10月9日:ウイーン ホーフブルク王宮 美術史博物館 シュテファン寺院
ウイーンの交通と駐車事情:
昔の街並みが保存されたまま、車が多くなったウィーンには駐車場が殆どない。
道路の両側が指定の駐車場となっている。
パーキングチケットを買って車に貼る。住人は年間ステッカーとかを買っている。
駐車場を持たない人は毎度毎度家の近くに駐車スペースを探して徘徊しなければならない。
郊外でも同様に道路の両側にビッシリ。但し郊外は無料のところも多いみたいです。
古くて風情のある街に住むにはそれなりの苦労があるのですねぇ。
車種は当然ですが、ワーゲン、ベンツ、オペル、アウディ、BMWつまりドイツ車、そしてトヨタ、日産も少しあった。
クラウンみたいな大きい車は見られません。
またウィーンは,歴史的遺産を適度に活用しつつトラム(路面電車)や自転車といった自動車以外の交通機関を積極的に促進して車の少ない都市を目指している。
でも車は減っていないとのことです。
裏通り:車の走る所が狭くて一方通行になっている道も多い。
とにかくこの光景がすごくて最初はアッと驚きました(この写真はインターネットから取りました)。
特に住宅地は隙間なくビッシリと駐車。
トラムと自転車専用道の標識(ホテルの近く) 伝統的建物とトラム(東京に比べて車は少ない)
王宮は9時に開かれる。
7時過ぎにホテルのレストランで朝食。
バイキング方式で美味しそうな食物が色々あって、意地汚い私は食べ過ぎてしまった。
寒いのでこんな格好でトコトコ歩いて出かけた。
どこでも道路の端は駐車スペースです。
ホテルでもらった地図(ドイツ語で全く読めないので絵を参考に)を見ながらテクテク歩き続けました。
やっと王宮に着いたが大きくて入り口が分らない。
2人に聞いたがその人達も分らない・・・と。
中国人ツアーの女性ガイドに聞いた。
最近の海外観光客は日本人よりも中国人の方が多いみたい。
ここが見学の入り口だ。
ツアー客がたくさん来ていた。
王宮にはハクスブルク家ゆかりの品々が展示してある。
まぁ大したもんだ・・・。
「開運!なんでも鑑定団」に出したら、いくらになるかな・・・なんて考えながら見た。
1つ100万円×10000個=・・・?いや100万円以上の物が一杯あるぞ・・・バカだな~。
とにかくお宝で一杯だ。
スゴイ スゴイ。
美術史博物館
ここも場所が分らずアッチコッチ。親切な人を探した方が早い。
美術史博物館の外観と内部。
大きな絵がたくさんある。
椅子に座って観られるのが良い。
美術館を出て、コーヒーショップで昼食。ケーキの美味しいこと!
次は「シュテファン寺院」だ。ウン見える見える「アレに違いない」。
近いようで遠いな~なんて思いながらテクテクと・・・さんざ歩いた。
何と言っても私は事前調査全くなしでウイーンへ来たのだ。
大きな公園を突き抜けてグングン歩き続けた。
やっと着いて入ろうとしたら、入り口が閉まっている。
「どこから入るんですか?」
「今日は日曜で休みです」
「・・・」
「ここはシュテファンではありません。市庁舎(市役所)ですよ」だって・・・
「ガーン」。
「んで・・・シュテファンは?」
「ここからは見えない。あっちの方角です」
何と西へ行くところをウイーン繁華街の東の外れまで来てしまった。
後でガイドブックで調べるとこの市庁舎は1872~1873年に建設、中央の塔の高さは98m。ここも見学者が多いと書いてあった。
次の人は「シュテフアンですか2Km以上あります。
トラム(路面電車)で行きますか、歩きますか?」。
当然歩きだ。
「方向はコッチです。そこの道を進めば行けます」。
皆さん親切だ。
ウイーンはロンドンやパリと違ってこじんまり。
直径4Kmくらいの円の中に繁華街があるようだ。
訳の分らない通りを歩くのも面白い・・・と思うしかない。
それにしても道は入り組んでいる。
馬車に乗ろうかと思ったが、多分観光馬車はタクシーとは違うはず。
本物のタクシーは・・・? 見当たらない!
立派な建物の前に出た。後で調べたら「王宮のミヒャエル門」。
つまり又王宮の近くに戻ったことになる。
お陰で色々な所を見ることが出来た・・・かな。
最後に母娘に聞いたら
「シュテファンはすぐそこ。この道を真っ直ぐよ」
「よかった」。
やっとケルントナー通りに出た。
ケルントナー通りはウィーン旧市街の中心街・目抜き通りで歩行者天国になっている。通りの両側には、高級ブティック、カフェ、宝石店など多くの店舗が並んでいる。
宝石店は中国人で一杯であった。
気が付いたら笠をさしているのは、日本人くらいか。
小雨が降ったり止んだりなので、オーストリアの人達は笠をささない。
シュテファン寺院:外観を工事中でした。
中は荘厳。
正面入口から主祭壇までの身廊の長さは107mもある。
寺院に入るのは無料だが、この正面に行くのは350円。
殆どの人は無料の横のコースへ回っていた。
横は途中までしかいけないのに、欧州は不景気なのであろう。
中間点から入り口を振り返って見る。出る時、裕福な私は大金100円を寄付してきた。
それにしてもウイーンの建物は皆きれいだ。
グリーンの右が自転車道路、続いて駐車スペース、車道。
歩道は一番右側にある。赤い屋根の手前を右折するとホテルだ。
15時半にホテルの部屋に戻った。
今日は疲れた・・・これからお昼寝タイム。
夕食はケルントナー通りの日本料理店“天満屋”まで天ぷら定食を食べに出かけた。
お陰でまた歩くことになってしまった。
店は日本人抜きで一杯の客であった。
疲れて風呂にも入らずに20時に「グー」となった。
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