「学園祭」の季節
やって来ました深秋の候、「学園祭」の季節です。そして筆者にとっての「学園祭」と言えば「大学祭」のそれであり、「大学祭」といえば、「九大祭」ということになるでしょう。それは、以前、本ブログでも述べたように、筆者がかって住んでいたマンションが福岡市中央区の梅光園(ばいこうえん)にあり、そこから徒歩5分ほどのところに、「九州大学」の「六本松(ろっぽんまつ)キャンパス」があったからです。
そして、この六本松での「九大祭のテント公演」こそ、筆者と「演劇」とを結びつける大きなきっかけの一つとなりました。この“いきさつ”については、本ブログの記事「テント小屋の学生演劇」(2009.11.28)をご覧ください。
筆者も、もちろん観に行きたいと思います。寒風対策を抜かりなく整え、できれば例年どおりの「かぶり付き」を……。
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素晴らしいパノラマが広がるキャンパス……駐車場
「九大・伊都キャンパス」は敷地が広大なため、訪問者用の「駐車スペース」もかなりあります。駐車できないのでは……という心配はまったくありません。ご安心ください。
近頃「歩く」ことがめっきり少なくなっているのでは……という(?!)あなた――。「九大伊都キャンパス」の駐車場から「演劇」公演会場の「大テント(小屋)」まで歩いてみませんか? ん百メートルを歩くことになりますが、歩く距離の遠さも、それにかかる時間の長さもまったく感じないのです。目を見開いて、「卑弥呼の郷」……そして“知と未来”……の“まほろば”に広がる「光と風と緑」を堪能してください。“見えるもの”が、“あなたにしか見えないもの”があるはずです。
ぜひ、一度「テント小屋」の「演劇体験」を……。できればご家族で……。
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九州大学演劇部
【2013年九大祭大テント公演】
◆公演日時…2013年11月23日(土) ・ 24日(日) 「九大祭」当日
◆場所…伊都キャンパスセンタ1号館裏の白テント
◆料金…1公演観劇100円
◆上演予定作品(以下、全6作品)
1 『Baseball』
●作/演:石松紘宇
●出演:丸尾行雅 秀島朱里 兼本峻平 白居真知 伊東雅史 小林佑 山本貴之
●公演:24日10:00~、17:00~
あらすじ:「『野球?ボール投げて打つだけのスポーツでしょ?』いえいえ、その一球にも様々な駆け引きが行われています。
真剣勝負です。これはそんな野球のお話。でももしかしたらただ青いだけのお話なのかもしれません。」
2 『命名』
●作/演:若藤礼子
●出演:石川悠眞 田中斐佳 伊東雅史 八浪陽 長野真結
●公演:24日12:00~、15:00~
あらすじ:「自分が自分として存在することができるのは、自分でない他者が存在するからである。
ある年の晩夏に出会った博士が教えてくれた。過去の記憶、1番好きな花の異称…。
誰もが名前を与えられ、自分の人生を歩み始める。」
3 『7人のイトウ』
●作/演:石川悠眞
●出演:小林佑 長野真結 兼本峻平 木下智之 白居真知
●公演:24日9:00~、14:00~
あらすじ:「『ユウキ、それユウキが聞いたらきっと怒るよ?』『…は?何言ってんの?』
唐突に聞かされた自分と同じ名前の人の存在。妄想と、悪ふざけと、ちょっぴりの前進の物語」
4 『小さくて大きな1つの家族』
●作/演:山本貴之
●出演:木下智之 白居真知 丸尾行雅 中村彩乃
●公演:24日11:00~、18:00~
あらすじ:「少し未来の話。平和な家族にやってきた1つのボタン。
笑いと涙と感動と、プレミアムロールケーキな毎日」
5 『110~クリステルのなく頃に進撃の伊都から愛を込めてアルマゲドンに届け:Q~』
●作/演:木下智之
●出演:兼本峻平 石川悠眞 山本貴之
●公演:23日17:00~ 24日16:00~
あらすじ:「少年は諦めない。囚われてなお足掻き続け、挑み続ける……そこに未来があると信じて。
全てが終わった時、彼の目に映るのは希望か絶望か、彼の未来に光はあるのか。
若き眼差しは前のみを見つめ進み続ける。」
6 『深海』
●出演:若藤礼子 石松紘宇 木下智之
●作/演:白居真知
●公演:23日18:00~、24日13:00~
あらすじ:「男が目を覚ますとそこは竜宮城。息子として接する見知らぬ夫婦。
深い海の底で愛という名の玉手箱は男をどのように変貌させるのだろうか?