日時:8月7日
映画館:バルト11
パンフレット:A4版700円。コラム満載充実の内容。読むのに3日くらいかかる。
前作、「ダークナイト」を見たときに本ブログで「3時間くらいで「ジョーカー ゴッサム・シティ壊滅大作戦(PGー18)なんてあったら、絶対、楽しそうだ。」と書いたら、本当にその通りになってしまった!!
ワタシって予言者かっ!と自画自賛したいところだが、100回くらい映画妄想を口走っていれば、1つぐらい的中することもあるよね。(笑:ポール・W・S・アンダーソンがクルスクの大戦車戦を映画化するって妄想は当たりそうな気がするんだけど。)
閑話休題・・・さて、今回の「ダークナイトライジング」なのだが・・・
これがもう本当に凄い映画だ。ここ最近、観た映画の中では一番、完成度が高いんじゃないだろうか。
前作ではジョーカーの造形ぶりがあまりに素晴らしく、またヒース・レジャーの逝去とも重なって、そこばっかりに話が行ってしまっていたが、今回の悪役はベイン。
って、誰?このキャラは知らなかったし、外見的にも地味だ。ところがオープニングから思いっきり、豪快な悪を見せてくれる。掴みはバッチリ。
ジョーカーがアナーキストだとしたら、ベインは反政府主義のアジテーターといった感じの造形で、ごつい外見とは裏腹に、策謀を巡らせた悪事を気持ちよいくらい、どんどん進めていく。目指すはもちろん、ゴッサム・シティの壊滅!燃えろ、ゴッサム・シティ!!
ここに新キャラ、アン・ハサウェイのキャット・ウーマンが絡む。絡むと言っても、そっちの方ではなく、ストーリーの方ね。(笑)
この絡み方がちゃんとしていて(くれぐれもストーリーの方ね)、違和感がない。と言うか、全編にわたって、脚本が練り込まれ、伏線の張り方も素晴らしい。前作も「インセプション」もそうだが、小説的な展開でストーリーを追うことにワクワクしてしまう。
(アン・ハサウェイは相変わらず可愛らしいのだが、したたかで、しかもバイセクシャルっぽいという描写もいい。)
ブルース・ウェインからベイン、ゴードン本部長に至るまで、どの登場人物を追ってもちゃんと1つのストーリーが出来上がり、それが重層的に構成されているし、小説的な展開を追うために、画面の隅々まで気が配られ、なかなか気が抜けない。あんまり核とネタバレ・・・もとい書くとネタバレになるので、書かないが、このストーリー展開にするためには2時間45分という長尺はもっともだと思うし、全然、苦にならない長さだ。
重厚な音楽と特殊効果を感じさせないライブ感あふれるリアルで重々しい画面づくりも魅力。神の視線のロングショットで展開する数々の破壊シーンがたまらなくいい。重装甲車両大好きなワタシは○○を搭載したトレーラーが爆走するだけで興奮するのだが、その場面さえ、ちゃんと物語の中に馴染んでいる。
久しぶりにもう1回、映画館に足を運ぼうと思った映画だった。
ところで、キリアン・マーフィーのスケアクロウがまたまた登場。なんだかんだで、彼は3作とも出演しているんだよな。
映画館:バルト11
パンフレット:A4版700円。コラム満載充実の内容。読むのに3日くらいかかる。
前作、「ダークナイト」を見たときに本ブログで「3時間くらいで「ジョーカー ゴッサム・シティ壊滅大作戦(PGー18)なんてあったら、絶対、楽しそうだ。」と書いたら、本当にその通りになってしまった!!
ワタシって予言者かっ!と自画自賛したいところだが、100回くらい映画妄想を口走っていれば、1つぐらい的中することもあるよね。(笑:ポール・W・S・アンダーソンがクルスクの大戦車戦を映画化するって妄想は当たりそうな気がするんだけど。)
閑話休題・・・さて、今回の「ダークナイトライジング」なのだが・・・
これがもう本当に凄い映画だ。ここ最近、観た映画の中では一番、完成度が高いんじゃないだろうか。
前作ではジョーカーの造形ぶりがあまりに素晴らしく、またヒース・レジャーの逝去とも重なって、そこばっかりに話が行ってしまっていたが、今回の悪役はベイン。
って、誰?このキャラは知らなかったし、外見的にも地味だ。ところがオープニングから思いっきり、豪快な悪を見せてくれる。掴みはバッチリ。
ジョーカーがアナーキストだとしたら、ベインは反政府主義のアジテーターといった感じの造形で、ごつい外見とは裏腹に、策謀を巡らせた悪事を気持ちよいくらい、どんどん進めていく。目指すはもちろん、ゴッサム・シティの壊滅!燃えろ、ゴッサム・シティ!!
ここに新キャラ、アン・ハサウェイのキャット・ウーマンが絡む。絡むと言っても、そっちの方ではなく、ストーリーの方ね。(笑)
この絡み方がちゃんとしていて(くれぐれもストーリーの方ね)、違和感がない。と言うか、全編にわたって、脚本が練り込まれ、伏線の張り方も素晴らしい。前作も「インセプション」もそうだが、小説的な展開でストーリーを追うことにワクワクしてしまう。
(アン・ハサウェイは相変わらず可愛らしいのだが、したたかで、しかもバイセクシャルっぽいという描写もいい。)
ブルース・ウェインからベイン、ゴードン本部長に至るまで、どの登場人物を追ってもちゃんと1つのストーリーが出来上がり、それが重層的に構成されているし、小説的な展開を追うために、画面の隅々まで気が配られ、なかなか気が抜けない。あんまり核とネタバレ・・・もとい書くとネタバレになるので、書かないが、このストーリー展開にするためには2時間45分という長尺はもっともだと思うし、全然、苦にならない長さだ。
重厚な音楽と特殊効果を感じさせないライブ感あふれるリアルで重々しい画面づくりも魅力。神の視線のロングショットで展開する数々の破壊シーンがたまらなくいい。重装甲車両大好きなワタシは○○を搭載したトレーラーが爆走するだけで興奮するのだが、その場面さえ、ちゃんと物語の中に馴染んでいる。
久しぶりにもう1回、映画館に足を運ぼうと思った映画だった。
ところで、キリアン・マーフィーのスケアクロウがまたまた登場。なんだかんだで、彼は3作とも出演しているんだよな。
題名:ダークナイト ライジング 原題:The Dark Knight Rises 監督:クリストファー・ノーラン 出演:クリスチャン・ベイル、アン・ハサウェイ、トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン |
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