かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

席を譲られること

2018-04-17 11:40:58 | ブログ記事
いま「団塊シニアのひとりごと」さんの
席をゆずるむつかしさ、ゆずられるむつかしさ」を読ませていただいた。

その記事に書かれてあった譲られた人は81歳の男性らしいが、
その年齢なら、見かけの如何に関わらず、素直に譲ってもらえばいいのにと私は思った。

実は、私は、70歳になった翌月の先月、若い女性に電車で席を譲っていただいた。

一瞬、「えっ」と思ったが、座りたかったので、素直に譲っていただいた。

帰宅して夫に、「私って、そんなにお婆さんに見えるかしら?」と聞くと、

夫は、「その人、中国人じゃなかったか」と言う。

というのが、夫は仕事の関係で、一時頻繁に中国に行っていたが、
向こうの国で感心するのは、年寄りを大事にすることだと。

他のことではあまり感心する国ではないと思っていたが、
それだけは、日本も見習わなければと思うと。

向こうでは、
夫が電車に乗ったら、たいがいの若い人はさっと席を譲ってくれるそう。

これは、夫が年寄りだからというわけでなく、
中国の人達は、目上の人と思ったら、席を譲ってくれるのだそう。

なるほど、それはいいことだ。

中国も捨てたものじゃない。

が、私に席を譲ってくれた人は、中国の人ではなかったと思う。

ただ、顔も綺麗な人だったが、見るからに心の綺麗そうな女性だった。

それで疲れた顔をしていた私に思わず譲ってくれたのではなかったか。

それと私が昨年の8月から白髪染めをやめたことも関係しているかもしれない。

それまでは譲ってもらうことなど一度もなかったが、
私より明らかに若そうな人が譲ってもらっているのを目撃したことはあった。

その人は白髪であった。

私は同年配の人は、
白髪であろうが、黒髪であろうが、
ほぼ年齢を推測できるのであるが、

若い人達には、
白髪かどうかが年齢を推測する大きな目安になるのではないか。

だから歳はとっていても、毛染めしている人は席を譲ってもらいにくいかもしれない。

「団塊のシニアのひとりごと」さんの書かれた男性が
白髪染めをしていたかどうかは不明だが、
まあ、80歳も超えれば、どんな人もお年寄りの風貌にはなると思う。

これとは関係なく、

私は、ある年齢になれば、変な見栄など張らずに、
年寄りは年寄りらしくしていればいいと思うのだが、どうだろう。

昔から「年寄りの冷や水」という言葉がある通り、
年寄りが変に頑張るのは、返ってみっともないと思う。


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2 コメント

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Unknown (やっほ)
2018-04-17 17:56:07
日本人がお年寄りに席を譲らない理由は席に座ると、とにかく良く寝てしまいます。
特技です。それでお年寄りが前に立っても気が付かないのです(笑)

それと席を譲るタイミングも難しいです。

お元気そうな団体さんにこれ見よがしに目の前に立たれてもねぇ。
大変居心地が悪いです。

外国の人がそう言った光景を目にしてどう思うでしょうか。
10歳は若く見えるかも知れませんね。日本のお年寄り。

お気の毒な様子の方でない限り、団体さんに席を譲る必要ありません。
自分の「健康状態と年齢」を基準に考えてみました(笑)
様子を観察すれば分かりますよね。
「寝たふりはやめよう」っと(笑)
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やっほさんへ (びこ)
2018-04-17 18:13:30
私が次の記事を書いている間にこのコメントが入っていたようです。

そうですね。若い人の眠ったふりは多いですね。

が、若い人も、仕事をしている人達は疲れているでしょうから、必ずしも席を譲る必要はないかもしれません。

元気な老人も多い昨今ですから。

それより何より、老人といえども、仕事をしていない人は、働いて疲れている若い人たちに席を譲ってもらうのは遠慮したほうが?

でも、譲られたら素直に受けたほうがいいですね。譲ってくれた人に恥をかかさないためにも。
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