『感性創房』kansei-souboh

《修活》は脱TVによる読書を中心に、音楽・映画・SPEECH等動画、ラジオ、囲碁を少々:花雅美秀理 2020.4.7

・トヨタ自動車・豊田章男社長のSpeech(後①)

2021年08月18日 01時35分05秒 | ●脱TV❶:Speech動画

  自分だけドーナツ(=感動的な歓び)見つけよう!  

 そしてここからが「第三幕」です。

 「バブソン大学」院生時代、勉強ばかりしていて「つまらない人間(boring)」となっていた豊田青年が見出した〝歓び〟は、なんと「ドーナツdonut)」でした。

 

 「アメリカのドーナツが、こんなにも美味しく歓びになるなんて思いもしませんでした。」 

 「自分だけのドーナツを見つけてください。私(豊田章男)にとってドーナツより好きなものはです。」

 そして豊田社長は、後輩の「卒業生」に向かって①~⑫の言葉を紡ぎ出すのです。

  ①「前だけを見て全てが上手くいくと考える。」

 ②「予想外の事があっても、恐れない。」

 ③「必要な時に劇的な変化起こすことができるか。」

 ④「変化から逃げるのではなく変化を受け入れる。」

 

 ……これから「不透明な厳しい現実社会」へ出ようとしている卒業生にとっては、実に的確な励ましではないでしょうか。

  そして、将来「成功した企業」のCEO(=chief executive officer 最高経営責任者)になっているであろう「後輩たち」に対して、同じCEOとして豊田章男先輩は語ります。

 

 ⑤「しくじらないでください。」

 ⑥「正しいことをやりましょうそうすればお金はついて来ます。」

 ⑦「何歳になっても、常に新しいことを学びましょう。」

 それに続けて、〝誰もが生徒になれる〟〝生徒というのは、いつだって最高の仕事〟であると。とても簡潔で納得できる表現ですね。

 ⑧「あなたに影響を与える人見つけてください。彼らからエネルギーをもらいましょう。」

 ⑨「誰かに影響を与える人なってください。」 続けて、

 ⑩「立派なグローバル市民になってください。」 

 ⑪「環境の事、地球の事世界で何が起こっているのか、いつも気にかけてください。」 そして、 

 ⑫「恰好をつけるのではなく温かい人になってください。」

 

 トヨタでは〝誠実さ、謙虚さ、尊敬〟といった価値観を「トヨタウエイ」として大切にしているとのこと。

 いよいよ終幕」です――。

 「今日という(卒業式の)日は終わりであり、始まりです。(日本では、今年2019年の)5月1日から「新しい時代」に突入し、「令和(れいわ」(=美しき調和という名前がつけられました。

 あなたの時代が「美しき調和」に囲まれて成功にあふれ、多くのドーナツで満たされることを願っています。ありがとうございました。」(Speech 終了。次回、最終回

  The American Donuts, be forever! 

    アメリカン・ドーナツよ! 永遠なれ!  

 

 

 Tea time

 まったくテレビを見ない筆者の〝お笑いタイム〟の源は、もっぱら「ネット動画」です。この「動画」も大好きな一つです。

◆動画 【爆笑】『バレエ公演』間違えてるよ!!(3分22秒)

 【TOMOAKIのバレエブログ】さんから拝借 。ウィーン(オーストリア)の著名な少女バレエ団による〝コミカル・パフォーマンス〟です。

 次回が本シリーズの「結び」すなわち「最終回(後②)」であり、私見をまとめてみたいと思います。