叱られそうな話ですが、十種神宝の図、鏡・剣・玉・比礼に見えますか??
鏡の図はどちらかというとまだ銅鐸に見えませんか。
玉の図も玉には思えないし、比礼だって我々の思うようなストール状のものではありません。
品物火禮は例えるなら化粧まわし?
単なる妄想話です。聞き流してください。
「布留」「ゆらゆらとフル」・・・
十種神宝は「振る」ことによって霊力を発揮する宝だったように思えます。
紗などでできたストールのような比礼をヒラヒラと振る。(あるいは化粧まわしのような比礼をユラユラと振る)
八坂瓊の御統などを 瓊音もゆらに 振る。(十種神宝の玉の図は御統とはかけ離れていますが・・・)
祭祀に用いる銅剣や銅鏡も「振る」ことによって霊力が発揮されるものだったのかもしれません。
剣の舞、鏡の舞としてユラユラと振る…。
十種神宝の鏡が実は銅鐸だったなら、振ることによって霊力を発揮する祭器としてピッタリだと思います。
物部氏が銅鐸と関係すると考える研究者も多いことですし。
しかし鏡だとはっきり言っていることはさすがに無視できませんねぇ…
季節外れながら「さなぶり」とはもともとは「サナキ振り」神事だったのではなかったかと思っています。
田植えと関係するさなぶり。
かつては山の中腹に登って行っていたところもあるようで、神戸の桜が丘銅鐸の出土地なんて、サナキ振りの地としてふさわしく思います。
「さ」の神の神器、サナキを振り豊作を祈ったのではないでしょうか。