Green;私の心の語らい

日々学んだこと、感動したことなどを、絵、文章、写真で紹介していきます。

英語でお喋り

2013年03月15日 | 英会話
美術の話になった。
「こないだ、テレビの番組で「ルーブル美術館」をやってたよ。
そこで、日本の脳科学者が「ミロのビーナスの魅力」について説明してた。
ミロのビーナスには、腕がない。
発掘されたときに、既に腕は無かったんだ。
それを美術館は、敢えて再生しなかった。
ビーナスを見る人は、無い腕を想像することで更にビーナスに魅せられていくんだって…。
あの腕はどうなってんのかな~。
オレなんか両手でオッパイ支えてるのかなって思ってるんだけど」
「ちょっと待って、スケベジジィ。なんだ『ミロのビーナス』って?」
「ミロのビーナスを知らないの?
日本では、中学の教科書にも出てくる有名なヤツ。
こんなの(下手な絵を描く…お尻を大きく…大き過ぎか)」
「彫像(statue)か?」
「そう、ミロ島から発掘されたんだ」
「Venus di Milo ?」
「そう、ミロ」
「それなら『ヴィナス・ディ・マイロゥ』って発音するんだけど」
「ガ~ン」
話しは、江戸時代の浮世絵(版画と説明)に及んだ。
「ゴッホは日本の版画が好きでね…」
「誰?」
「ゴッホも知らないの。有名な画家で中学の教科書に…」
「????」
「彼はひまわりの絵で有名なの。そんで彼の自画像には片耳がないの…分かる?」
「Van Goh ?」
「そうそう、ゴッホ」
「それなら『ヴァン・ゴッ』だ。
hの後にoがないだろ。
だからゴッホとは発音しないの…分かった?」
「ガ~ン」
話しは『何でも鑑定団』に。
「その番組は知ってるよ。
アメリカにもあって『Antique Road Show』って言うよ。
アンティーク・マニアには人気ある番組。
若い人は興味ないみたい。
年寄りは、この番組が好きだね」
「どうせオレは年寄りだよ」
でも、話しがやっと通じた。
なんか今日は疲れたな。


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