Green;私の心の語らい

日々学んだこと、感動したことなどを、絵、文章、写真で紹介していきます。

早期退職 サラリーマンたちの哀歌

2013年04月01日 | つれずれに思うこと
日曜日午後2時からのTV番組「ザ・ノンフィクション 早期退職 サラリーマンたちの哀歌」というのがあった。
見ようか、見まいか迷ったが…見なかった。
見ることが出来なかった。
マロを連れて「ダッコダッコ散歩に出かけた」。

私も定年1年前(これは良い方)に早期退職を言われた。
この時、定年前の者は全員が声をかけられた。
まぁ55歳以上は声をかけられたと思う。
声をかけられた者同士で「何も言わずに辞めよう」と、話し合っておいた。
前にも書いたが「私だけが早期退職中止」となって、定年まで勤務することになった。

早期退職した人たちは、あちこちの会社に再就職した(当時は再就職口があった)。
そして彼らが、定年退職後の私に「技術者教育」の仕事を要請してきた。
10年近くかけて準備した「技術者教育」の仕事。
予想を超えた仕事が来た。
その仕事は、約7年続いた…まぁ十分にやれたと思う。
人生、何が幸いするか分からない。
しかし近年は「何も幸いするものがない」。
再就職もない…哀歌のみが響く。

昨夜、会社勤務時代に何度も何度も「お説教」をしたOさんから電話があった。
Oさんは、49歳で早期退職になった。
昨年、私の所に「早期退職になってしまった」と葉書が来た。
電話は、
「私、明日から仕事に出掛けることになりました。
小学校の英語補助教員です」
「ホント」か? 良かったな~」
「私の気持ちを支えてくれた貴方のお蔭です」
「イヤ、オレは何もしていないよ」
昨年、Oさんと英会話学校で偶然会ったので、二度ほどじっくりと話を聞いて今後の作戦を立てただけ。

日曜日、私は大泉運動公園へ花見にでかけた。
桜は華麗ではないが、美しい。




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