かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

介護施設で83歳の老女が入浴介護の職員に乱暴

2019-01-03 19:30:25 | ブログ記事

いまや83歳が、どれほどの老人かと思うくらい、元気な老人が増えた。

が、身体が元気で、認知症は現在進行形という老人が一番困ると思う。

我が家の義母も晩年は認知症だった。

が、若いころの高圧的な態度はなりを潜めて、むしろかわいいおばあちゃんになってくれたことは
私には有難かった。


が、世の中、そうは上手く事が運ばない。

我が家の義母と反対に、
若いころは物分かりがよかったのに、年取ってから聞き分けが悪くなる老人もいるだろう。


私の実母なども、若いころは割合話の分かる人であったのに、年取るにつれて頑固になった。

世の中には、そういうご老人のほうが多いかもしれない。

で、冒頭の老女が、どういうふうにそんな乱暴者になったかは知る由もないが、
老人の世話をした体験からしても、本当にケースバイケースとしか言えないのではなかろうか。

では、いったいどうすればいいかと考えるが、
やはり長生きをしすぎないことだとしか言えない。

昔は、今ほど長生きしなかったから、認知症になる老人も限られていたと思う。

医学の発達のおかげで、昔なら疾うに亡くなっていた人たちまでが生きる時代になった。

これは私にも当てはまるが、決していいことばかりではない。

なんとかして昔のように、大半の人を自然死に戻すことはできまいか。

それしか現代の抱える老人問題を解決する道はないと私には思える。

今回の事件では、介護されていた職員の方をお気の毒と思うと同時に、
乱暴を働いた老女の方も、ある意味、気の毒な気もする。

ご家族の方々は、なおさらだ。

何の悪いことをしたわけでもないのに、ある日自分の親がこういう暴力老人になってしまったら、
家族はいったいどうすればいいというのだろう。

降ってわいた災難とは、こういうことを言うのだ。

こういうふうに子供たちに害を及ぼさないためにも、老人は速やかに死ぬ必要がある。

と、これは自分が老人だから言えるのであって、若い人たちが言えば社会問題になる。

*

★何よりの親孝行は死ぬことを勧める子供になることらしく

★子孝行なるべく早く死んでやることかも知れず早く死ななむ

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
びこさんへ (峰子)
2019-01-03 22:55:33
びこさんお久しぶりです。
そして 今年もよろしくお願いいたします。
賑やかで楽しいお正月をお過ごしでしたね。。。
お疲れは出てませんか?

私はなが~い旅から今日帰って来ました。
早速びこさんの記事読ませていただきました。
一ヶ月近くコメントできず 忘れられてるかも?と心配です😅

今年がびこさんにとって穏やかな毎日でありますように。。。
そして できればお会いしたい❗ 私の願いです。
お母さまの一回忌が控えてますね。
寒さ厳しい時ですのでくれぐれもご無理されませんように。。。
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峰子さんへ (びこ)
2019-01-04 02:07:53
おひさしぶりです。コメントありがとうございます。

ご旅行なさっておられたのですか。

私も一人だったら旅に出ていたと思います。

が、さいわい賑やかなお正月になりました。

が、峰子さんもご心配くださっている通り、かなり疲れました。

これは最近は独りでいることの多い後遺症かもしれません。

家族であっても、人の世話をするのがしんどくなりました。

私は一月の半ばごろの一人旅を計画しています。今度は泊りがけです。

ということで、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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