さきほど来栖宥子★午後のアダージォを読ませてもらった。
和歌山カレー事件は林真須美が犯人ということで、
すでに死刑も確定しているらしいけれど、
林真須美はいまだに無実を訴えているらしい。
もし本当に林真須美が無実であったとしたら、
死刑執行されたあと、取返しがつかないことになるが、
そんなことは言ってはいけないのだろう。
が、オウムの松本サリン事件で、
被害者だった河野義行さんが犯人として逮捕されていたことを鑑みたとき、
もし万万一、林真須美が犯人でなかったとしたら、どうなるだろうと思ってしまう。
こんなことを書くと、
和歌山カレー事件の被害者の方々にはお叱りを受けるかもしれないが、
しかし、松本サリン事件のときも、
私達はマスコミの推測記事に騙されて河野さんを犯人と思わされていた。
林真須美も、新聞、テレビ等で知らされるニュース等では、
犯人と思わせられているが、しかし、私達が実際に見たわけではないから、
100パーセント信じることはできないと思う。
むかし名張毒ぶどう酒事件というのがあったらしいけれども、
あの事件も未だにすっきり解決したわけではないと聞くにつけても、
私達はマスコミの流すニュースを鵜呑みすることは慎まなければならないと思う。
弊ブログ、お読み戴き、恐縮と感謝です。
私も、和歌山カレー事件について冤罪のように受け止めていましたが、帚木蓬生さんの著書に接し、そうではないかも…と感じるようになりました。帚木さんの作品『閉鎖病棟』『安楽病棟』は、楽しく読みました。
* 和歌山カレー事件が題材 帚木蓬生著『悲素』 ヒ素という秘毒を盛る「嗜癖の魔力」毒は人に全能感を与え、その〈嗜癖〉性こそが問題 https://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/8e0f03df616433dbcdb1bbaf5faebc4d
>オウムの松本サリン事件で、被害者だった河野義行さんが犯人として逮捕されていたことを
>私達はマスコミの流すニュースを鵜呑みすることは慎まなければならないと思う。
同感です。
私も林真須美のことは限りなくブラックに近いグレーとは思っております。が、昨日読ませていただいた林真須美の長男の話を読んで、昨今のわが子ですら虐待する鬼親と比べれば、林真須美は少なくともわが子に対しては慈母と思ったのです。だから、子供さん達のために冤罪であってほしいと、これは叶わぬ夢とは思いましたが、書いてみました。ご紹介いただいた記事も拝読させていただき、大変勉強になりました。ありがとうございます。
が、それにしても、罪人の子供だと言っても子供たちに罪はないと思います。だから、林真須美の長男ということがわかったら解雇されるとかいうのは不当な処遇に思えました。親が罪を犯しても、子供は生きる権利があると思います。