だれも聞いてない)。
それでは以下は精霊のハラスメント的もてあそびに藤田先生の漫画検定一級の実力を見た今週のサンデーの感想です。
今週は正直言ってかなり辛口ですので読まれる方はご注意を。
ファミレス阿部ちゃん殺人事件の解決編ですが、ネタにしていいのかすら思ってしまうほど後ろな掲載が恐ろしいです。一応、大阪組にFBIのメンツまで絡んでこれでドラマなんぞに手をだしている余力があるとは思えないんですが。
それはともかく、今回の話は関西人の中にはイラっとした人が少なからずいたんじゃないでしょうか。正直、私も江戸川に関西人、バカにしてんのか!?と思わないではありませんでした。
言葉による容疑者特定は推理小説ではおなじみなので(王道なのは『砂の器』ですが、『ベネチアングラスの謎―霞田志郎の推理 』の「みぎか、ひだりか」がおススメ)、「塩辛い」という方言ネタは珍しくはないですが問題はありません。ただ関西人がエセ関西弁にイラっとするというのはちょっとね。
他の地方の方は知りませんが、関西人がエセ関西弁にイラっとするのはテレビなどで作り上げられたら関西へのイメージと、そういったおかしな関西人像に必ずと言って付随してきたネイティブではない関西弁への反発が強いと思います。例えて言うならコナンが今回使っていた関西弁では絶対に使わないことをイメージ先行で使うような言葉づかいです。
下手な関西弁に怒ってるんじゃなくて、無理に使おうとしている事とその後ろにあるイメージ先行に怒ってるんであって、この場合外国人の片言の日本語とは別です。例えば外国人に日本語と言えばとたずねて「スシ、テンプラ、スキヤキ」と答えられた時に、イラっとするならばその感覚がおかしな関西弁に私たちがイラっとする感覚に近いと思います。というわけで今週最大級にイラっときたのは明後日の方向のフォローをかました上にとんちんかんな関西弁をかましている蘭の「せやせや」です。関西人、バカにしてんのか?
まあ、そもそもおかしな関西弁にいちいちムカついてたら『名探偵コナン』という作品自体読めません。少なくとも平次の大阪弁はあり得ないくらいおかしな言葉づかいです。アニメになると確かに平次の声をされている堀川さんは大阪出身なので幾分聞けますが、それでも全体としてはかなりおかしな言葉です。いちいち気にしてたら平次の出るかいなんてイラついて仕方がありませんよ。
そう言う意味で今週の話で一番呆れたのは平次の関西弁がまともだとGODと編集部が思っている点でしょうか。なんなら関西人100人にアンケートしてみれば、ほぼ全員に「アホか」って言われること請け合いです。
郷土愛からくる怒りはさておいて、世良がらみで今回怪しさを増したのはジェームズさんです。思えば初登場の回で哀ちゃんの組織センサーが微妙に反応してましたし、カポネと同郷にしてモリアーティー教授と同名の彼がここにて急に伏線の中心に入ってきた様相です。そういえば実際ジェームズさんは哀ちゃんを見てますが、哀ちゃんは初登場以来ジェームズさんと顔を合わせていませんし、バーボンが登場しだしてからFBIチームと哀ちゃんは接触していないんですよね。このあたりがもしかしたら、今後の伏線回収のカギになってくるのかもしれません。
としあえず関西人がいかに他府県民のイメージとのギャップを感じてるかは↓この曲が全て表現してくれている気がします。
鱧、今年はまだ食べてないので、週末辺り食べま~す。
本当にマスコミの関西イメージの捏造にはうんざりです。
鱧、楽しんでくださいね。七月に入るまでが勝負ですから。