ソフトウェア開発したい日記

「面白い!」と思った頭の体操や、数学の問題を載せていきます
その他ロードバイクででかけた先の写真や、ソフト開発のメモ等

X線CTにおけるビームハードニングについて

2010年06月10日 22時24分50秒 | 科学
メモがてら勉強。

透過X線強度は線減弱係数に依存する。
線減弱係数は入射X線のエネルギーに依存する。
入射X線は一般に連続X線であり、多様なエネルギーを持つ。

連続X線が物質を通るとき、低エネルギーの方が吸収されやすい。
連続X線が高エネルギー寄りになる。

そんなこんなでアーチファクトが発生。
このアーチファクトをビームハードニングと呼ぶらしい。

とりあえず疑問に思ったのは、アーチファクト発生するなら
連続X線じゃなくて単色X線使えばいいんじゃ?と。(素人意見ですが)

調べてみると、金属スリットやらマイクロメータやらで
連続X線を単色化する技術は色々とあるようで。
具体的な金額は調べれていないけれど、多分そこまで高くつかないような気が。

そこで単色X線とCTで調べてみると、Spring8を利用した研究とかが出てきました。
X線を単色化するのは難しくないけれど、Spring8などを利用しないと
十分なエネルギーが得られないということでしょうか?

ちょっとよくわからなかったので
とりあえずもう少し周辺から知識固めていきます。