秋桜（コスモス）散歩

「小春日和とは、秋に木枯らし一号が吹いた後の、暖かい春のような日を言います。
もう木枯らしが吹いた地方があるので、今日は小春日和と言って良いでしょう。」と天気予報で言っていた。
「そうか今日は小春日和か…。
そんな小春日和の～♪穏やかな日は～♪貴方のやさしさが～♪しみてくる～♪～
あした嫁ぐ私に～♪」
「 ウッセナー、音痴は歌なんか歌うな…昼寝の邪魔。
第一オメェが嫁げる訳ねぇだろー。
そんな汚ったねぇの誰がもらうか！　へっ。」
「山口百恵の秋桜いいなー。
うっとり…。
コスモスを見に行ってこようかなっと」
「 勝手に行け…サッサと消えろ…音痴野郎め！」
「コスモス見るには、柿の木の横を通るんだったな～」
「
ボクもコスモス見たい！」
「花が好きなんか？」
「 ウン…大好き」

ということで、やってきました。
先ずは、柿の木を通過する。
畑の中の柿の木も風情がある。

もうカラスが大分食べてしまっている。
細い枝の先に成っている柿は、カラスも食べられない。

「 ボクお腹空いた…これじゃコスモスを見られそうにない」
「しょうがないね一つだけだよ…お腹壊すからね。
ほれっ」

「 カプッ…大きすぎて口に入らないよ」
「これでどう」

「 ウミャー…もう一つ」
「ハイ二つめだ…これで終わりだよ。
どのくらい美味い？」
「このくらい」

「…」
コスモス畑にやってきた。

マロは、あまり関心がないみたいだ。
柿の時と全然違う。

ホントに綺麗だ。
一杯写真を撮った。
帰りは…。
「疲れたよ～」

妻から「柿はもう食べきれない…」と言われたので、取らない。
私も柿は少し食傷気味。