日時:10月22日
映画館:バルト11
パンフレット:A4版600円。黒と赤をあしらった毒々しくてカッコいいデザイン。
エルロイって何か読んでたと思うのですが、「ブラック・ダリア」は読んだかなあ・・・。
まあ、欲と業にまみれた登場人物の悲劇というのが分かっているだけで充分なんですが。いた仕方ないとしても、どうしても「LAコンフィデンシャル」の雰囲気が似ている。
ミステリーなので、当然ストーリーは入り組んでいるけど、テンポよく展開するので飽きさせない。
本筋はともかくとして、映像に興味がいって、死体発見のカメラの動かし方とか一人称カメラの長回しなんて、デ・パルマらしくって嬉しくなってしまう。
配役の中では、スカーレット・ヨハンソンがひとくせありげでいい感じ。(こういう路線が得意だね。)
アーロン・エッカートとかジョシュ・ハートネットは地味で、「LAコンフィデンシャル」のガイ・ピアースを彷彿とさせる。
あとでロケ地がブルガリアと知って、ビックリ!セットを作るだけでなく、何十台もの車まで持っていくハリウッドの産業力には本当に驚かされてしまう。
ところで、「ファム・ファタール」を見逃したことがつくづくも悔やまれる・・・。
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