Green;私の心の語らい

日々学んだこと、感動したことなどを、絵、文章、写真で紹介していきます。

定年退職後にやること

2012年10月22日 | 水彩画
私は、この9月をもって企業契約の仕事を終えた。
一度はやってみたい・・・という仕事(コンサルタント)であった。
少しの期間(6年)であったが、本当にやりたかった仕事が出来て満足している。
リーマンショック以後仕事は激減し、
この2年間の仕事は月に1回だけであった。
60歳代に何をするかの準備は40歳代から始めた
週末を使って、懸命に準備してきた。
50歳代に入ってもそれは続いた。
準備万端。
私の希望は大学の先生になることであった。
自宅に研究所を作って、論文発表をして。
結果、大学から誘いがきた。
結局、大学には行かず個人事業を始めてしまった。
これで良かったと思っている」

もう1つ
私が高校を卒業した18歳のときに見た夢。
それは絵(水彩画)を描くこと。
これしか考えていなかった。
他に何の欲もなかった。

今こそ、18歳の夢の続きをやるとき。
しかし長いブランクがある私には、「絵を描く気持ち」が出てこなかった。
何をどう描くかも忘れていた。
驚くほどに全てが消えていた。
絵を描くこと夢があったという、かすかな記憶を辿るのみ。
本当に私は、絵が好きだったのだろうか。

2010年4月に絵画教室に入った。
1年間はほとんど描けなかった。
ひどい絵を描いていた。
2年目も暗中模索。
先ずは高校時代のレベルに戻らなければ。
あの頃の情熱を取り戻さねば。
「忘れたことを思い出す」のが、これほど大変とは思わなかった。

何かを実現するには、プレッシャーがあった方がよい。
好きなことをやるにしても。
つらい時は「逃げ口」として趣味に入ることが出来る。
何もつらいことが無くなった時、「逃げ口」はない。
プレッシャーが必用。

「ブログを始めて絵を公開しよう」と考え付いた。
「ブログは絵が貯まってからにした方がいいですよ。
大変ですから」という方もいた。
絵などいつまで経っても貯まらない。
何かプレッシャーがないと、絵が描けない。

ブログも1つのプラッシャーとなるはず。
色々行動しないと、ブログは書けない。
自分の生活をブログに書くのではなく、ブログに従って生活が進むと思った。
多くの方が見てくださる。
ダラダラした生き方はできない。

高校美術部時代は正に「描かねば、学ばねば、進歩せねば」の時があった。
それで充実していた。
勉強や進学など眼中に無かった私は特に・・・。
あの頃に戻りたい。
あの純粋な心をもう一度。
ただそれだけ。

定年後の生活は少しづつ軌道に乗ってきた。
「定年後は好きなことをやる」というのは;
・大変なことと知った。
・情熱が要ると知った。
・エネルギーが要ると知った。


ザクロがこんなに一杯になってしまった。
公園のザクロ、採る人は誰もいない。
私が毎日、1つづつ頂いている。
そして描いている。


コイツも継続だ! 何て言って。
飽きることが無いのかなぁ。

下に新聞紙が敷いてあるのは、「シッコ対策」。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿