ぬばたまの

本日は灰原クラスタ三大祝日の宮野の日でございます。

というわけで以下、宮野の日小話です。


赤井と明美さんが分かれてちょっと経った頃。

「志保、髪の毛切った？」
「ええ。少し研究の邪魔になってきたから」
「研究の邪魔って年頃の女の子が何言ってるのよ。志保は髪を伸ばす気は無いの？」
「無いわよ。私、くせ毛だし」
「せっかくお母さんと同じ綺麗な紅茶色なのに」
「ちょっとお姉ちゃん、髪乱れるからあんまり撫でないでくれない」
「ごめんごめん、志保のふわふわの猫っ毛が気持ちいいから、ついね………」
「もう。………でも私はこんな色じゃなくて黒髪が良かったな」
「どうして？」
「だって、とっても艶々して綺麗だし。………それにお姉ちゃんと同じ色が良かった」
「志保………。バカね。黒髪なんていいことないわよ。。黒髪の　乱れもしらず　うちふせば　まづかきやりし　人ぞ恋しきってね。寂しい独り寝の女になっちゃうわよ？」
「お姉ちゃん…………」
「冗談よ。そーれーにーこうして私が志保の髪を撫でる楽しみがなくなっちゃうじゃない〜」
「ちょ、やめて！お姉ちゃんったら」
「あははは」
「もう！わかったわ！じゃあ私がお姉ちゃんの髪を整えてあげる」
「え？志保？ちょ、それは整えるじゃなくてかき回してるのよ〜」
「ふふふふふふ」



たまに二人であった日はそんな思いっきり子供っぽい姉妹の姿があってほしい。

というわけで宮野姉妹万歳。