かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

シェークスピアのストラットフォード・アポン・エイボン

2018-06-29 03:04:33 | ブログ記事
続けて書こうと思っていたけれど、イギリス旅行に続けての帰省のため、疲れによる睡魔に襲われ寝込んでしまっていました。

コッツウォルズ地方の次はシェークスピアの生家の残るストラットフォード・アポン・エイボン。

まず、シェークスピアの生家を外から見て、


シェークスピアの子供の頃の部屋はこの写真の三階のように見える屋根裏部屋だったようです。

その後、シェークスピア一家の眠る墓地へ、かなり歩きました。



このあと他の人たちは墓地のある教会に入ったのですが、私達は皆から離れて街の横を流れる川沿いを歩きました。



これが大正解でした。

白鳥が固まって休んでいる場所も見られたし、


地元の人たちの憩う姿も見られました。

ロイヤル・シェークスピア劇場も


ここまではよかったのでしたが、この日は朝から歩く観光が続いたため、このあとシェークスピアの生家に戻って家の中も見学する予定だったのに、私が歩けなくなってしまったのです。

公園の階段に座り込んだ私を見て夫は「ここで動かずにおれ。僕は一人で観光を続けるから」と言うのです。

「え、こんなところに一人でほっとかれるのはいやよ。少し休めばまた歩けると思うから、一緒に休んでくれない?」と頼む私に夫は「時間がもったいない」と言います。

が、結局、少し待ってもらってから一緒に集合場所の近くまで移動した後、夫は一人でシェークスピアの街の観光を続けました。

私も、もちろんシェークスピアの生家の中も見たかったけれども、この日はもう歩くのは無理でした。

このことが発端になり、夕食後、大喧嘩になり、夫は私を殴りました。

たぶん私が夫が私に合わせてくれないことをなじったのだと思います。

それに怒った夫が私をなぐったという図式だったと思いますが、細かいことはもう忘れてしまいました。

連日の強行軍のせいで、お互い気が立っていたのでしょう。

次の日からは、仲直りとまではいかなかったけれども、また普通に旅を続けました。

夫の目一杯たのしみたい気持ちは理解するものの、連れ合いの妻を思いやらない態度には我慢がならなかったのです。それでつい昔はこうではなかったのにと夫に文句を言ってしまったのでしょう。

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4 コメント

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Unknown (西北)
2018-06-29 12:05:20
どんなに言い合いになろうとも
70歳の人が、妻を殴るなんて怖すぎるし
酷いよ。
大丈夫でしたか?殴られたとこは?
私なら、呆れるし怖さと旅は続けられないと
思います。
その後、普通に戻ったんですか。
白鳥綺麗ですね!
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西北さんへ (びこ)
2018-06-29 14:24:06
夫も手加減して殴ったと思います。私の眼鏡は吹っ飛びましたが、おかげ様で、怪我はしませんでした。まあ、70歳を過ぎて妻を殴れるほど、夫も若いということなのかも?(苦笑)

白鳥は、最初は綺麗と感激したのでしたが、あまりにも数が多すぎて、最後のほうは、夫と「白鳥もよく見ると、あまり人相(鳥相?)がよくないね」などと言い合いました。
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Unknown (ままちゃん)
2018-06-30 03:34:58
米国や英国で夫が妻を殴る(そこに手加減があるということはありません)という行為は、刑事犯罪で、もし目撃者があれば、そして痣など顔や体にある場合十分に逮捕される可能性があるし、罰せられることもあります。びこ様の心臓の状態などを考えても、大事に至らなかったのは幸いでした。慢性疲労も慢性疲労症候群Chronic Fatigue Syndromeである可能性があるかも知れません。 70歳はまだまだほんの序の口の年代だということをどうぞお忘れにならず、これからが、びこさんの新しい人生ですよ。若輩者のようなことを不躾に申しますが、本当にそうですよ。
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ままちゃんさんへ (びこ)
2018-06-30 05:30:30
ご心配していただき、ありがとうございます。

アメリカと比べると、まだまだ日本は人権的に遅れていると思います。特に高知県という辺鄙な地域は遅れています。

夫は都会で育っていますが、両親が高知県で育っていますから、いまだに封建的な考えをもっています。

それでも、そんな夫でも、もっと封建的な嫁いびりをした義母からかばってくれた人ですので、その点は感謝しています。

私自身、もっと人権に目覚めなければならないと思いますが、実際問題として、難聴ではあるし、心臓も悪いですから、強く出られない面があります。

70歳をまだまだと思う気持ちもありますが、これも実際問題として、なかなか自分の権利を守るところまではいきません。

でも、今回、こうして、ままさんにご助言いただいたことで、なにがしかの勇気をいただけました。

これからも、折に触れ、力づけていただけると幸いです。ありがとうございました。
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