kamacci映画日記 VB-III

広島の映画館で観た映画ブログです。傾向としてイジワル型。美術展も観ています。

ボビー

2007年03月05日 | 洋画(普通、まあまあ、及第点)
日時:3月5日
映画館:宝塚1(この映画館、ホント久しぶり。)
パンフレット:A4版600円

エミリオ・エステベスは青春の一部だ!!
行きつけのバーのマスターとか、年の近い映画ファンと話をすると結構、エミリオ・エステベスがキーワードになることってあるんだ。

ワタシもエミリオ・エステベスが大好き。
「レポマン」で「マンデーナイトフッボール、ダラス、ジェファーソンズ、ギリガンズ・アイランド!」って「TV Party」の歌詞を叫ぶシーンなんて、人生の一コマと化しているし、「ヤングガン」の「うひゃひゃ」と笑うビリー・ザ・キッドもいい。
「張り込み」や「マイティ・ダック」はもちろんのこと、「メン・アット・ワーク」も「ローデッド・ウェポン」もリアルタイムで見ているし、「地獄のデビルトラック」でさえ、劇場で見ているのだ!(何の自慢だ。)

だから、本作もロバート・ケネディの映画というより、エミリオの映画として見てしまう。

エミリオはきっと20年早く生まれたかった類の人間なのだ。子どもじゃなく、大人としてあの時代を生きたかったに違いない。ちょうど、ワタシが20年早く生まれて、マカロニ・ウエスタンをリアル・タイムで見たかったように・・・。

ただ、映画として見るとその想いが強すぎて、雰囲気作りはいいんだけど、ドラマやキャラの描写の部分が弱いのはいかんともしがたい。音楽や演説の使い方も普通すぎる。全体に平板なのだ。アメリカ人でないと、皮膚感覚で感じることができない部分があるからだろう。

登場人物の中では、チェコの新聞記者を演じたスヴェトラーナ・メトキナがいい感じ。

ところで、舞台となったアンバサダー・ホテルって、「トゥルー・ロマンス」の大銃撃戦の舞台となったところだよね。そういう訳でもないんだろうけど、どうも展開が「パニック・イン・スタジアム」を思い起こさせてしまった。(ネタが70年代だね。)
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